こんばんは、ヴィスタリアです。
定期購読している宝塚GRAPH8月号を読みました。
例によってヴィスタリアの独断と偏見と偏愛で特に気になったページについて順不同で記事にしています。
今月はレビュー本の感想も書きたいので早めにアップします。
今月の美弥るりかちゃん 思い出にひたる
美弥るりかちゃんがご卒業されて2号目の「宝塚GRAPH」ですが、あちこちにるりかちゃんがいました。
◆ラストデイin東京
とはいえ大千秋楽の様子が掲載されたのでこれが本当に最後になるのかなとしんみりしつつ、写真とご挨拶の全文をじっくり見ました。
大劇場の挨拶もすてきでしたが東京の「奇跡」という言葉が散りばめられた挨拶も感動してライブビューイングでぼろぼろ泣きましたっけ…。
青春のすべてを懸けたこの劇場との別れの日に、大切な、大切な皆様と過ごせたこの瞬間、この幸せを胸に刻み、宝塚、男役・美弥るりかの人生を終え、明日からの新しい人生の一歩を踏み出して参りたいと思います。
この結びの言葉の通り、いままさにライブやコンサート、ファンクラブ発足など新しい人生をスタートされたるりかちゃんがいて、ファンとして幸せです。
◆珠城りょう様が語る「るりさん」
たま様(珠城りょう)がIDEALで理想のジェンヌとして8人を挙げているなかに「るりさんの流し目」がありました。
しかもスター通信では「HOTな話題」というお題に対して、「クルンテープ」のたまるりのデュエットダンス「ブーア(蓮の花)」の思い出をイラスト付きでお話されているんです。
あの場面は毎度息をつめるようにして観ていましたが、たまるりが舞台裏でそんなふうに楽しそうにしていたと思うと和みます。
◆InstaGRAPH 蓮つかさ
れんこんくん(蓮つかさ)が稽古場の写真を載せており、そのなかにるりかちゃんがいます。
しかもタピオカミルクティーを手にうみちゃん(海乃美月)と寄り添って素の笑顔を見せてくれているんです。
これはお茶会でも話のあった新元号のアルファベット当てのときですね。
こうしてオフのショットが見られるなんてうれしいです。
有沙瞳ちゃんがかわいい
7月号の「次号のお知らせ」にDarling 有沙瞳の文字を見たときから楽しみにしていました。
みほちゃん(有沙瞳)の巻いた髪ヘアスタイルもかわいいし、青色系のスカートもかわいいですし、なにより最高にかわいい笑顔を見せてくれています。
公演中の「GOD OF STARS-食聖-」の役どころについて「ご当地アイドル”パラダイス・プリンス”のマネージャー役を演じる」とコメントされていますが、今号では誌面でみほちゃんのマネージャー姿を見ることができるんです。
それは毎号トークが楽しそうで「これは文字ではなく映像で見たい」と思っている飛龍つかさくんの98期生対談コーナー「ツーと言えばカーなのサ」。
みほちゃんが夏の甲子園のマネージャーの扮装で登場しているのです。
これはですね、いいところの私立学校の野球部ですね(勝手に断言)。
みほちゃんが応援してくれたら絶対ホームラン打てます(野球はやったことありませんが)。
つかさくんとみほちゃんは本科生のときに同室だったということでトークが大盛上りで楽しそうなのですが、みほちゃんは星組では笑い上戸なのを隠しているそうです。
(つかさくんに笑い上戸だと言われて)でも、あんまり星組の人にはバレてないかも。変人だと思われちゃうから。(中略)
この子大丈夫?!ってなっちゃうから(笑)
みほちゃんがお話されているのを「サンダーボルトファンタジー」のナウオンステージくらいでしか知らないヴィスタリアなのですが、そんなにおもしろくて笑い上戸だったとは意外です。
このナウオンで「天寿さんを慕う役でうれしいです」とにこにこされていたのをよく覚えているのですが、天寿さんには見透かされいるのでは…と読みながら想像したりしました。
そしてこのページのスーツのつかさくんと花柄のワンピース姿のくらっちがとてもお似合いですてきなんです。
…と思ってページをめくるとはみだしSHOTのつかみほの仲良しショットに笑ってしまいました。
ESPECIAL TIME 和希そら×寿つかさ
「次号のお知らせ」でHOSTは予告されるものの、誰を指名するかは見るまでのお楽しみのこの対談コーナー。
和希そらくんが指名したのは宙組組長のすっしぃ(寿つかさ)さんでした。
この対談が非常に読み応えのあるもので、宙組の”守護神”(「オーシャンズ11」プログラムの小池先生の賛辞)すっしぃさんがどうやって組子を指導をしたり相談にのったりしているのかが垣間見えるようでした。
なんでもそらくんの宙組デビューは「舞台化粧の色がくすみにくすんで、まるで皮も土もついたままのジャガイモみたいだった」そうで、幹部部屋で舞台化粧を見てあげたそうです。
またすっしぃさんのそらくんへの言葉がさすがよく見ていらっしゃる、そして深い愛情があるというものなんです。
憎めないし愛らしいからズルいんですよ、あなたという人は。
そらが爆発すると作品が締まるというか、それだけのカリスマ性を持っている(後略)
これはまさに先日大千秋楽を迎えた「オーシャンズ11」のライナスがそうだったのではないでしょうか。
(ライナスの役づくりについてはすっしぃさんのアドバイスがあったとSNSの書き込みを見かけました)
もう一つ興味深かったのはすっしぃさんの組替えの経験です。
音楽学校時代は一番年下だったので妹のように可愛がってもらって、雪組に配属になってからは”面白い担当”というか、常にそうあらねばっていう感じだったの。
でも、宙組発足時に組替えになったとき、初めて一緒に舞台に立つ人たちのなかでとにかく実力を発揮しないといけない状況だったので、ありのままの自分でいてもいいのかなと思い始めて。
今月は宙組の対談はもう一つあってキキちゃん(芹香斗亜)とずんちゃん(桜木みなと)がお話しているなかで、キキちゃんがやはり組替えのことに触れているのです。
(どうやったらいつも穏やかでいられるのか、言葉が優しさに満ちているといわれて)
でも、組替えとかでたくさんの人と出会って…という経験も大きいかな。
組替えという環境の変化で感じること、成長したり考えることがどれほど大きいのか想像できるような気がしました。
そのほか印象に残ったページ
一言ずつですが触れさせてください。
◆COVER 彩風咲奈・綺咲愛里
ヴィスタリアがすごいと思ったのはあーちゃん(綺咲愛里)がセンターパートで登場していることです。
「poupee」に登場された際にあまりやらないヘアスタイルでかなり研究したというようなことをお話されていたと思うのですがあーちゃんのダウンスタイルはスタイリッシュで、きっちりと束ねたスタイルが一層かっこかわいいです。
そして表紙撮影ルポの首筋~肩のラインが目に毒で、ふだんは見えないところがナチュラルに切り取らているのでドキっとしてしまいました。
さきちゃん(彩風咲奈)は流し目とほくろが色っぽすぎて反則です。特に最後のページ。
2018年のタカラヅカスペシャルのときにはすでに表紙撮影が決まっていたということも興味深かったです。
おそらく年間を通してずいぶんと前から決まっているのでしょう。
◆ようこそ!花組デパートへ
「ハンナのお花屋さん」のエプロンで決めたクリスことみりおちゃん(明日海りお)が花組生を紹介されているのですが、次期トップコンビのれいはな(柚香光・華優希)が2人とも食べ物関連なのが微笑ましいです。
そして花組で注目している帆純まひろくんが入っていてうれしいです。
まひろくん、ベレー帽にエプロンがかわいいです。
印象的だったのは一之瀬航季くんの千秋楽の片づけのエピソードです。
お手伝いとかよく聞きますけれどどんな感じなのかを垣間見えた気がします。
それにしてもこのページにいるくみさん(芽吹幸奈)、あかりさん(白姫)、えみちぃさん(乙羽映見)がみりおちゃんと一緒に退団されるのだと思うと寂しいです。
◆The Costume 望海風斗・真彩希帆
舞台写真、稽古場写真とあわせて楽しく拝見しました。
トップスターとトップ娘役が違う場面の衣裳を選ぶのは珍しいような気がします。
だいもん(望海風斗)のこの目線、危険すぎませんか(色気が)。
だいもんのネックレスの選び方がとても素敵だと思いました。
小さめのイヤーカフと同じテイストにしたら強すぎるといいますか、舞台写真を見るとまわりの雪組生がカラフルな衣裳で「こういう合わせ方もあるのね」と感心しました。
まあやちゃん(真彩希帆)の淡いスミレ色の夢々しいドレスがとってもすてきで、相談しながら作り思い入れが強いというのも納得です。
またまあやちゃんは稽古場写真でカチャさん(凪七瑠海)と背中合わせでパンツスタイルで堂々ときめているショットがもとは男役志望であったというのが納得のかっこよさです。
◆poupee 美園さくら
美園さくらちゃんのクラシカル&ポニーテールなポートですが、さくらちゃんを誌面で見るたびにどんどんすてきになっていくと思います。
先月号の「麗花咲く」でも「いままでのさくらちゃんのなかで一番かわいい、一番好きかも」と思ったのですがそれをこのページのさくらちゃんが更新しているんです。
メイクもかわいいしお洋服もヘアスタイルも手袋やヘアアクセサリーもクラシカルな雰囲気が出ていて素敵です。
波乱爆笑!?我が人生 綺城ひか理
誕生から音楽学校入学までの半生を漫画で紹介してくれるこのページ、いつも楽しみにしています。
あかさん(綺城ひか理)が「Salut!」に登場された際に背が高いのは遺伝というお話をされていましたが、本当に子どものころから大きかったんですね。
そして受験のエピソードが自信と信念にあふれていて好きです。
受験の合間に観劇と観光も楽しみつつも「男役の衣裳は合格してから」という自負のようなものも好ましく思いました。
来月号も楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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