おはようございます。ヴィスタリアです。
宝塚と東京で変わった4つのこと
月組「夢現無双/クルンテープ」の東京宝塚劇場の初日から間もない公演を観てきました。
いつもは東上を待つヴィスタリアですが、今作は宝塚大劇場に遠征したので大劇場との変更点をピックアップしてみたいと思います。
ヴィスタリアの記憶の限りなのですべてを押さえられているか定かではなく、お気づきのことがありましたら教えていただけたらうれしいです。
1.「夢現無双」の心の声が少し減った
芝居のところどころで挿し込まれる宮本武蔵の心の声のアナウンスがカットされた箇所がありました。
吉野太夫/海乃美月に「心に想う人がいるのですね」と問われて、宮本武蔵/珠城りょうは沈黙しますがアナウンスで一言「お通」と入るのがなくなりました。
この心情のアナウンスはほとんどすべて無くしてしまっていいのではないかと思いますし、無くなることを期待していたのですが…。
2.殺陣に効果音が入った
宮本武蔵/珠城りょうと佐々木小次郎/美弥るりかが銀橋で刀を交えるところなど、刀のシャキーン!キィン!という効果音が付きました。
3.「クルンテープ」中詰の始まり、輝月ゆうまくんに拍手ができる
エイトシャルマンを従えて大迫力の美声をたっぷり聞かせてくれるまゆぽん(輝月ゆうま)から中詰は始まります。
このまゆぽんの歌い終わりの演奏がきちっと締まったことで拍手を入れることができるようになりました。
まゆぽんの歌がすばらしいのでこれはうれしいです。
4.美弥るりかちゃんの髪型が変わった
同じく「クルンテープ」の中詰で男役さんたちはラテンの衣裳にターバンをかぶっておいでです。
るりかちゃんも登場のシーンではターバンをかぶっていますが、一度捌けてから再度登場されたときはターバン無しで、地毛に黒い羽飾りになっていました。
いろんなるりかちゃんを見ることができてうれしいです。
「夢現無双」で変わらなかったこと
細かい変更はあったものの「夢現無双」は大きな変更はありませんでした。
大劇場での観劇から時間を置いて見た率直な感想は90分が非常に長く感じられる。これをリピートするのは辛いということです。
長い原作をまとめているからか短いブツ切り場面のつながりがよくなく、山場や見せ場などの盛り上がりがどこにあるのかがわりませんでした。
短い場面がブツ、ブツとずっと同じテンポで進行していくので、メトロノームがずっと同じリズムを刻んでいるようで間延びして感じられました。
盛り上がりに欠けるというのはつまり、ひきこまれる心情、惹きつけられるドラマやストーリーが弱く、この作品の世界に浸れないのです。
東上の際に作品に変更、改変が加えられることがあるというのでテンポがよくなったりドラマティックになることを期待していました。
オリジナル作品は宝塚歌劇の大きな魅力ですが一定レベルはクリアしてほしいと思わずにいられません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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