こんばんは、ヴィスタリアです。
月組「エリザベート」B パターン、風間柚乃くんのルドルフを観劇してきました。
舞台の感想はまとまったらアップするつもりですが、その前に観劇という行為について書きます。
今回の記事はヴィスタリアの愚痴といいますかぼやきで、いつも以上に独断と偏見に満ちております。
良席とは?1階15列と2階15列で観劇して考えた
月組「エリザベート」を2回観劇したのですが、偶然列と席番号がほぼ同じでした。
1回目は2階15列10番台(B席)
2回目は1階15列10番台(S席)
数字はフェイクです。
ざっくり、2階B列後方と1階S席中央付近の下手あたりとイメージしていただければと思います。
フェイクにしているのは観劇された方でたまたまこのブログをご覧になった方が「あのときあそこに座っていたのがヴィスタリアさんかしら」と思われるのがなんだか恥ずかしくて……これを書いている自意識の過剰さの方が恥ずかしくなってきました。
なおヴィスタリアは1階10列より前で観劇した経験はありません。
15列というのはヴィスタリアの経験上かなり前の方の席という位置づけです。
B席での観劇はオペラが手放せず「ああ、もうちょっと近くで見たい。よく見えない」と思いながら見ていました。
しかし2回目を1階S席で見て考え直しました。
B席=よく見えない席ではなかったのだと。B席はよく見える=全体がしっかり見渡せる席であり、1階であればいいというものでもないのかもしれない、と。
B席で見えなかったのはラストシーンのトートとシシィが天空へと昇っていったところ、上り切ったところでお2人のお顔が見切れてしまったところだけでした。
一方1階のS席は、前の席の方の体格なども関係しているかもしれませんが、今回はけっこう見えないところがあり舞台に死角がありました(涙)
しかもそこでいろいろ展開していて、かといって自分が動くと後ろの人にも横の人にも迷惑になってしまいますし、右やら左に動きたくなるのをぐっと我慢しました。
東京宝塚劇場の2階席は傾斜がしっかりついているのでよく見えます。
演目や贔屓の生徒さんが出演されているかどうかにもよりますが、B席はお値段のバランスもふくめてある意味で良席なのかもしれないと思いました。
「エリザベート」は一本ものでセット、黒天使たち、ウィーンの市民たちなど全体を見たくなるからそう思ったのかもしれません。
S席にはもちろんS席のよさがあり、B席より距離がうーんと近くなった分、オペラを使うとまるでスカステ、好きな生徒さんがよく見えて幸せでした。
特にフィナーレは照明も明るくなりお顔までしっかり見えるのでS席の方が楽しかったし興奮しました。
S席はS席でいいけれどB席もよいと気づいた観劇でした。
今度からチケットとって「B席かあ」と落胆することはなくなりそうです。
観劇マナーについての嘆き
これはヴィスタリアの愚痴、ぼやきです。
隣の席に若くてすらりとしたお嬢さんが座っていらしたんですけれど、この方が観劇中まあとにかくよく動いて忙しなかったのです。
脚を組み替える、長い髪をかき上げる、ひじかけにシッカリ置いた腕を動かすなど、いろいろ動作が多くて気になりました。
それはヴィスタリアが気にしなければいいだけの話なのですが、休憩時間に席を外して戻ってきたお客さんがいらしたんです。
そのお客さんは若いお嬢さんよりセンター寄りの席だったので、客席と客席の間の狭いところを進んでいったんです。
東宝だと女性の体格だと座ったままでも通れる、膝の向きをちょっと変えたり荷物をどかせば大丈夫かと思います。
しかしお嬢さんは前の客席との間にA4サイズの大きなトートバッグをどかっと置いたまま、素知らぬ顔でプログラムを開き悠々とページをめくり出しました。
センター寄りのお客さんは苦労して、お嬢さんの大きなバッグをまたぐようにしてご自分の席へと歩いていっていました。
お嬢さんになにか事情があったのかもしれませんけれど、やおらプログラムを見始めたのが「バッグを動かすつもりはありません」というメッセージに見えました。
休憩時間のことですがこれも観劇のマナーに含まれるのではと思った出来事でした。
チケット転売について大いに嘆きたい
嘆きついで愚痴ついでにもう一つ、目下最大の嘆きは「アンナ・カレーニナ」のチケットをいったいどうやって取ればいいのかということです。
友の会の月組バウ「アンナ・カレーニナ」抽選結果が出たと思ったそばからものすごい金額で転売されています。
これを 営利目的の転売といわずしてなんといえばいいのでしょう。
「エリザベート」の当日券売り場もすごいことになっているという書き込みを先日SNSで見かけました。
友の会は宝塚歌劇を愛している人が入るものらしいですし宝塚の舞台は愛と夢にあふれていますが、チケット転売という現実は愛だけでは解決できないように思います。
劇団にはチケット転売防止に真剣に取り組んで、真に見たい人がチケットを定価で取れる仕組みを導入してほしいです。
前にも書きましたが、転売を放置することははファンの疲弊、劇団の衰退を招くのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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