10数年ぶりにヅカファンに復帰したヴィスタリアの偏愛に満ちたブログ
月組

月組「桜嵐記」と明日海りお「ポーの一族」ライブ配信（と、上田久美子先生と天真みちる）

 

こんばんは、ヴィスタリアです。

月組「桜嵐記」先行画像 物語が始まる

たまさく（珠城りょう・美園さくら）の退団公演「桜嵐記」の先行画像が発表になりました。

月組公演 『桜嵐記（おうらんき）』『Dream Chaser』 | 宝塚歌劇公式ホームページ
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2021/ouranki/index.html
月組公演 『桜嵐記（おうらんき）』『Dream Chaser』の情報をご紹介します。

たま様もさくらちゃんも最高ですね。

美しい上に、表情に生き様と秘めたる思いが滲んでいて物語が立ち上がってくるようです。

公演解説を合わせて眺め見入り、楠木正行の儚くも鮮烈な命の軌跡と弁尚侍との恋に想像を巡らせています。

南北朝の動乱期。京を失い吉野の山中へ逃れた南朝の行く末には滅亡しかないことを知りながら、父の遺志を継ぎ、弟・正時、正儀と力を合わせ戦いに明け暮れる日々を送る楠木正行（まさつら）。

度重なる争乱で縁者を失い、復讐だけを心の支えとしてきた後村上天皇の侍女弁尚侍。

生きる希望を持たぬ二人が、桜花咲き乱れる春の吉野で束の間の恋を得、生きる喜びを知る。
愛する人の為、初めて自らが生きる為の戦いへと臨む正行を待つものは…。

「太平記」や「吉野拾遺」などに伝承の残る南朝の武将・楠木正行の、儚くも鮮烈な命の軌跡を、一閃の光のような弁尚侍との恋と共に描く。

上田久美子先生の作品はポスターの構図、夢を見られるような美しさと雰囲気があっていつも素敵だなあと思います。

先行画像からしてこれだけのものを見せてくれるのですからポスターも大いに期待しています。

上田久美子先生の作品については、ヴィスタリアは「神々の土地」「翼ある人々」などは好きなのですが、
「FLYING SAPA」でかなり戸惑いました。

（このブログに書いたことだけでなく思いついたこと、感じたことをヅカ友さんとたくさん話した作品でした）

ヒット作をとばしていますしトップスターの退団公演も任されていますが
まだ劇団の先生方の中では中堅でこれからどんな作品を作られるかに注目している…と自分は感じています。

その「FLYING SAPA」についてオギーこと荻田先生がこんなことを書かれています。

観た。2020/09/15『FLYING SAPA』｜おぎた｜note
https://note.com/onighillie/n/ne3b469dc25b1
随分と宝塚もオシャレになったものだと思ったのは、あまり真っ当な感想ではないかも知れない。 割と真っ当で王道で生真面目なSF物なのに、ふとそんな風に思ってしまった。 装置の使い方（普通ならば禁じ手も恐れず）、照明の大胆さ（本来ならば「顔当て」必須の歌劇界隈にも関わらず振り切ったシルエット処理）、そして映像の粋な現代性（スタッフを見れば当然とは言えど、ベタな映像処理の多い……＊以下自粛）。 それに本来の意味での劇伴としての効力を発揮する音楽と、極端に少ないダンスと歌（音楽劇・ミュージカル的な「歌」は皆…

すでにご存知の方も多いかもしれませんが興味深かったのでリンクを張っておきます。

荻田先生の文章を読んで新たな視点を得ることができました。

「ポーの一族」ライブ配信決定！

みりおちゃん（明日海りお）が再びヴァンパネラを演じる「ポーの一族」のライブ配信が決定しました！

そしてかなりのチケット難がSNSから伝わってきましたが、こうして早くもライブ配信が決定することにもすさまじい人気を感じます。

2021年は宝塚歌劇も外部も予算を注力したい舞台が多そうで迷っているうちにチケット申込みを見送ってしまったので
ライブ配信で見たいと思っています。

（あと…自分は宝塚歌劇が見たいのではないか？という思いもありチケットの申込みを迷った部分もあります。

実際に舞台関係の予算のほとんどを宝塚歌劇と贔屓のOGさんの舞台に割いています。
この疑問を強く意識したのは「FLYING SAPA」を見てでした。

もちろん今回出演されるOGさんを見たくないということではなく、悩みながらチケット申込みを見送ったということです。ライブ配信を見て「どうしてチケットを取らなかったんだ」と後悔することになるかもしれません。）

閑話休題。
そのみりおちゃんと小池先生のことをたそさん（天真みちる）が連載に書かれています。

退団へ向かっていく気持ち、そして退団公演の集合日のことなども知ることができました。

次回最終回とのことですが書籍化を心待ちにしています。

そしてみりおちゃんの退団同期である白姫あかりさんのインタビュー記事が公開されました。

あかりさんが等身大で自らの思いを明かし、フェアリーから人間になる過程であったことまっすぐに、つぶさに伝えてくださっていると感じました。

この記事のシリーズは、見出しや記事の内のコメントに「ん？」と思うことがないとはいいませんが
今まで知る機会のなかった、フェアリーから人間へと戻り、次の世界への道をいかに選び切り開こうとしているかが書かれたことの意義は大きいと思います。

昨日のタカラヅカ・ライブ・ネクストといい、タカラジェンヌという夢を叶えた後のセカンドキャリアに光が当たり
新たな道筋が見えることは宝塚歌劇にとってもいいことだと思います。

読んでいただきありがとうございました。
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