こんばんは、ヴィスタリアです。
星組次回本公演は「柳生忍法帖／モアー・ダンディズム！」
宝塚大劇場で「ロミオとジュリエット」上演中の星組の次回本公演が発表になりました。
2021年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場／東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。
星組公演
■主演・・・礼 真琴、舞空 瞳
◆宝塚大劇場：9月17日（金）～11月1日（月）＜一般前売：2021年8月28日（土）＞
◆東京宝塚劇場：11月19日（金）～12月26日（日）＜一般前売：2021年10月24日（日）＞
宝塚剣豪秘録『柳生忍法帖』
原作／山田 風太郎「柳生忍法帖」（KADOKAWA 角川文庫刊）
脚本・演出／大野 拓史
山田風太郎の小説「柳生忍法帖」。「魔界転生」「柳生十兵衛死す」と共に今なお多くのファンから支持される「十兵衛三部作」の一つであり、実在の人物や史実にフィクションを織り交ぜ壮大なスケールで描かれた傑作時代小説の初の舞台化に、宝塚歌劇が挑みます。
寛永年間。暴政を敷く会津藩主・加藤明成を見限り出奔した家老・堀主水の一族に、復讐の手が迫る。
明成は堀主水を断罪するだけでは飽き足らず、幕府公認の縁切寺として知られる尼寺・東慶寺に逃げ込んだ堀一族の女たちをも武力をもって攫おうとする。
しかしそれは、男たちの都合に振り回される生涯を送り、女たちの最後の避難場所として東慶寺を庇護してきた天樹院（豊臣秀頼の妻であった千姫）には許しがたい事であった。
是が非でも女の手で誅を下さねばならぬ、そう心定めた天樹院は、敵討ちを誓う堀一族の女たちに指南役をつけたいと、兵法者に人脈を持つ沢庵和尚に依頼する。
後日、東慶寺には、沢庵に案内され秘かに足を踏み入れる一人の武芸者の姿があった。
将軍家剣術指南役・柳生宗矩の嫡男ながら堅苦しい城勤めを嫌い、剣術修行の旅に明け暮れる隻眼の天才剣士、柳生十兵衛その人である。
女たちを託された十兵衛は、強敵・七本槍との死闘を繰り広げながら、会津へと向かう。待ち受けるのは、明成を篭絡し藩を牛耳ろうと目論む謎の男・芦名銅伯と、銅伯の娘で明成の側室ゆら。果たして十兵衛と女たちは、凶悪な敵を打ち倒すことが出来るのか…。
惚れ惚れするほどの格好良さで人々の心を捉える、柳生十兵衛の生き様を描く物語。
ロマンチック・レビュー『モアー・ダンディズム！』
作・演出／岡田 敬二
宝塚歌劇の永遠のテーマである“男役の美学”を追求する“ダンディズム”シリーズ。
1995年花組・真矢みき主演の『ダンディズム！』、2006年星組・湖月わたる主演の『ネオ・ダンディズム！』に続く第三弾をお届け致します。
宝塚レビューの伝統を継ぐ品位ある華やかさと香り、そして色彩感溢れるロマンチック・レビューの世界とトップスター礼真琴を中心としたエネルギッシュな星組生との融合をどうぞお楽しみください。
芝居はことなこの星組が初めての時代物、和物に挑戦することになります。
大野先生とことちゃん（礼真琴）といえば「阿弖流為」以来のタッグとなります。
ことちゃんは「宝塚おとめ」の好きな役に「阿弖流為」は一生の宝物ですと書いておられるくらいですし、代表作の１つであることは言うまでもありません。
「阿弖流為」の役を好きな役に挙げておられる生徒さんも多いですし
先日は「シラノ・ド・ベルジュラック」という良作もありましたしことなこの星組✕大野先生がどのような舞台を見せてくれるのか楽しみにしています。
大野先生のオリジナル作品「白鷺の城」「El Japon-イスパニアのサムライ-」は正直個人的には？？？でした（お好きな方ごめんなさい）。
しかし「シラノ・ド・ベルジュラック」「阿弖流為」など原作のある別箱はいいお仕事をされていますので
その手腕を本公演で発揮されることを期待しています。
恥ずかしながら「柳生忍法帖」は全然わからないので原作を読んで勉強したいと思います。
さっそく中の人がプッシュしてくださっています↓
『柳生忍法帖』は角川文庫さんから発売中。せがわまさき先生のコミカライズ『Y十M』（講談社さん）もオススメです。『魔界転生』『柳生十兵衛死す』と十兵衛三部作も是非！そして山風先生入門には『文藝別冊 我らの山田風太郎』をご覧いただけたら幸いです！https://t.co/MCvSE40LBr
— 河出文庫 (@kawade_bunko) February 18, 2021
そしてショーは岡田先生の名作「ダンディズム！」が三度目の再演となります。
雪組全国ツアー「ル・ポァゾン」に続いて「ダンディズム！」も再演とはうれしい限りです。
再演は経費削減という理由もありそうではありますが、
昨年の「パッション・ダムール」が好評だったのも大きな要因であるように思います。
名場面PARADISOでストライプのスーツでタンゴを踊る星男たちはもちろんのこと
カリオカで黒燕尾✕スカート捌きが最高の総踊りが見られることを期待しています。
カリオカはノーブルでノスタルジックでありつつ曲もよくて宝塚の美が凝縮されていて大好きな場面の１つです。
また星組の再演では踏襲されなかったので難しいかもしれませんが、
初演の花組のプロローグも大好きなので見てみたい気持ちもあります。
大階段から男役さんも娘役さんも色とりどりのスーツにハット（娘役さんはスカート）で下りてきて粋でかっこよくてとても素敵なんです。
雪組「fff／シルクロード」チケット争奪戦があまりにも厳しい
ところで今日は東京宝塚劇場雪組「fff／シルクロード」の先着順発売日でした。
緊急事態宣言中（2/26～3/7）の公演のみ、それも座席制限ありで非常に厳しい戦いで
ログインとセッション切れにならないよう細心の注意を払い一瞬の迷いもなく選択したのですが、惨敗でした（涙）
その後１時間ほど粘りましたが戻りなどあるはずもなく（涙々）。
今日3月9日～4月11日までの公演について開演時間の変更がないこと等が発表になりました（公式サイト）。
どうか席数制限も緩和されてほしいと心から願います。
そりゃあ自分が観劇したい気持ちもありますが、
なによりだいきほ（望海風斗・真彩希帆）はじめ退団される方々、雪組生に満席の東京宝塚劇場を見せてあげたいです。
「NOW! ZOOM ME!!」も席数制限で１席開けての販売でしたし、
きぃちゃんと凪様（彩凪翔）のライブは無観客での配信でした。
席数制限のなかった「ONCE UPON A TIME IN AMERICA」だってほとんどの公演が中止となってしまいました。
だからこそいまの雪組の節目となる公演で満席の客席を舞台から見せてあげたいのです。
ワクチン摂取がようやく始まったばかりですがこの状況の好転を祈っています。
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