こんばんは。
スカステHD放送が始まり、無料放送(9/26~30)もあって楽しんでおられるみなさまのブログやSNSを羨ましく見ているヴィスタリアです。
放送が無料であろうが有料であろうが、スカステ難民のヴィスタリアは難民なのです。
というのもヴィスタリアがスカステ難民なのは視聴環境もありますが、夫ラウールにヅカファンであることを話していないという事情の方が大きいのです。
ライフスタイルが多様化しているいま、好きなときに好きなデバイスで視聴できるオンデマンドをもっと充実させてほしいとヴィスタリアは切に願います。
というわけで今日はオンデマンドで配信されている星組男役道について書きます。
今回がヴィスタリアにとって初の「男役道」視聴だったのですが、おもしろいプログラムですね。
上級生スターの男役に対する思い、磨いた芸がどれだけすごいものなのかよくわかります。
トーク力、容姿、衣裳の着こなしなどの佇まい、どれをとっても年数をかけて磨かれたものなのだと感じました。
またホープの下級生たちが一生懸命質問したり、照れながらも男役芸を見せたり目標を語る姿に応援したくなりました。
星組の「男役道」を見てから、 オンデマンドで立て続けに月組(としさん/宇月颯)と宙組(愛ちゃん/愛月光)のも見ました。
組によって、出演者によって雰囲気が違うのもおもしろかったです。
月組はワチャワチャと元気でにぎやかで、こういうところもおもちゃ箱をひっくり返したみたいだと思いましたし、宙組は真剣に熱く語り合い、星組は下級生3人がきゃーきゃー言っていますし。
先日スカステで月組の美弥るりかちゃんの男役道の放送があったので、これを見るのも楽しみです。
前置きが長くなりましたが、かいちゃん(七海ひろき)の「男役道」の感想です。
目次
七海ひろき様の色気は無自覚だけれど確信犯
再生する前から自分の心臓がもつのか不安だったのですが、七海ひろき様の「男役道」は危険でした。
心拍数は上がるし体温は上がるし…破壊力がすごすぎます。
ヴィスタリアはタブレットで再生しながらどうにかなりそうでした。
男役芸として投げキスやウィンクなどが飛び出すのですが、その一つ一つの威力たるや!
しかもそれらをさらりとやった後のかいちゃんの「どう?」みたいな表情が画面の向こうの視聴者を落としにかかっているとしか思えないんです。
カメラをじっと見るシーンも多いですし、お兄様の色気にあふれた言動は無自覚ですけれども確信犯的だとヴィスタリアは思いました。
なんかこう、語尾に♡(ハートマーク)がついているように聞こえちゃうんです。
そんな「男役道」パート1からまいります。
七海ひろきのお兄様の「男役道」はじまり
かいちゃんはラメラメな生地の(?)ぎらぎらなジャケットが決まっています。
ちょっと長めの襟足と左頬のほくろがセクシーです。
かいちゃんが夕渚りょうくん、極美慎くん、奏碧タケルくんたちに「質問はありますか?」と聞いて、びしっと手を上げる下級生たちに「元気だね♡」と言っています。
まずここから語尾にハートマークついてますよね。
しかも下級生たちに好きなところを一言ずつ言われたかいちゃん、ぽわんとした雰囲気をまとってちょっと照れていながらも「まあそうだよね」とほんの少し思っていそうな感じがします。
そういう、ちょっと俺様な感じを匂わせているのがすごくかっこいいです。
ところでトリオ(夕渚りょうくん、極美慎くん、奏碧タケルくん)の手のあげ方がビシッと決まっていますが、他の組とは違っていて、これは事前に合わせたりしているのかなと思いました。
こういう小さなところも組カラーのようなものが出ていて興味深いです。
Q 夕渚くん 娘役さんへの見つめ方の極意は?
トップバッターの夕渚りょうくん。
いい質問をありがとうございますと、ヴィスタリアはタブレット越しに言いたくなりました。
だってかいちゃんのお答えがかっこよすぎます。
「あなたのことが好きだよ、好きになってほしいよ、と思って見つめると、相手からも反応がある」だなんて。
この「あなたのことが好きだよ」のときの声がちょっと男役モードじゃないですか。
かいちゃんのそんな熱い思いを込められた熱い瞳で見つめられたら、そりゃあ反応してしまいます。
またこの流れで「(宝塚に)入る前は全然女の子にもてるような感じじゃなかった」というとき、一瞬「え?」というお顔をされるのがたまらなくかわいいです。
そして「みんな変われるよ(素敵になれるよ)」と上級生のかいちゃん。
あたり前のことだよ、それが自然のことなんたよ、という力強さと優しさを感じました。
タカラジェンヌって上級生の顔と下級生の顔の2つの顔がありますけれど、優しい上級生のお兄様を堪能させていただきました。
Q極美くん 男役の色気を出すために意識すべきことは?
極美慎くん、座っているときの手の置き方がすてきでした。
重ねて片方の膝にだけ置いているのです。
かいちゃんは「よく下級生もファンの方も言ってくださるけれど、そんなに意識していない」と答えましたが本当に意識してないんでしょうか。
無意識だとしたらそれもふくめて有罪だとヴィスタリアは思います。
だって「写真撮影も芝居と同じ。カメラの向こうには”愛しい彼女がいる”と常に思っている」と言うときの、カメラをじっと見る目が!
ヴィスタリアはタブレットの前で射抜かれてしまいました。
しかも極美慎くんから重要な証言が飛び出ました。
「ふだんからさりげなく壁ドンとかよくしている」
かいちゃんは身に覚えがないと言いますが、壁ドンを無意識、無自覚でする人はそういるものではないでしょう。
「ふだんから女役さんといるときは”かっこよく見せたい”、”女役さんにすてきと思われたい”というのがあるかも」
「 ふだんから男役としていたいという心意気が大切」
お兄様はふだんから徹底していて、それが傍から見ると自然でさりげなく見えるから、無意識の色気だと思うということでしょうか。
Qタケルくん 役づくりで気をつけていることは?
奏碧タケルくん「どんな役をされていてもかっこいいですが、役づくりで気をつけていることは?」とまじめな質問をしました。
「芝居は想像力!自分じゃない人を想定し、を頭のなかで動かしてみる」という持論を解説し、「自分のなかでしっくりくるなら試していただけたら…」と気をつかいつつアドバイスするかいちゃんが優しいと思いました。
そして真剣に耳を傾けている下級生たちが悩んでいるのが伝わってきて、みんながんばって!と応援したくなります。
ここで印象的だったのが極美慎くんの証言です。
「袖にはけられてから”感情がおさまらない”と言っていたのを聞いたことがある」
かいちゃんはそれほど役に没入して舞台に立たれているのですね。
だから「ANOTHER WORLD」の喜六がイキイキとかわいく、「Thunderboltfantsy」のショウさまがあんなにもかっこいいのかと納得しました。
劇場でかいちゃんに目が吸い寄せられるとき、ヴィスタリアが見ているのはかいちゃんであってかいちゃんでない、かいちゃんが創りだした役その人なんだなと思いました。
長くなりましたのでパート2と3は次の記事で書きますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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