こんばんは、ヴィスタリアです。
公演中止が相次ぐ「ガイズ・アンド・ドールズ」、宙組「カルト・ワイン」、月組「グレート・ギャツビー」
公演中止のお知らせが相次いでいます。
ショックなのとしんどくて、落ち込んだり不貞腐れたりヤケになったり…不安定な気候のように気持ちが落ち着きません。
帝劇「ガイズ・アンド・ドールズ」は6月9日～7月9日までの公演期間のうち、6月21・22日、そして6月26日～7月8日の公演が中止が発表になりました。
帝国劇場「ガイズ＆ドールズ」公演中止期間延長のお知らせ【7月7日（木）～7月8日(金)】ご観劇を楽しみにお待ち頂いておりましたお客様には、大変なご迷惑をお掛けしますこと、心よりお詫び申し上げます。詳しくはこちらからご確認をお願いします。https://t.co/M1wG3D4ay2
— 東宝演劇部お知らせ用 (@toho_oshirase) July 4, 2022
残すは千秋楽と博多座公演のみです。
新演出、すばらしいセットに振付、そして豪華なキャスト。
そろいもそろった舞台が予定の半分しか上演できないなんて、これだけのキャストが揃うのに何年待つ必要があるのかと思うと無念でなりません。
ブロードウェイミュージカルで、新演出に新脚本で、映像に残したりライブ配信することも難しいことを思うと、
感染症のせいで”見られたことが奇跡”になってしまうなんて悔しすぎます。
新型コロナウィルスをインフルエンザと同じ５類にするのは時期尚早だと思いつつ、
エンタメ業界で１人でも陽性反応が出たら止まってしまう現状はなんとかならないものか…というも歯がゆさも感じなくはありません。
舞台「千と千尋の神隠し」は公演中止がありながら大千秋楽はダブルキャストだからこその役替わりで実施されましたが、
陽性反応が広がれば公演の実施そのものは難しくなります。
それに宝塚歌劇のようにシングルキャストが基本の舞台もありますし、代役を立てるとしても想定し準備うるのは数人の休演が精いっぱいかな…と思います。
「ガイズ・アンド・ドールズ」公演中止期間の延長に追い打ちをかけるように宙組「カルト・ワイン」のドラマシティ公演の千秋楽までの公演中止が発表になりました。
宙組 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演『カルト・ワイン』の公演中止（7月5日～7日）について
宝塚歌劇では、感染予防対策の一環として、公演関係者全員の検温や体調確認を毎日実施するとともに、定期的なPCR検査を自主的に実施しておりますが、
宙組 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演『カルト・ワイン』の公演関係者から、新型コロナウイルスの陽性が確認されましたため、7月5日（火）～7日（木） の公演を中止させていただきます。
ご観劇を心待ちにしておられたお客様には大変申し訳なく、深くお詫び申し上げます。
7月４日夜の劇団のLINEで知りました。
４日の公演が突然の”千秋楽”となってしまい、大千秋楽に予定されていたライブ配信も中止が発表になりました。
おそらく「カルト・ワイン」は映像に残っていない状態なのかなと思うと、宝塚歌劇は映像に残りBlu-rayが発売されスカイステージで放映され、音源もリリースされるのが基本ですから（よく考えたらものすごい充実ぶりだと思うのですが）、
公演中止も辛いしこのすばらしい栗田先生のあてがきによる名作が二度と見ることができないと思うと…泣いてもいいですか（涙）
ずんちゃん（桜木みなと）は初の東上主演作品となるはずだった「壮麗帝」がリスケジュールでドラマシティとなり、
「カルト・ワイン」でようやく東上を果たし、完走目前だったのに…（涙）。
さらに一夜明けて、月組「グレート・ギャツビー」の初日延期のお知らせがありました。
月組 宝塚大劇場公演『グレート・ギャツビー』公演関係者の新型コロナウイルス陽性判定ならびに公演初日の変更について
月組 宝塚大劇場公演『グレート・ギャツビー』は、7月16日の宝塚大劇場での初日に向け公演準備を進めておりますが、今般、公演関係者から、新型コロナウイルス陽性が確認されました。
これを受け、必要な措置を進めておりますが、感染拡大防止のため公演準備を一定期間休止せざるを得ないことから、予定していた公演のうち、7月16日（土）の初日から7月21日（木）までの公演を中止し、7月22日（金）を初日とさせていただきます。
ご観劇を心待ちにしておられたお客様には大変申し訳なく、深くお詫び申し上げます。
コロナ禍でのリスケジュール以降、公演中止がなく駆け抜けていきた月組がとうとう公演中止となってしまいました。
VISA協賛50作目、ポスターも製作発表のお衣装も美麗で大劇場のチケットも完売する勢いだったというのに（涙）。
感染者数も再び増え始めている中で公演中止がこれ以上広がらないことを祈るばかりですが、
もはや避けることが難しい状況なのかもしれないと、チケットが紙切れになり突然千秋楽になってしまう覚悟をしておかないといけないのかもしれないと、悲しいですが思っています。
舞台関係者の命と健康を守るため、憎いのはウィルスですがこの状況がいつまで続くのか……憎いです。
そしてどんなに対策をとっていても感染する状況、誰もが陽性反応者になる時代なのだと思います。
陽性反応の方が無症状で今後も後遺症などなく、そしてご自身を決して責めることがありませんように。
どうかこれ以上辛い思いをされることがありませんように。
花組 芹尚英が復帰 退団公演「巡礼の年／Fashionable Empire」
そんななかでうれしい、とてもうれしい、ほっとするお知らせがありました。
花組大劇場公演「巡礼の年／Fashionable Empire」を休演していたえいちゃん（芹尚英）が復帰します！
よかった！千秋楽はえいちゃんのお誕生日。どうか公演が無事にできて大階段をおりられますように。
「休演させていただいておりました芹尚英は、7月7日（木）11時公演より復帰いたします｡」
花組 宝塚大劇場公演 休演者復帰について | ニュース |宝塚歌劇公式ホームページ https://t.co/NJzCeM86Pt— ヴィスタリア@聞いてちょうだいこんなヅカバナ (@zukabana_vis) July 6, 2022
ツイートしたらたくさんの反応をいただいて、宝塚を愛する多くの方々がえいちゃんのことを気にかけていたんだなと、宝塚のあたたかさを感じています。
この公演でご卒業されるえいちゃん、千秋楽7月11日がお誕生日です。
花組公演は今日が最後の休演日です。
どうか明日以降、千秋楽まで無事に公演ができてえいちゃん、
飛龍つかさくん、でぃでぃ（若草萌香）、
音くり寿ちゃんが最後の大劇場の大階段をおりられることを祈っています。
大劇場の花組も東京宝塚劇場の星組もどうか完走できますように。
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