花組

別箱公演に名前のない生徒さんのこと【天真みちるさんが綴る”選抜落ち”】

こんばんは、ヴィスタリアです。

天真みちるさんのエッセイ 別箱公演に出演していない生徒さんのこと

毎週月曜日のお楽しみ、たそさん(天真みちる)のエッセイが更新されました。

本公演以外の公演(いわゆる別箱公演)に出演していない下級生がどうしているのか、たそさんご自身の経験が綴られています。

閲覧注意だとヴィスタリアは思います。

文才豊かなたそさんのエッセイは抱腹絶倒ゆえに人前で読まないようにしているのですが、
今回は涙で文字が追えなくなりました。

当時たそさんは研4だったとのこと。

舞台の経験も積んでいって自分より下級生が出演している別箱3公演に自分の名前がないーーこれは大きな、大きなショックでしょう。

集合日〜千秋楽まで出演していればあっという間の多忙な期間ですが、“選抜落ち”した生徒さんにとっては長い長い期間になります。

その期間を生徒さんがどのように過ごしているのかを知ることもできました。

役があるゆえの涙と役がないゆえの涙

最近のぞ様(望海風斗)あーさ(朝美絢)の対談(宝塚GRAPH7月号)やひとこちゃん(永久輝せあ)の「スターロングインタビュー」で抜擢や大きな役、生みの苦しみの涙に触れる機会がありました。

こちらは役があるゆえの涙で、”選抜落ち”の涙は役どころか出番さえない、呼ばれない涙です。

お友だちがこの”選抜落ち”について教えてくれたエピソードが忘れられません。

新人公演主演の経験もある若手の男役さんが下級生のころ”選抜落ち”を経験した際に、涙をこぼしてしまったことがあったそうです。

それを別箱主演もされている上級生スターさんが「自分も昔、同じことがあったんだよ」と励まし、支えとなる温かい言葉をかけたそうです。

たそさんにしてもこの”選抜落ち”を経験したスターさんたちにしても、悔しい思いを経験しても諦めず辞めなかったからこそ、
ご自身の夢を舞台で叶えたり、客席を夢中にさせるすばらしい舞台を見せてくれる今が、未来があるのでしょう。

たそさんの才能あるれる文章で宝塚のなかなか光の当たらない一面を見せてくれるエッセイが好きです。

春野寿美礼さん、真飛聖さんという当時のトップスターさんのすばらしいお人柄に触れられるのもうれしいです。
来週も楽しみにしています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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