こんばんは、ヴィスタリアです。
ロミオとジュリエットがそこにいる「真実の愛」
スカイステージで放映されたロミオとジュリエット上演&CD発売記念特別番組「真実の愛」のファーストランを視聴しました。
ことなこ(礼真琴・舞空瞳)のレッスン風景や収録風景での歌唱がたっぷり流れました。
公演の前にCDが出るのね…と思っていましたが、公演では聞くことのできないナンバーやアレンジの収録風景をたっぷり見せてくれて、
こんな番組見たらCD欲しくなっちゃいますよ(←チョロい)。
番組中ではこの順番で披露されました↓
・バルコニー
・世界の王
・どうやって伝えよう
・僕は怖い
「Aimer」「バルコニー」のことなこのデュエットは若く初々しい雰囲気が役にぴったりでした。
素化粧の自然体で歌っているお2人を見ていると、まさにそこにロミオとジュリエットがいるんです。
『ロミオとジュリエット』2021年星組での上演を記念して、公演に先駆け発売されるCDの歌稽古や録音の様子をお届け!さらに、初演・再演でロミオ役を務めた柚希礼音と礼真琴のスペシャルトークも!初回放送は15日(火)21:00からです。どうぞお見逃しなく! pic.twitter.com/i1kiUXoPdm
— 【公式】タカラヅカ・スカイ・ステージ (@skystage_info) December 12, 2020
かわいすぎませんか。
若いカップルそのものではないですか。
ディスタンスを取りつつもアイコンタクトをとったり視線を送りながら歌う姿もかわいすぎました。
また制作発表の歌唱を聞いてときも思ったことですが
なこちゃんの歌唱が進化されているのを感じました。
芝居・ダンス・歌すべてにおいて卓越した技術をそなえたことちゃんの相手役として、
ダンスはすでに全力✕全力のコンビを見せてくれていますから
歌も…とつい高いレベルを望んでしまうのは酷なのかもしれません。
が、なこちゃんにはそれができると思わせてくれるものがあると舞台を見ると感じるんです。
ジュリエット、期待しています。
ところで「バルコニー」の途中で思わずなのか歌詞の一部なのか、「ああ」というジュリエットの声が入っていたのにキュンとしました。
「世界の王」は3役(ロミオ、ベンヴォーリオ、マキューシオ)のパートを
すべてことちゃんが歌っています。
公演では絶対に聞くことができないスペシャルバージョンですね。
再演でことちゃん演じられたベンヴォーリオのナンバー「どうやって伝えよう」は
みずからリベンジという紹介があり、
リテイクを繰り返しながら収録してました。
「ベンヴォーリオ役をもう演じることはできないので」ということちゃんの言葉に
初演、再演、そして今回のロミオとしての主演と歩んで来られた道のりを感じます。
「僕は怖い」はCD限定のアレンジという紹介がありました。
音楽監督の太田健先生、歌唱指導のちあきしん先生、KIKO先生との稽古風景の収録でもっとも古いのは2020年3月でした。
公演中止期間があり本来の発売はもっと前だったのかもしれませんが、
それにしてもこんなに前から準備をされているんですね。
ちあきしん先生(現役名:千秋慎)はスタッフロールではおなじみのお名前ですが
お姿を久しぶりに拝見できてうれしいです。
柚希礼音✕礼真琴 2人のロミオ
番組ではちえさん(柚希礼音)とことちゃんのスペシャルな対談がありました。
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(柚希)初演は大劇場くらいすごく大変な作品なのに梅田芸術劇場と博多座だから稽古期間が短くて一日に何個振付をしても終わらなかった。
初日のヴェローナの場面で客席の歓声がすごくて忘れられない。劇場が揺れていた。
再演は(まこっつぁんが)「愛」とベンヴォーリオ役で、友達役なんて…お互いのピンチだった。
(礼)できなさすぎて、「世界の王」で壱城さんとじゃれあうシーンで、廊下で3人ではしゃぐ自主稽古をちえさんがしてくださった。
ちえさんは再演には再演の苦労があったこともお話されていました。
また特に印象的だったのがロミオにかけた思いです。
最初に「ロミオとジュリエットをやりますと聞いたときは、ロミオ=白タイツのイメージだから私でいいんだろうか?と思った。
(中略)
ロミオって一歩間違えたらはっきりしない男の子みたいになりそうやから、宝塚で主演という立場で説得力をもってお客様に見ていただくには、
すごくロックな世界でかっこいいけれども根本にシェイクスピアが流れていないといけないんだなと思ってオリヴィア・ハッセーの映画をすごく見た。根本にこの、白タイツのロミオがいるから、リアルに恋に恋して出会いに期待しているのが変にならない。
ストーリーだけは知っているので予習はしなくていいやと思っていたのですが、ちえさんのこのお話を聞いて
映画を見るか戯曲を読んでからミュージカルの、宝塚のロミジュリを見たくなりました。
星組生え抜きのトップスター同士として、卓越したダンサー同士として、このお2人ならではの濃いトークもあり
「限られた人にしか見えない景色を知っている者同士の会話だ…」と聞き入りました。
ナンバーのすばらしさを存分に伝えてくれたことなこの歌唱に公演への期待が高まり、
公演では聞くことのできないことちゃんの歌唱がすばらしくてCDも欲しくなるという番組の意図にまんまとハマリました。
発売は1月8日。年始のキャトルレーヴでチェックしたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。
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