映像の感想

スイートハートのポーズ、呼吸〜美弥るりか様の男役道②〜

おはようございます。ヴィスタリアです。

昨夜はスカイステージで月組「カンパニー/BADDY」のファーストランがありました。

スカステ難民のヴィスタリアは例によって実家に録画を依頼済です。

そしていつの日かオンデマンドで配信されるのを心待ちにしています。

前記事に続いて、オンデマンドで配信中の「もっと!男役道〜月組編〜」パート2について書いてまいります。
ちょうど「BADDY」のエピソードが取り上げられています。

Q4「振付を受けるとき、役として踊るときに意識していることは?」

パート1が上級生順だったので今度は下級生からということで、さっさくんからの質問です。

美弥るりかちゃんに「質問がある人」と言われて勢いよく手をあげるあさぴくん(朝陽つばさ)、まおちゃん(蘭尚樹)、さっさくん(瑠皇りあ)のなかで、なぜかまおちゃんが両手をあげてバンザイ!!になっていて微笑ましかったです。

「役によって息づかい、呼吸も違うはずなので、動き方も大切だけれど、役のエッセンスを入れるときに肉体とか呼吸がどうなっているかを優先する」

「役として踊るときはその人物として踊っているように見せたい。
「雨に唄えば」の「Make’em laugh」 は大変だったけれど、必死なのは自分自身なのであって、役としてはコズモはおもしろがっていてしんどくないはず」

それを簡単に、軽々とやっているように見せるのは相当大変ではないでしょうか。

そのことをさっさくんが「雨に唄えば」のフィナーレナンバーを例に言葉にしていました。

「初めての燕尾服で、前をぱっと掴むことさえ必死だった。ファン時代に見ていたことを実際にやるのは難しいと思った」とのことでした。

Q5「BADDYの美弥さんのポーズがすごかった。男役のポーズについて教えてほしい」

まおちゃんの質問は「「BADDY」のプロローグの銀橋とフィナーレの大階段でポーズが自由だったが、前を見たら美弥さんがすごくかっこいいポーズをされていた。その引き出しはどこからくるのか」というものでした。

まおちゃんがややこちら側(ファン側)で「美弥さんがすごかった」と興奮気味にお話されているのがかわいかったです。

ここでそのキメのポーズの「BADDY」の映像が流れるのですが、たしかにるりかちゃんのスイートハートのポーズがなんかもう、すっごいです。

るりかちゃんによるとそのすっごいポーズ「降ってきた」そうです。

「スイートハートは男性だけれど女性の気持ちの役なので、いつもの男役のポーズではこの役がつまらなく、意味がないものになってしまう。
なのでスーツを着ているけれど女性らしくも見えるポーズを考えたときに出てきた」

るりかちゃんが片腕を頭上にあげて肘のあたりをもう片方の腕で掴み、顎を上げてこちらを見下すようなポーズをされました。

スタジオのお三方も「きゃー!!」となってしいますがタブレットの前で見ているこちらも「きゃー!!」ですよ。

特にヴィスタリアはたまたま観劇した「BADDY」のスイートハートでるりかちゃんに出会って宝塚ファンに復帰したので尚更なんです。

あさぴくんが「美弥さんがやるから様になるのであって私達がしたらただ体操です」と言ったところから、役としてのポーズという話になりました。

「スイートハート役のときは人をある意味見下すじゃないけれど、すごく上から客席を見ていた。
“別に見てくれなくてもいい、見たければみればいい、そっちが見ていても私は見ないけど” というスタンスでやっていた。
ギラついてお客様にアピールするよりも、独自の世界に入りこんで自分がキメているポーズを生み出したいと思った」

これを聞いた上でぜひ、早いところスカステの「BADDY」を見てスイートハートのポーズがいかに客席を見下ろしてキメているのかを確かめたいです。

まおちゃんが「私たちにもできるポーズを教えてください」と言うと、このスイートハートをきっかけに得たポージングを教えてくださいました。

「「GPARA」や「歌劇」で写真を撮っていただくときに“もうちょっと何かないか”と思って、中途半端な位置に手を持っていってあえて崩すようにしている。
下級生のうちは直立しかできなかったりするけれど、どちらかの足に重心をおいてバランスを変えるとストーリー性のある写真が生まれる」

このお話の間に次々とるりかちゃんのだらっと崩した感じのポーズが繰り出されるのですが、それがキマッて見えるんです。

下級生のお三方もチャレンジされていましたが、この一見ポーズではなさそうな、力を抜いてバランスを崩すポーズが様になるというのは相当難しいのではないでしょうか。

いわばポーズの応用編で、基本が確立しているからこそ崩して見せることができるのかなと思いました。

Q6「同じ投げキスでも役によって違っていて、どのように勉強されたのか?」

あさぴくんが「色気もそうですが、掴めないものをどう自分のものにすればいいのか」と言うときの切実さにぐっときました。

「この役、この人でいたい、こう動いてほしいという願望を自分に押し付ける。やらなきゃだめだよ、と自分にプレッシャーを与えている部分はある」

「どんな役でも色気がないとおもしろくないと先生に言われるし、色気があるとお客様も惹かれると思う。
自分が何に気をつけた方がいいかと考えたときに、すごく息を吐いている。喋るように息を吐いている」

「投げキッスであればするときに息を吐くのではなく、やる前までの手を口元に持ってくるまでの呼吸が大事。
自分としては力を抜いていて、呼吸して一緒にエネルギーか何かが出ている感じ」

呼吸というキーワードが出てきたときはふしぎでした。

しかしお話のなかで何度か手をゆったりと口元へ持っていく仕草があって、それが花が開くように色気が広がるのを感じて、こういうことかと実感しました。

「燕尾で前に4歩歩いて、と言われたときもすごくゆっくり息を吐いている。そうすると自分の周りの空気が一緒に動かすような感じがある」

呼吸は身体性につながると思うので舞台人の身体性に触れるようなお話でとても興味深かったです。

最後に下級生からのお願いで投げキスの実演があったのですが、前回のハットに続いてるりかちゃんが「みんなもやるんですよ」と釘を刺すのに和みました。

そしてわりとさらっと投げキスをした後、「恥ずかしい〜」と言ってちょっと照れているるりかちゃんがかわいいです。

個人的にはあさぴくんの実践の後で「顎を上げてもいいよ。仕上げにね」の仕上げという単語が大変ツボでした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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