宝塚

宝塚歌劇とファンの持つ力(雪組「ほんものの魔法使」創元推理文庫で復刊!)

こんばんは、ヴィスタリアです。

t雪組「ほんものの魔法使」原作が創元推理文庫で復刊!

twitterでとてもうれしいニュースに出会いました。

あーさ(朝美絢)の東上初主演、そして神奈川凱旋となる雪組公演「ほんものの魔法使」の原作の小説が創元推理文庫で復刊されます!

ポール・ギャリコのこの小説はちくま書房、大和書房、創元推理文庫などから刊行されているものの絶版で、
中古販売価格は数千円とプレミアがついています。

これは図書館で借りて読もうと思っていたところに創元推理文庫の復刊のニュースがあったのです。

それも公式に宝塚歌劇団の雪組で上演されると言ってくれるなんて。
主演朝美絢と言ってくれるなんて。

初日に間に合うよう5月下旬に発刊してくれるなんて。

これはぜひとも動いてくれた東京創元社に応えたい!と地元の書店に予約することにしました。

新たなファンと、既存のヅカファンが持つ「力」

2021年の宝塚歌劇の公演ラインナップに原作がある作品が多いのは、
原作ファンを取り込むことで宝塚歌劇の新規ファン層の掘り起こすことが一つの要因ではないかと思います。

雪組「CITY HUNTER」の上演決定は大きな話題になりましたし、
宙組「シャーロック・ホームズ」も世界一有名な探偵小説ですから間口は広いでしょう。

また星組「ロミオとジュリエット」ニコニコ動画貸切が開催されたのも新たなファン層の獲得を意図しているのではないでしょうか。

誰もが知るストーリーで、ミュージカルの各ナンバーは楽しく見ごたえがあり、
ことなこ(礼真琴・舞空瞳)はじめ充実の星組生は惹きつける要素が揃っていると思います。

ニコ動貸切公演の前にOGさんが出演してのトークが度々開催された手厚さも念入りです。

OGさんは音月桂さん、紅ゆずるさん、夢咲ねねさん、そして美弥るりかちゃんらが各回に登場されました。

ここには引用しませんが、ニコ動貸切で初めて宝塚歌劇をご覧になった方の感想は新鮮かつうれしいものばかりでした。

新たなファン層の獲得を目指す一方で
「ダル・レークの恋」
「ヴェネチアの紋章」
「ル・ポァゾン」
「ダンディズム!」
などの懐かしいオリジナル作品の再演が続くのは、初演あるいは過去の再演を知っているファンへの強い訴求の一面もあると思っています。

ヴィスタリアもその1人で観たくて観たくていまからジタバタしています(←落ち着け)。

コロナ禍で舞台芸術全般が苦しい状況にあり、宝塚歌劇団を擁する阪急阪神ホールディングスの経営状況の厳しさも相当なものですから
こういった新旧のファンに訴える公演ラインナップは重要な戦略でしょう。

今回の復刊のニュースはtwitterで知りましたが、先日は星組「ロミオとジュリエット」に関するあるワードがtwitterで大きな話題となりました。

それは「愛ちゃんの死」です。

星組の2番手スター愛ちゃん(愛月ひかる)が「ロミオとジュリエット」で演じている役があまりにもすごくてtwitterのトレンド入りを果たしたのです。

twitterのトレンド入りというのはざっくり一言で説明するなら急上昇ホットワードといったところでしょうか。

あまりに反響が大きくてネットニュースにも取り上げられました。

報じられたのは宝塚大劇場のBパターンのライブ配信の日だったのですが、
さらに東京宝塚劇場公演のチケット先着順発売日にも愛ちゃんの死というワードがトレンド入りを果たしました。

twitterに生息するヅカファン(ヴィスタリアもその1人です)がBパターンの当落を「愛ちゃんの死が見られる」「見られない」で発信したということでしょう。

twitterを閲覧している、アカウントを持って発信しているのは一部のヅカファンかもしれませんが、
「愛ちゃんの死」にとどまらず度々トレンド入りをしています。

ヅカファンは発信力があり購買力があり、それは宝塚歌劇への、ご贔屓への愛が根幹にあるとあらためて感じた復刊のニュースでした。

コロナ禍のstay homeで需要が増えたにせよ厳しい状況の続く出版業界にとっても確実に買う層があるのは大きいメリットなのは察せられます。

小説が原作の作品が上演されると帯に主演の生徒さんのお写真が入ったものが販売されるケースは過去にもありました。

売れるから用意するのでしょうし、手にとってうれしくなりますし、生徒さんが喜んでいるのを見るのもうれしいものです。

花組「マスカレード・ホテル」のときにポスターをあしらった帯付きの文庫が書店に並び、
あきらさん(瀬戸かずや)が「いろんな人にあきらが本屋にいると言われた」とお話されていました。

千秋楽を終えたばかりの月組「幽霊刑事」もたま様(珠城りょう)の帯付きで書店に並びましたし、
原作の有栖川有栖先生が観劇されただけでなく、率直な思いをツイートされていました。

復刊される「ほんものの魔法使」ももしかしたら公演にちなんだ帯がついたりするでしょうか。

復刊される創元推理文庫を手に取るのが楽しみです。

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