観劇の感想

美弥るりか「BERBER RENDEZVOUS」観劇の感想(ゲスト瀬戸かずや。KINGDOMのこと)

こんばんは、ヴィスタリアです。

今日は宝塚歌劇ではなくOGさんがご出演の舞台についてです。
シアタークリエで「BERBER RENDEZVOUS」を観劇してきました。

ヴィスタリアの独断と偏見と偏愛に満ちた感想で内容に触れています。

美弥るりか「BERBER RENDEZVOUS」観劇の感想

自分は宝塚歌劇の公演を見るのに時間も予算も相当割いていてOGさんの公演はなかなか観に行けていませんが、あれこれやりくりして厳選して年に数回ですが観に行っています。

ご卒業後もファンクラブに入って応援している方もいればご卒業で区切りをつけた方もいて、その中間くらいの作品によって観に行ったり行かなかったり…という方もいます。

本当はもっともっと外部の舞台も歌舞伎もOGさんが出ていないけれどおもしろそうな舞台も観に行きたいですが、基本的に宝塚歌劇が好きなので諸々鑑みてこれが自分の観劇スタンスとして落ち着いています。

東宝ナビザーブに登録しているのですが「BERBER RENDEZVOUS」」は定価11,000円のチケットが7,000円で特別販売されるというのでチケットを取りました。

公演が発表になってすぐに取らないヤツでごめんなさい…と申し訳なく思いつつ時間もお金も限りのある身です、どうか許してください。

このブログを以前からご覧の方はご存知のことと思いますが現役時代心のすべてを奪われるくらい夢中になった美弥るりかちゃんちえさん(柚希礼音)とW主演をつとめる舞台で気になっていたんです。

ゲストがあきらさん(瀬戸かずや)の日を選びました。

「BERBER RENDEZVOUS」(公式サイト)は小林香さんが作・演出を手がけるSHOW-ism Ⅺと銘打たれています。

2020年のコロナ禍が始まって緊急事態宣言ですべての商業活動が制限され舞台が中止になったころ、7月に幕を上げたのがSHOW-isms「マトリョーシカ」でした。

数カ月間観劇もできず、未曾有のウィルスとの戦いの中で(しかも仕事だけは通常通りの出勤が続いていてそれもしんどかった)、ようやく観劇できたのが「マトリョーシカ」でした。

大好きな美弥るりかちゃんが真ん中に立つ作品で、数カ月ぶりの観劇で自分自身がものすごく昂ぶっていたのを覚えています。

美弥るりかちゃんが舞台に登場した瞬間、空気が変わるのがわかって、やはりこの方は特別だと、好きだと思ってそれだけ泣いてしまうくらい心を動かされたのを覚えています。

しかし作品については興奮の中で盲目的になってしまって後々になってからふと我に返り、
作品で描かれていたことや台詞の言葉などを考え直すと小林香さんの表現したいものはnot for meなのかとしれないと思うようになりました(お好きな方ごめんなさい)。

宝塚歌劇でも好きな演出家の先生と趣味、美学の方向性が合わない先生がいると強く感じている自分です(こういう観客なんです)。

なので今回も正直作品についてはあまり期待はしておらず、オムニバス形式でショー的な作品なら楽しめるかな…と思ってチケットを取り、
実際に観劇して映像のプロジェクションを駆使した演出は素敵だと思いましたが、
ストーリーや種明かしにはあまり心を動かされずとても静かに、凪なような気持ちで見ていました。

ただ美弥るりかちゃんの美しさとかわいさとダンス、そして歌のすばらしさといったら…!
やっぱり美弥るりかというアーティストは特別で唯一無二なのだと強く感じました。

2020年だけでなく今回もまた美弥るりかちゃんが登場した瞬間から目が離せなくて、アットホームな造りのクリエの後方センターブロックという全体を見渡せる席なのに、るりかちゃんばかりを目で追いかけずにいられませんでした。

すべてのお衣装がかわいくて、いえかわいく見せる美弥るりかちゃんにまいりました。

カツラもツヤツヤお肌のメイクもどピンクのメタリックネイルもとにかくかわいい!おしゃれ!

すでにすみれの園から羽ばたいて数年が経ちフェアリーではないはずなのに、透明感と美しさとかわいさがこの世のものとは思えなくてやはり美弥るりかは外部の世界でもフェアリーなのだと心震えました。

女性ばかりが出演している舞台でちえさん(柚希礼音)は男役的な雰囲気をまとっていて鍛え抜かれた肢体とスーツのかっこよさに圧倒されましたが、
女性陣は同じ振付で踊っていても美弥るりかちゃんの優美な動きと纏う空気に目と心を奪われっぱなしでした。

この周りの空気に色をつけるような、美弥るりかにしかない表現が自分はたまらなく好きで、でもこうして書きながらもなぜこんなにも惹かれるのか、目が離せなくなるのか、すべてを言葉にはできない魅力を感じているのだとあらためて思い知られました。

宝塚歌劇ではショーがあってあんなに踊りまくっているのにご卒業されると踊りを見る機会がぐっと減ってしまうので、歌だけでなくこうして美弥るりかちゃんのダンスを見られるのが本当にうれしかったです。

優美で、腕と手の動きが綺麗で、余韻が長いところが大好きなんです。

歌声も「マトリョーシカ」のときはキーが低くて「本当に声が低いんだ」と思いましたがそのときよりも上がっていたのではないでしょうか。

これはゲストのあきらさんにも言えることで、退団後のファーストコンサート「The ALSTROEMERIA -アルストロメリア-」のときよりもずっとずっと高い、女性の声で歌っていました。

そしてこのコンサートのときもあきらさんの数々のドレス姿で圧倒的な小顔、長身、手脚の長さ、美しさに目を奪われましたが今回もとても美しい、ゴージャスな美女でした。


白いタイトなショートジャケットにゆるやかなパンタロンパンツがなんと映えることか。

それにしてもカーテンコールで長身かつ超絶スタイルのあきらさんと長身で筋肉と骨格に恵まれたちえさんの間にいる美弥さんは本当に同じ男役として存在したのが信じられないくらい華奢でした。

自分自身はタカラジェンヌはもっといろいろな体型があっていいと思っていますし背が低くても素敵な男役さんがいるのも知っていますが、身長を含めて体格やスタイルの占める要素も大きいのだろうな…と実感しました。

美弥るりかの帝劇デビューは「KINGDOM」楊端和役

2023年2月に帝国劇場で上演される「KINGDOM」で美弥るりかちゃんが帝劇デビューを果たします。

元花組トップ娘役華優希ちゃんも同じタイミングでの帝劇デビューです。

しかもミュージカルではないということに興味を引かれて原作を予習し、
美弥るりかちゃん楊端和ようたんわ
華優希ちゃん河了貂かりょうてんもぴったり!と感激し、ありがたいご縁をいただいてチケットを確保することができました。

今からとても、とても楽しみにしています。

先日ポスターとビジュアルが発表になりましたが見てください、この美弥るりかちゃんの美しさを↓


そして原作をご存知の方はきっと「楊端和にぴったりだ」と思われたのではないでしょうか。

この美弥さんの扮装もですが、特に手の表情、表現が楊端和という人物そのものだと、原作を読んでいる自分は震えるほど感動しました。

特にポスターの掲げた手は楊端和のものすごくかっこいい決めセリフが聞こえてきそうなほどリアルに再現されているんです。

2023年は他にもすでにOGさんの舞台のチケットを確保しています。
苦戦しているのは星組「ディミトリ/JAGUAR BEAT」で、明日の一般前売は気合を入れて挑みます!

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