星組

七海ひろき様のポスカレとDSと忘れがたきスター

こんばんは、ヴィスタリアです。

昨日は七海ひろきのお兄様のディナーショー「Dearest」初日でしたね。
お兄様おめでとうございます。

今日は休演日の美弥るりかちゃんやたくさんの方が見学席にいらしたとか。

七海ひろき様のディナーショーとポスターカレンダー

超プラチナチケットを手にして見に行かれたみなさまの心臓は大丈夫なのかがヴィスタリアは気になっています。
なぜならレポを読んでいるだけのヴィスタリアがきゃーきゃーしすぎて心臓がどうにかなりそうだからです。

ディナーショーの至近距離で「男役道」でお話されていたような キャッチ&リリース&キャッチ(視線で捕えて→真顔→ウィンク→一瞬視線を離してからの笑顔)を被弾したら、どうにかなってしまう気がします。

そして先日発表になったポスターカレンダーがこれまたすっごいです。
やはり男役道でお話されていた 「カメラの向こうに“愛しい彼女がいる”と常に思っている」という例のやつの最大級の最上級のやつですよね、これ。

カレンダーは飾るところがないので買えないと思っていたのですが、この赤い薔薇の花びら1枚のお兄様のショットは欲しくなってしまいます。

でもこれ、カレンダーを見るたびにお兄様に射抜かれて曜日を確認したかったのか日付を確認したかったのかわけがわからなくなってカレンダーの用途をなさない気もします。

忘れがたき別格スター海峡ひろき様

ところでヴィスタリアが「サンダーボルトファンタジー」で「七海ひろきのお兄様のことが好き」と自覚したとき、思い出した1人のスターさんがいます。

卒業して何年経とうとも忘れられないスターさん、生徒さんっていると思うのですが、ヴィスタリアにとってそのなかの1人が みゆさん(海峡ひろき)です。

七海ひろきのお兄様と芸名の字面が似ているので、宝塚の長い歴史のなかでよくある偶然の一致ですけれど「画数の組み合わせがいいのかしら」と勝手に思っています。
(七海ひろき様と海峡ひろき様のそれぞれの芸名の由来を知らずに書いています。すみません。)

みゆさんは69期生(1983年初舞台)で星組、雪組、花組で活躍された男役スターさんです。
初舞台のあと星組に配属された後、このような経歴をたどられました。
1988年雪組に組替え
1993年雪組「天国と地獄/TAKE OFF」大劇場公演の後、花組に組替え
1994年花組バウ「アロー・アロー・キャメロット?」主演
1997年花組「失われた楽園/サザンクロス・レビュー」で卒業

みゆさんは超濃くて男くさい骨太な男役さんでしたが寿退団だったのがけっこうな衝撃で、「歌劇」誌の座談会や各コーナーなど大盛上りだったと記憶しています。

このころは寿退団は退団発表時には発表されていたんですね。

新人公演主演はありませんでしたがバウ主演をされています。
またすごいのが退団公演でサヨナラショーがあったんです。

同期の名女役 ゆかしさん(美月亜優。現芸名:美月ノア)と同時退団で、お2人のサヨナラショーがおこなわれました。
この公演のパレード降りがまたすごかったです。

エトワールは若手男役の歌い継ぎ(朝比奈慶、瀬奈じゅん、麻園みき、朝海ひかる、春野寿美礼)
 ↓
伊織直加&渚あき
 ↓
匠ひびき(休演の初風緑の代役?)
 ↓
香寿たつき(3番手羽)
 ↓
愛華みれ(2番手羽)
 ↓
詩乃優花&海峡ひろき&美月亜優
 ↓
千ほさち(トップ娘役)
 ↓
真矢みき(トップスター)

みゆさんを真ん中にした娘役さん2人はゆかしさんと、さっちんさん(詩乃優花)だと思うのですが…違っていたらこっそり教えていただけたらうれしいです。

2番手とトップ娘役の間に降りてくるってなかなか無いですが、それだけみゆさんとゆかしさんは超別格で、組を支えた功労者に最大限のはなむけをしたということかなと思います。

みゆさんのスターたる実力と存在感

1993年の雪組→花組の組替えは、いっちゃん(一路真輝)トップ就任による2番手以下の動きがあったと思います。
そして1997年退団時には雪組からたーたん(香寿たつき)が花組に組替えなり「どちらもたーたんが関係している」と当時のヴィスタリアは思っていました。

当時の花組の若手はスター宝庫であっちを見てもこっちを見ても将来のトップスターだらけでしたが、みゆさんの三拍子そろった実力、濃ゆ~い男くささ、オーラは、別格スターとして最大限に重用されるのも納得の存在感だったと思います。

ダンス・歌の実力が一歩抜けていたことも花組の大きな支えになったと言えるのかもしれません。

みゆさんの代表作というと「RYOMA」の勝海舟などいろいろあるかと思いますがヴィスタリアが特に好きなのがショーの一場面です。
それはヤンさん(安寿ミラ)の「ハイパー・ステージ!」の中詰、ジャングルの場面です。

スターさんたちがジャングルのいろいろな動物の衣裳で 綺羅星のごとく舞台せましと歌って踊る場面です。
しぶじゅんことリカさん(紫吹淳)とタモさん(愛華みれ)はゼブラ。
グンちゃん(月影瞳)、なおちゃん(伊織直加)、ガイチ(初風緑)はヒョウ。
タイガー娘のコーラス、さっちんさんの極楽鳥など。

そのなかでみゆさんはただ一人、スネーク、蛇役でミステリアスに妖しく踊るんです。

石田先生のショーですがナイス采配!と今でも思います。
黒髪を撫でつけて妖しく微笑むみゆさんがこれまたすっごい色気でかっこいいんです。

あと「メガ・ヴィジョン」の「サード・ヴィジョン」では踊りまくるヤンさんの左右をしぶじゅんと固めて踊っていました。
ヤンさんもしぶじゅんも屈指のダンサーでしたが、みゆさんは引けを取りませんでした。

変わることのない輝きをいまも愛す

今回この記事を書くにあたり、みゆさんの映像を見直しました。
ヴィスタリアがヅカファンになって最初に見たころの組、時代というのもありますが、いまも色あせない輝きがあって「やっぱりいいなあ」と感じ、見入ってしまいました。

20年以上前なので演出とか衣裳とか振付は時代を感じるのですが、いま見ても最高にかっこよくてときめきます。
時代が変わっていっても愛したもの、好きになったものへの思いは変わらないと感じました。

いま舞台にいる生徒さんのこともきっと20年たって映像を見たら同じように感じるでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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