映像の感想

美園さくらミュージックサロン「FROM SAKURA」感想

こんばんは、ヴィスタリアです。

美園さくらミュージックサロン「FROM SAKURA」の感想

美園さくらちゃんのミュージックサロン「FROM SAKUA」の夜の部のライブ配信を見ました。

仕事がどたばたで危うく遅刻しそうになりましたがなんとか間に合いました。

セットリストをメモ的に、わかった範囲で書いています(不勉強で全部はわかりませんでした)。

・cry me a river

・ニューヨク、ニューヨーク 暁・瑠皇・毬矢
・YOU ARE MY LUCKY STAR(雨に唄えば)
・SINGIN’ IN THE RAIN(雨に唄えば)美園・暁

・私の居場所(I AF FROM AUSTRIA)
・スポーツ万歳(I AF FROM AUSTRIA)全員
・I AM FROM AUSTRIA

・???暁

・許されぬ愛(1789)美園・暁
・神様の裁き(1789)

・男たるもの(夢現無双)瑠皇・毬矢

・私と踊るとき(エリザベート)美園・暁
・私だけに(エリザベート)

・I Have Dreamed(王様と私)
・さくらメドレー
・Amaging grace

ミュージカルナンバーのほとんどがさくらちゃんが演じられたものです。

こうして見るとさくらちゃんは新人公演、本公演と海外ミュージカルで主役を任されてきたのがよくわかります。

それもブロードウェイ・ミュージカル、フレンチミュージカルにウィーンミュージカルとジャンルも幅広いです。

さくらちゃんの歌唱力華やかさがあってこその舞台歴を振り返るようなセットリストで、
またさくらちゃんの努力と成長の過程を振り返るようでもあると感じました。

「I AM FROM AUSTRIA」のイントロで始まり、登場はポスターのお衣装で、さくらちゃんの手足の長さ、華奢さ、スタイルのよさが引き立ちとても素敵でした。

ゴージャスさとキュートさがとてもお似合いです。

美声をたっぷり聞かせてくれたと思ったらご挨拶の第一声の「こんばんはー!」がとっても元気で、
さくらちゃんの持ち味があふれていました。

ライブ配信を見ているこちらがわへのカメラ目線がかなり強めであったり(ジェスチャーも)。

得意の数学を生かして関数のグラフをジェスチャーで表現しようとしたり(かなり無理あるよね?)。

自粛期間中に「寝る間は惜しんで」「ON THE TOWNのリベンジで」練習したというバッティングフォームを披露してくれたり…
想像以上に個性的で、そして魅力的でした。

さくらちゃんが力説していた20時間の法則というのはこれですね↓

一風変わっているのはこの冒頭のトークだけではありませんでした。

中盤あたりでるおりあくん(瑠皇りあ)まりやっちょ(毬矢ソナタ)がお母様とさくらちゃんに扮装して本人アテレコの寸劇をするとは思わなかったですし、
そのなかでご本人が「私のセリフ回しって外国映画の吹き替えみたいじゃない?」と言うとは予想外でした。

斎藤先生らしいなあと思いました。

斎藤先生とさくらちゃんと言えば、トップ娘役としてお披露目本公演であった「夢現無双」の曲をるおりあくんまりやっちょが歌っていたのもうれしかったです。

幕開きでたま様(珠城りょう)とれいこちゃん(月城かなと)が歌っていた「男たるもの」をあらためてこうして聞くといい曲でしたし、
るおりあくんとまりやっちょの爽やかさ、溌剌さが眩しかったです。

トークの中でボツになった芸名というお題があったのも興味深かったですし、
みなさま「いまの芸名でよかった」と口を揃えていましたが画面のこちら側でも深くうなずきました。

さて。さくらちゃんはポスターのお衣装から青いドレスにキュートなボブスタイルにお着替えされての「SINGIN’ IN THE RAIN」は傘を持って踊るときとても表情豊かで、情景まで見えるようででした。

歌はもちろんダンスもよくて、片足をすっと上げてキープしていたのがとても綺麗でした。

ありちゃん(暁千星)の「SINGIN’ IN THE RAIN」も大人っぽい大人の色気が滲んでいてかっこよかったです。

歌もいいし伸びやかなダンスのすばらしさは言うまでもありません。

いつかありちゃんのドン・ロックウッドを見ることがあるかしら…と夢見たくなります。

次のお衣装は娘役さんにはめずらしいパンツスタイルがとてもおしゃれでした。

モノトーンでまとめつつ華やかで、羽飾りのついたハットやリボンテープがクロスしたコルセット風のトップスが民族衣装の趣で、
こんなにおしゃれでスタイリッシュなI AM FROM AUSUTRIAが見られるなんて!

いつ聞いても、何度聞いても「スポーツ万歳」は楽しくて最高に盛り上がります。

1期上で「アルカディア」や新人公演などで縁の深かったありちゃんとのデュエットも歌うま同士で聞き応えがありました。

一番印象的だったのはお披露目本公演のショー「クルンテープ」のたま様とのデュエットダンスの「I Have Dreamed」の美しい、心のこもった歌唱です。

永遠の贔屓ヤンさん(安寿ミラ)がこれから始まるたまさくのために振り付けたストーリー仕立てのデュエットダンスで、
見る度にときめいたのを思い出させてくれました。

最後のご挨拶でさくらちゃんがはらはらと涙を流しながらメンバーのお名前を呼びながらお礼の言葉を伝えていて、
なんて飾らない、嘘のないお人なんだろうと思いました。

トークにしてもセットリストにしても美園さくらというタカラジェンヌが、娘役がそのまままっすぐ伝わってくるようなミュージックサロンだったと感じました。

FROM SAKURA」というタイトルがぴったりだなあと、見終わったいま感じています。

ライブ配信でしたが見ることができて、さくらちゃんの魅力に触れることができてよかったです。

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