こんばんは、ヴィスタリアです。
花組と月組100周年記念公演を祝す
ちょっと用事や仕事が立て込んでいてブログが書けず日にちが空いてしまいました。
博多座月組「川霧の橋/Dream Chaser」も星組大劇場「柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!」のライブ配信も予定が合わず見られなかったのですが(涙)
宝塚歌劇に生かされてはいるものの宝塚歌劇のみで生きているわけではないのでこういうこともありますね。
さて。
昨日宝塚大劇場で星組「柳生忍法帖/モアー・ダンディズム!」が千秋楽を迎えたばかりだというのに今週末から始まる花組「元禄バロックロック/The Fascination!」の公演時間が発表になりました。
花組 宝塚大劇場公演(2021年11月6日~12月13日)
『元禄バロックロック』 1時間25分
‐幕間‐ 35分
『The Fascination(ザ ファシネイション)!』 1時間5分
※尚、終演予定時間は下記のとおりです。
11時公演 14時5分
13時公演 16時5分
15時30分公演 18時35分
通常55分のショーが1時間5分に拡大されていて終演時間も延びますから早めのアナウンスになったのかなと思います。
中村一徳先生のショーは組子みなに見せ場があり、退団者や組替えされる生徒さんへのはなむけが手厚く、
フィナーレがまるで第2の中詰のようにたたみかけてくるので見どころがたくさんありそうでますます楽しみです。
公演にちなんで花組100周年のページも公開されました。
歴代のトップスターさんたちの美麗さといったら…!
みなさまの花組はどこからでしょうか。
ヴィスタリアの花組は映像ですがヤンさん(安寿ミラ)からで、それが初めて見た宝塚歌劇であり宝塚歌劇そのものにもヤンさんにも夢中になり、一度ファン活動をお休みしたものの再開してどっぷりハマりいまに至ります。
このページのスチールもヤンさんかっこいい…!美しい…!と知っている写真なのにあらためて見入り、お隣のなつめさん(大浦みずき)とどことなく似た雰囲気を感じるのをふしぎに思ったり(舞台映像だと似ているとはそこまで思わないので)、
ヤンミキ、そしてタモさん(愛華みれ)の右手や親指の反り具合が同じなのにぐっときたりしています。
また昨日はスカイ・ステージで花組・月組100周年の記念番組が放映され、とても見ごたえがありました。
【宝塚歌劇 華麗なる世界-花組・月組発足から100年-】
花組と月組が誕生して今年で100年を迎えることを記念した特別番組。花組生、月組生によるトーク、植田紳爾先生、三木章雄先生のインタビュー、さらにOGのトーク等を通して、花組と月組の歴史をお楽しみ頂きます✨
本日1日(月)20:00初回放送! pic.twitter.com/3k2nlbK2Zm— 【公式】タカラヅカ・スカイ・ステージ (@skystage_info) October 31, 2021
花組はさおた組長(高翔みず希)、れいちゃん(柚香光)、星風まどかちゃん、
月組はるみこ組長(光月るう)、れいこちゃん(月城かなと)、うみちゃん(海乃美月)が楽しいトークを繰り広げ、
OGの元トップスター、トップ娘役が多数出演されていました。
花組のお三方がなつめさんについてお話されていたのもうれしかったですし、流れる当時の舞台映像がすべてかっこよくてエレガントで極上のダンスで見入ってしまいました。
花組の現役生のなかで唯一なつめさんと同じ舞台に立っているさおた組長の言葉も体感しているからこその力強さがあって、
まどかちゃんが以前タカラヅカニュースの中で「ジャンクション24」について熱く語っていたのも思い出しました。
れいちゃん率いるいまの花組はどこか当時のダンスの花組らしい雰囲気があると客席で感じることもあって「The Fascination!」に大いに期待しています。
ちなみにスカイステージでなつめさんのショー「ザ・フラッシュ!」が11月4日朝8:00から放映されます!
さらに翌11月5日朝8:00からヤンさんのショー「ラ・ノーバ!」が放映されます。
「ザ・フラッシュ!」も「ラ・ノーバ!」もこれぞダンスの花組という名作ショーで全力でオススメします。
(個人的には「ラ・ノーバ!」は「BADDY」の源流の1つではないかとも思う部分もあります)
なかなか放映がない上に今回も1回限りの放映なのでぜひチェックしてみてください。
そして番組では永遠の贔屓であるヤンさんが相手役の森奈みはるちゃんと自然な、楽しいトークをしていたのもとってもうれしかったです。
だって月組がウタミミ(剣幸・こだま愛)で花組がヤンみはなんですよ…!(←落ち着け)
みはるちゃんのふわ~っとした言葉をヤンさんが即座に的確な言葉を当てて締まりのあるものにしたり、
びしっと突っ込みつつヤンさんの愛がちゃんとあって、そして嘘がないのがヤンみはだなあとときめきました。
お2人の退団公演である「哀しみのコルドバ」が先日花組全国ツアーで再演され、ヤンさんは振付をされていますが「私たちよりよったよ」なんておっしゃっていてみはるちゃんが笑っていたり、
その26年前の「哀しみのコルドバ」で阪神淡路大震災による公演中止を知っているヤンさんが
コロナ禍で公演中止を余儀なくされた公演で退団される現役生に「自分にしか言えないことがある」と言葉をかけたというお話もありました。
また真矢ミキさんの花組の歴史をたどり下級生へと託すような言葉がとても素敵でした。
(真矢)順みつきさんに情熱を教わって、ペイさん(高汐巴)に女性がいる男性の色気を襲ったし、
なつめさん(大浦みずき)でスタイリッシュなダンスの世界を教わったし、ヤンさんがこれがまたなんだろな…月みたいな哀愁とともに歩いている人みたいな…みなさん色気があった。
(中略)そういう方たちのテイストが下の子たちにも浸透していったらいいなあと、それを受けた私を客観視していただけたらうれしいいなあと思いながらやっていました。
(中略)お披露目が「ダンディズム!」で下級生が人気が出てきたのがうれしくて、よく袖で応援していました。
明日から始まる「Greatest Moment」でヤンミキみはるが26年ぶりに同じ舞台に立つのが夢のようです。
少し前てすがみはるちゃんの夢のスリーショット、ツーショットを投稿されています↓
自分は国際フォーラム組なので梅芸でご覧になるみなさまのレポを読みつつ楽しみに待つことにします。
花組、月組、そして雪組のことも
生徒さんや先生方など中の人が語る組文化の違いが大好物なのですが、番組の中で興味深かったのがれいこちゃんが語った雪組と月組の違いと、
それを受けてのうみちゃんのれいこちゃんが組替えで来てからの変化でした。
(月城)(雪組、月組)それぞれいいとろこがあって、比べててどうっていうより、月組に組替えしてきて初めて思ったのはみんながすごく個人個人で勝負しているということ。
それぞれが考えてきたものを持ち寄るというのがあって、「そう考えてきたのか」というおもしろさはありますし 、新人公演を見ていても全然違う。
(海乃)れいこさんがいらっしゃってから特にみんなで何かを、一つのところに向かっていくという考えが月組のなかに新しく加わって。
個々で考えて「こうやりたい」というのも相談してまとまってというのも一つの公演をやるのには大切なことなので、いまそれが混ざり合ってきている感じが素敵だなと思いながら日々過ごしています。
ここでお一人ずつの言葉を挙げることはできませんがOGのみなさまも当時の花組、月組の雰囲気などを語っていらして「ああ、わかるなあ」とうなずきながら見ていました。
OG公演「Greatest Moment」、花組宝塚大劇場100周年公演に向かって盛り上がってきてわくわくしています。
記念の祝祭のような公演が全日程無事に上演できますように。
読んでいただきありがとうございました。
押して応援していただたらうれしいです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓