こんばんは、ヴィスタリアです。
花組「CASANOVA」の新人公演を観劇しました。
感想は近いうちに記事にしますが、まずは人生初の新人公演観劇に至るまで、チケットの取り方などを書いてみます。
電話で東京宝塚劇場の当日券を獲得したのが初めてのことだったので、電話での当日券の取り方、観劇方法などをまとめてみました。
そもそも新人公演とはどんな公演?
新人公演とは入団7年目以下(研究科7年=研7以下)の生徒さんで本公演と同じ演目を演じるものです。
wiki先生の解説がわかりやすかったので一部引用いたします。
本公演中に宝塚・東京それぞれ1回のみ上演される。
本公演と同じ演目を、主役から老け役に至るすべての役を研7以下の生徒で演じる。
衣装やセット、さらにオーケストラに至るまで本公演同様のものを使用する。
基本的に芝居のみで行われるが、ショーの新人公演もごく稀にある。
一本物の作品の場合は、新人公演担当の演出家により再構成が行われ、ほとんどの場合フィナーレのショー部分はカットされる。
同じ演目ということで衣裳も本公演で着用し、生オケで演奏されるのですね。
新人公演の衣裳の苦労や稽古の進め方などは元タカラジェンヌの桜木星子さんの書かれたものが非常に興味深かったです。
2002年の記事なのでかなり前のものなのですが、
衣裳や稽古のことなど実際に新人公演を経験されている方にしか書けない記事だと思いました。
新人公演 演目は一部変更される
新人公演の演目、衣裳や演奏は本公演と同じですが、若手演出家が担当することで本公演とは変わる部分もあるようです。
まだ上演時間も変更になることがあります。
たとえば花組「CASANOVA」の本公演は2幕、休憩込みで約3時間ですが新人公演は休憩なしの2時間弱となっています。
新人公演 4月11日(木)18時30分からの上演時間は下記のとおり予定しております。
※構成内容を一部変更して、一幕・二幕を休憩なしで上演いたします。
※上演時間は18:30~20:20頃の予定です。
(若干の変更の場合もございますので予めご了承ください。)
https://kageki.hankyu.co.jp/sp/news/20190411_003.html
「CASANOVA」はフィナーレを除けば2時間弱になりそうですが実際には本公演とかなり変わっている部分もありました。
これについては感想記事で(記憶できた範囲で)触れられたらいいなあと思っています。
新人公演のチケットを取るには
新人公演のチケットを取る方法は主に4つになるかと思います。
1.友の会
2.プレイガイド
3.生徒さんの会
4.当日券
本公演との違いは協賛企業経由で取る方法がないということでしょうか。
ヴィスタリアは友の会とプレイガイドの抽選に外れ、当日券を取りました。
通常の当日券は劇場のチケットカウンターに並んでとりますが、新人公演(初日・千秋楽も)の当日券は取り方が異なります。
東京宝塚劇場 花組 新人公演(4月11日(木)18時30分)の当日券について
当日券発売予定枚数 立見49枚
・公演日の前日朝10時より、東京宝塚劇場公演当日券専用ダイヤルにて、ご購入の順番を電話受付し、受付時にお伝えした順番で、当日券をお買い求めいただきます。
・受付方法と発売方法
(1)受付順にご購入の整理番号をお伝えします。その際、お客様の「お名前」「電話番号」等をお伺いします。
(当日券ご購入時の確認に使用します。)
(2)公演当日、開演1時間30分前[17時]より、劇場チケットカウンター前にて、整理番号等を確認させていただき、番号順にお一人様1枚ずつ発売いたします。
なお、キャンセル待ちご希望の場合は、当日券をお求めいただくかわりに「キャンセル待ち整理券」をお渡しいたします。
注:
・整理番号は「1通話1件」といたします。
・キャンセル待ち分を含めて整理番号を発行いたしますので、整理番号をお伝えした場合でも、番号によってはお求めいただけない場合がございます。
・公演当日の整理番号確認開始15分後から発売いたします。
発売開始後にお越しになった場合は整理番号は無効になり、最後尾にお並び直しいただきます。
また、お一人で複数の整理番号をお持ちの場合も、1件ごとに最後尾にお並び直しいただきます。
https://kageki.hankyu.co.jp/sp/news/20190411_002.html
新人公演の当日券をゲットするには必要なことが2つあります。
1.公演前日に当日券専用ダイヤルに電話をかけ、整理番号をもらう
2.公演当日の開演90分前に劇場チケットカウンターに整列し、整理券をもらう
当日券専用ダイヤルに電話がつながれば即当日券を獲得できるわけではないことをヴィスタリアは今回経験して初めて知りました。
チケットカウンターで当日券を購入するまでの流れ
当日の購入までの流れはこんな感じでした。
1.開演90分前の17時ころ東京宝塚劇場のチケットカウンターに行く
2.係員さんが10名ずつ整理番号を点呼するのに従って整列
(番号は当日券=立ち見券の枚数+10くらい発行されてました)
3.整列順に購入番号が記入された整理券を手渡される。
(このとき前日の予約で伝えた番号・名前・電話番号で本人確認がありました)
この整理券には「整理券は当日販売分にキャンセル待ち分をあわせて配布しているので、購入番号によっては買えない場合もある」との注意書きがありました。
4.販売開始時刻(17時15分)になると当日券の窓口が開いて販売が始まる
窓口では整理券を渡し→立ち見であることの説明を受け→チケット代1,000円を現金で支払いチケットをもらうという流れになっています。
ヴィスタリアが慌てて整理券と一緒に1,000円を渡そうとすると「整理券のみでお願いします」と言われました。
それにしても立ち見とはいえ1,000円という値段の安さには驚きました。
ちなみに新人公演のチケット代は本公演とは異なります。※()内が本公演
SS席5,200円(12,000円)
S席 4,100円(8,800円)
A席 3,000円(5,500円)
B席 2,000円(3,500円)
当日券で開場〜観劇までの流れ
窓口で受け取ったチケットを手に改札を通って入ると一人一冊プログラムが渡されました。
宝塚大劇場の新人公演だとプログラムは座席に置いてあるそうです。
新人公演の当日券は2階席最後列の後ろで立ち見でした。
チケットと一緒に注意書きと座席表を両面印刷したA5用紙が渡されます。
普段プログラムや劇団の公式サイトで目にする座席表に立ち見席の記載はありませんが、この座席表には立ち見席の番号が振ってありました。
また実際に立ち見場所に行くと手摺りに番号のテープが貼ってあります。
場内の案内係の方から「この番号が胸の真ん中に来る位置でご観劇ください」というアナウンスがありました。
そして立ち見指定場所で開演を待っていると案内係の方から立ち見席1人ひとりのチケット確認を受けました。
気になったのは2時間の公演中に背後の通路を案内係りの方が通っていったことです。
事前にそういうことがあるというアナウンスはあったものの、実際に公演中にすぐ背後を人の通っていく気配があるとびっくりします。
ヴィスタリアはセンターブロックで観劇しましたが舞台全体が非常によく見えて、これで1,000円とは超良席だと思いました。
座席だと見えない舞台の印(銀橋の真ん中、盆に斜めに貼られた真ん中)なども見えておもしろかったです。
こうしてようやく自分の立ち見位置にたどり着きました。
新人公演の感想は次の記事であらためて書きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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