こんにちは、ヴィスタリアです。
今日は宝塚大劇場で花組「巡礼の年／Fashionable Empire」が千秋楽を迎えました。
千秋楽おめでとうございます！
新型コロナウイルスの感染者が増え、各所の舞台が中止を余儀なくされているなかでの完走に安堵しています。
が、同時に今日は宙組「HiGH&LOW／Capricciosa!!」の集合日でもあったのですね。
宙組「HiGH&LOW／Capricciosa!!」留依蒔世の退団発表
花組「巡礼の年／Fashionable Empire」の宝塚大劇場千秋楽をライブ配信で見ている最中、twitterでどうやら宙組「HiGH&LOW／Capricciosa!!」の集合日であることに気づきました。
なんだかよくない予感がする…と劇団の公式サイトを開き（←やめておけばいいのに見ずにはいられない私。。。）退団者のお知らせに接しました。
宙組 退団者のお知らせ
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
宙組
留依 蒔世
希峰 かなた
琥南 まこと
惟吹 優羽
花城 さあや
2022年11月20日（宙組 東京宝塚劇場公演千秋楽）付で退団
ああ、あーちゃん（留依蒔世）が退団してしまうなんて…。
どうか誰か嘘だと言ってください（涙）。
芝居に歌にダンスに巧すぎるほど巧い実力を備え、唯一無二の鮮烈な輝きがありながら決してやすりぎにならないあーちゃんは宙組の完成度の高い舞台になくてはならない方ではないですか。
最近では「プロミセス・プロミセス」「NEVER SAY GOODBEY」と女役が続きましたが、これまた巧すぎて圧巻でした。
あんまり巧くて外部の舞台で女役として存分に歌い演じ活躍できるのがわかるからこそ、まだまだ宝塚歌劇にいてほしい、男役のあーちゃんをもっと見ていたいと思っていました。
直近で観劇が叶った「カルト・ワイン」のチャポさんもめちゃくちゃ巧くてかっこよかったです。
チャポさん（←と、シエロ／桜木みなとではありませんがつい敬称をつけたくなるんです）がうんと悪くて色気があって、鷹揚で、とんでもなく危なくて、
これがもしあーちゃんが演じていなかったら、「カルト・ワイン」という作品のおもしろさ、魅力はここまできらめいたものになっていたかどうか。
栗田先生の、あーちゃんの男役としての魅力をひきだす当て書きでしょう。
宙組を観劇するとき、大いに楽しみにしている生徒さんのお一人でした。
寂しくなります。
やめないで、どうかもう少し宝塚に、宙組にいて――と言いたくなってしまうくらい寂しいです。
ショー「Capricciosa!!」は藤井大介先生がご担当、退団者へのはなむけに手厚い先生ですからしっかり頼みますよ！という気持ちです。
あーちゃんはもちろん、ご卒業される方々にたくさん拍手させてください。
ご卒業されるみなさま大千秋楽直前で公演中止になってしまった「カルト・ワイン」にご出演でしたからなおのことそうした気持ちが強くなります。
集合日ということで配役も発表になりました。
予習せねば…と思いますがいまは退団者の発表だけでキャパオーバーです。
そもそも今日は花組の千秋楽で、今までもたびたびありましたが、
このどこかの組の千秋楽や初日と別の組の集合日が重なる現象をどうにか避けることはできないものかと、ずっしり重たい気持ちでいます。
初日や千秋楽は寿いだり惜しんだり存分に浸りたいですし、集合日は集合日で発表されるものの重さをちゃんと受け止めたいですし、どちらも消化したり落としどころを見つけるのに時間がかかるものです。
心が大きく動くことですからどうか余白を――と思うのですが諸々の事情で難しいのでしょうね。
宙組さんは残念ながら「カルト・ワイン」「NEVER SAY GOODBYE」の公演中止がありましたので
今度こそ無事にお稽古ができて全日程完走でき、ご卒業されるみなさまがよき千秋楽を迎えられることを祈っています。
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