観劇の感想

雪組「ライラックの夢路/ジュエル・ド・パリ!!」109期生初舞台と彩風咲奈・夢白あやお披露目本公演の感想

おはようございます。ヴィスタリアです。

宝塚大劇場で雪組「ライラックの夢路/ジュエル・ド・パリ!!」を観劇しました。

一度きりの観劇ですが、ヴィスタリアの独断と偏見と偏愛に満ちた感想で、作品の内容に触れています。

109期生初舞台公演 口上とロケット「ジュエル・ド・パリ!!」

今回仲良しのヅカ友さんのおかげでSS席のどセンターという、もんのすっっっごい席で観劇し、
興奮してやや思考停止、記憶が曖昧なところがあります。

どんな視界だったのかショー「ジュエル・ド・パリ!!」の緞帳が開いたところのお写真を以前なら貼っていましたが…。

さて。
ヅカファン人生で初めて初舞台公演を観劇することが叶いました。

お芝居が始まる前ににわ組長(奏乃はると)の紹介アナウンスで幕が上がり、紋付き袴の正装で舞台でずらりと並んだ109期生の美しさの迫力に圧倒されました。

お一人おひとりの、これから羽ばたいていくはつらつとした笑顔の美しさだけでなく、
ずらりと並んだ勢ぞろいの集団としての美と迫力がすごくて、初舞台の口上がどれほど特別なものなのかを肌身で感じた瞬間でした。

この日の口上はこちらのお三方でした⇣

■星奈 蘭
■輝星 成
■湖ノ花 なり

ロケットはミモザ色の黄色いお衣装でショーが始まってすぐ、トップスターのさきちゃん(彩風咲奈)が大階段から登場→銀橋を渡ってからという始まりでした。

スターさん、トップスターさんがロケットの紹介してくれるのが大大大好きなので(「ロケット!」とか掛け声を入れてくださると一層高まります)、導入からしてワクワクしました。

タカラヅカニュースでバウホールを利用しての稽古場風景を見て手足の長さとスタイルのよさ、
振付の難易度に「初舞台の時点でこんなにすごいなんて…」と驚いていたのですが、実際の舞台もすごかった!

ピックアップの生徒さんたちが次々と踊るシーンは圧巻でしたし、百花沙里先生の振付もいいなあ…と見入りました。

百花沙里先生は106期生の初舞台「ピガール狂騒曲」のロケットでもシャンソンに合わせてなかなかに凝った振付をされていたな…と思い出しました(←東京で男役さんだらけのロケットを何度も観た)

舞台が間近なので109期生のお一人おひとりが懸命なのも輝いているのも、ときに必死なのも具に見ることができて、
これが同期生全員が揃う最初で最後の舞台なんだ…と思うと涙腺が緩んでしまい、
チェイサーで銀橋を渡って下手の花道に全員が消えていくまでずっと拍手をしていました。

自分のなかで109期生は初めて初舞台を見た期としてこの先ずっと気になるし応援したくなるし、活躍をうれしく思うことになるでしょう。

109期生のみなさまのこれからの舞台とご活躍を心から楽しみにしています。

雪組新トップコンビ彩風咲奈・夢白あやお披露目本公演

「ライラックの夢路/ジュエル・ド・パリ!!」は雪組新トップコンビさきあや(彩風咲奈・夢白あや)のお披露目本公演です。

あらためておめでとうございます!

プレお披露目公演「BONNIE & CLYDE」は未見のままになってしまったのでさきあやを見るのは今回が初めてでしたが、長身で細身の並びがしっくりときて、美しくてお似合いだと思いました。

お芝居の19世紀初頭のクラシカルなお衣装からショーの様々なお衣装から、お2人が並んでいるどれもが素敵で夢を見させてくれました。

正統派よし、コスチュームプレイよし、ラテン系よし、カンカンはかわいい、デュエットダンスの赤✕赤も素敵でした。

これからさきあやの雪組を楽しみにしています。

夢白あやちゃんは歌の音域はまだ地声寄りでかこれから広がっていくのかなと思う部分もありましたが、
「fff」のころのような芝居の硬さが消えて伸びやかで、きらめくような魅力から目が離せない瞬間が何度もありました。

特に「ライラックの夢路」登場シーンの溢れるような金髪の長い髪、跳ねるような動き、躍動感は魅力的でした。

「ジュエル・ド・パリ!!」で数々のお衣装を着こなす美しさと華やかさもまた然り、舞台の真ん中に立つトップ娘役の存在感、輝きとはこういうことか…とあらためて思いましたし、
パレードで下手の先頭のトップ娘役を久しぶりに観たように思います。

「ライラックの夢路」は作品としては自分は???だったのですが、藤井大介先生の「ジュエル・ド・パリ!!」はショーの勢い、魅力にクラシカルでオーソドックスな選曲が逆に新鮮でとても楽しい作品でした。

和希そらくんが女装で踊りまくるシーンがあるのですが宙組「アクアヴィーテ!!」もすごかったですが、固唾を飲んで目が釘付けになるほどすごかった!!です。

そらくんは歌・ダンス・芝居なにをとっても巧い上に踊っていると視線の動きさえ振付の一部とばかりに魅了してくるので目が離せません。

金髪でキレッキレで踊りまくるはいちゃん(眞ノ宮るい)
歌にダンスに活躍しているともかちゃん(希良々うみ)
バチバチに踊りまくるようこちゃん(千早真央)
この公演で退団されるかりあん(星加梨杏)の長身と美しさを目で追いかけていました。

同じく退団されるうきちゃん(白峰ゆり)に見せ場がたくさんあって拍手できたのもうれしかったです。

ところでSS席のどセンターで観ていると自然とさきちゃんが銀橋の眼の前で何度も目線が、ウィンクが飛んでくるという瞬間が何度もあって目と心臓がどうにかなりそうでした。

さきちゃん、かっこよかった……が遺言になってもおかしくない席でした(←落ち着け)。

初めての初舞台公演、大劇場で観るトップコンビのお披露目公演、観劇できてとても幸せでした。

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