花組

水美舞斗様のフォトブック〜品と信念とブレイクスルー

こんばんは、ヴィスタリアです。

95期生5人のフォトブック第3弾、マイティ(水美舞斗)の1stフォトブックを読みました。

公開された表紙のオールバックにGucciのスーツのマイティのかっこよさに撃ちぬかれ、対談相手がヴィスタリアの永遠の贔屓ヤンさん(安寿ミラ)と知り「これはなんとしても買わなくては」と予約したのでした。

前回のあーさ(朝美絢)の対談相手に美弥るりかちゃん、今回はヤンさんという大好きな方たちが登場してうれしいです。

そしてヤンさんが宝塚歌劇団の生徒さんにずっと受け継いでいってほしいと思うことをお話されていて心震えました。

水美舞斗と安寿ミラの対談が貴い

対談のなかでヤンさん「この間、みりおが中心になって私のお誕生日パーティーを開いてくれた」とお話されていますから、
これは「CASANOVA」東京公演中に行われた対談でしょうか(ヤンさんの誕生日は3月30日)。

ヤンさんの隣に立つマイティがニッコニコの笑顔でかわいくて「ああ、こっち側なのね」とヤンさんファンとしてうれしくなってしまいます。

そしてマイティを引き寄せるヤンさんの仕草が男役なのがたまりません。

マイティがヤンさんのことが好きなのが笑顔にも言葉にもあふれていますが、ヤンさんがズバズバとした例の口調で、しかし大きな愛をもって喋っているのが脳内で再生され、ヤンさんもマイティがかわいくて仕方ないのが伝わってきました。

で、わかったのはマイティが気分屋だってこと(笑)。
世界一の気分屋です。

ヤンさん、あなたがそれを言いますか?とつっこみつつ、テンポのいいやりとりに頬をゆるめずにいられませんでした。

興味深かったのがヤンさんがマイティのたしかな技術に基づいたダンスを絶賛している一方で、技術面、身体面で足りないことを指摘していることです。

マイティのダンスがなぜすばらしいのか、同じ踊る人ならではの言葉がありました。

踊れる人、格好よく見せられる人はいっぱいいるけれど、体が足の上に乗っていてちゃんと体が使えている人って、実はそんなにいないんだよね。
だからムエルトや(「Sante!!」の)白い衣裳の女役みたいな振りの、体が仕えて初めて表現できるようなダンスを踊れるのがマイティの強みだと思うよ。

マイティが一問一答の一番好きなダンスに挙げている「BEAUTIFUL GARDEN」の闘牛士の場面のムエルト(死)の振付について)
マイティの中にまだ妖しさの引き出しがないんだと思う。(略)
そこはこれからがんばらないといけない部分なんだろうね。

(マイティに次までに準備しておくことを訊かれて)
背中の硬さをとること。それさえとれたら何だってできるんじゃないかな。

ダンサー同士、プロフェッショナル同士だからこそできる話だと思いました。

マイティはきちんと準備をして次の機会ーー「シャルム!」のEspoirを踊ったのではないでしょうか。

金色の衣裳で長い裾を美しく翻し捌きながら、空気を鋭く切り裂き深く動かしながら踊るマイティを見て、この場面はムエルトに次ぐ水美舞斗×ANJUの傑作だと思ったのです。

またダンスに留まらずヤンさんがマイティにアドバイスをしているのがすごく素敵な話で、ヤンさんが「マイティにならできる」という強い期待と信頼を寄せているからこその言葉だと思いました。

マイティはまだまだ発展途上の人だけれど、男役としてもっと骨太になっていけたらいいよね。
それからホストっぽくらなないで、品を絶対なくさないように。

ダンスは抜きんでているものがあるから、お芝居で役を演じるときに「水美にしかできないだろうな」っていう役を与えられる男役になってほしい。

でも本当に難しいのよ。こんなにたくさんの生徒がいる中で、惑わされずに自分の信念や考えを最後まで貫くって。(中略)
だけどせっかく宝塚歌劇団に入ったんだから「自分はこういう男役になるんだ」ていうぶれない信念だけは持っていてほしい。

(中略)宝塚のファンの方は温かいから、マイティが楽な道を選んでも見守ってくれるかもしれないけれど、マイティがそれに甘えちゃダメ。
自分から厳しい道を歩いて、信念を貫いている姿でファンを振り向かせないと。

ヤンさんご自身がいたころからの花組の仲のよさを話す一方で、ぶれないものを持つことの大切さ、ファンとの関係にも言及し、
本当に宝塚のことを、後輩のことを思っているからこそのヤンさんの愛の言葉に胸を打たれ、ヤンさんのファンになって本当によかったと思いました。

男役時代を映像でしか知らないヴィスタリアですが、何度ヤンさんに振り向いていることか。

95期からのアンケートの「音楽学校のときからまっすぐ、全力投球(月城かなと)」「みなみの男役道が、舞台でもオフでもすごくわかる(桜木みなと)」といった言葉からも、芝居・歌・ダンスに心のある舞台を見ても、
マイティなら信念を貫き通してこれぞ水美舞斗にしかできない男役を見せてくれる日は近いと信じています。

かっこよさと筋肉! 男役水美舞斗の魅力があふれる

筋肉がすごいと二度見、三度見してしまったのが書道で巨大な筆を持つ腕の筋です。

マイティの肘から上はあんなに細いのに肘から先はみっしりとした筋肉がついているのは本当にすごいと思うのです。
どうやって鍛えているのか気になります。

また海辺で花組子たちと戯れているポートではいいふくらはぎをしているのについ目が吸い寄せられます。

どのページのマイティもかっこいいのですが、表紙にも使われているストライプのスーツと裏表紙の革ジャン×デニムが好きです。かっこよすぎます。

またしろきみちゃん(城妃美伶)とのポートは完璧な相性で、特にソファに2人で座っているページは強くて美しいとはこういうことだと見惚れるばかりです。

バーの暗がり、水に濡れた2人も物語が広がるようで、スーツもの、結ばれない男女ものが見てみたい、かつての正塚先生の作品にありそうな……と思いました。

しろきみちゃんの「宝塚GRAPH」の「Darling」でもお2人がタンゴを踊っていましたっけ。

しろきみちゃんの退団公演「A Fairy Tale-青い薔薇の精-/シャルム!」でお2人は特別なつながりのある庭師のニックとウィールドン子爵夫人フローレンスを演じており、プロローグで一緒に踊ったり中詰でデュエットしていますが、
どの場面を見てもマイティとしろきみちゃんの相性のよさ、互いの美質を引き出しあっているのを感じ、この2人の舞台がもっともっと見たかった、できれば真ん中に立つ舞台が…と思いました。

マイティの1stフォトブックですが卒業を目前に控えているしろきみちゃんとのツーショットが見られてうれしかったです。

オールマイティだからブレイクスルーを切望している

一問一答のキャッチフレーズに「オールマイティー!!」になれるようがんばりますと答えているマイティですが、ダンスはもちろんのこと、芝居も歌もできてすでにそれは叶っているのでは?とヴィスタリアは思います。

マイティはこのフォトブックで「新源氏物語」の光源氏と「ロミオとジュリエット」のロミオの扮装を披露されていてもし舞台で観られたら泣くほどうれしいですが、
ぜひマイティにしかできない、代表作になる男役らしい男役が見たいです。

たとえばスーツでハードボイルドだったり、「ブエノスアイレスの風」のニコラスのような揺らぎのある男性が似合いそうで見てみたいです。

そういう役に出会ったらもう一段も二段もステップアップされ、大きな存在感のある男役さんになられると思いますし、ブレイクスルーの準備はもう既にできている、あとはその役であったり場との出会いだけのように思います。

マイティがそんな役と出会い、舞台で見せてくれることを大いに期待しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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