こんばんは、ヴィスタリアです。
「バレンシアの熱い花」のあらすじ、役のプロフィールに触れています。
星組全国ツアー「バレンシアの熱い花」配役発表
今日が星組全国ツアー「バレンシアの熱い花/パッション・ダムール・アゲイン!」の集合日だったのですね。
退団者がいないことに胸をなでおろしました。
そして配役が発表になりました。
関係のありそうな役ごとに並べ替えています⇣
役名 | 配役(予想) | 16年宙組 |
フェルナンド・デルバレス(前領主の息子) | 凪七瑠海 | 朝夏まなと |
イサベラ(酒場のダンサー) | 舞空瞳 | 伶美うらら |
ラモン・カルドス(酒場の歌手) | 瀬央ゆりあ | 真風涼帆 |
マルガリータ(フェルナンドの婚約者) | 乙華菜乃 | 星風まどか |
ローラ(ラモンの妹) | 綾音美蘭 | 華妃まいあ |
レオン将軍(マルガリータの祖父。退役軍人) | 美稀千種 | 松風輝 |
アントニオ(レオン将軍の家来) | 煌えりせ | 朝央れん |
ドンファン・カルデロ(レオン将軍の協力者) | 天飛華音 | 瑠風輝 |
セレスティーナ侯爵夫人(フェルナンドの母) | 紫りら | 純矢ちとせ |
ロドリーゴ・グラナドス(ルカノールの甥、フェルナンドの友人) | 極美慎 | 澄輝さやと |
シルヴィア(ロドリーゴの恋人だったが…) | 水乃ゆり | 遥羽らら |
マルコス(シルヴィアの弟) | 奏碧タケル | 秋音光 |
レアンドロ(ロドリーゴの友人) | 天路そら | 春瀬央季 |
ルカノール公爵(現領主) | 朝水りょう | 寿つかさ |
バルカ(ルカノール派) | 輝咲玲央 | 凛城きら |
ホルヘ(ルカノール派。特務機関) | 大輝真琴 | 星吹彩翔 |
ミゲル(ホルヘの仲間) | 蒼舞咲歩 | 留依蒔世 |
ルーカス大佐(ルカノール派の軍人) | 夕渚りょう | 蒼羽りく |
サンチェス(ルカノール直属の近衛士官) | 御剣海 | 水香依千 |
ベニート(ルカノール直属の近衛士官) | 凛央捺はる | 朝日奈蒼 |
カサルス(ルカノール派) | 天希ほまれ | 美月悠 |
バルバラ(酒場の女) | 音咲いつき | 花音舞 |
フラスキータ(酒場の女) | 澪乃桜季 | 瀬音リサ |
マヌエラ(酒場の女) | 彩園ひな | 花咲あいり |
ファニータ(酒場の女) | 七星美妃 | 愛咲まりあ |
夫人(公爵の夜会の客) | 都優奈 | 彩花まり |
夫人 | 愛花いと | 涼華まや |
リオス(祭りで酔う兵) | 青風希央 | 潤奈すばる |
ディエゴ(祭りで酔う兵) | 飛翠真凜 | 風輝駿 |
繰り返し再演されているのでご存じの方も多いかと思いますが、
「バレンシアの熱い花」は2007年宙組公演の解説(かなり詳細に紹介されています)と、スカイステージで放映された際の中村暁先生が読んでいた紹介をまとめるとによるとこんなお話です⇣
19世紀初めのスペイン、バレンシアを舞台に復讐と恋を描いた作品。
2年ぶりに駐屯地より帰還した前領主の息子フェルナンド・デルバレス/凪七瑠海は、今は退役しているレオン将軍/美稀千種から、現領主ルカノール公爵/朝水りょうによる父親暗殺の証拠が見つかったと聞かされ、復讐を誓う。
フェルナンドは復讐のために許婚者のマルガリータ/乙華菜乃には結婚の延期を告げ、遊び人を装い街の酒場エル・パティオに夜毎繰り出して歌い手のラモン/瀬央ゆりあやイサベラ/舞空瞳と親しくなる。
情熱的なラモンはイサベラを心から思い、たとえ彼女がフェルナンドを愛していたとしても、彼女のすべてを愛おしく思っていた。
またフェルナンドの友人でルカノールの甥ロドリーゴ・グラナドス/極美慎は恋人のシルヴィア/水乃ゆりをルカノールに奪われ苦悩していた。
シルヴィアの父が反逆罪で捕らえられ、父を救う条件としてルカノールは強引にシルヴィアを後添えにした上に、子のいないルカノールはロドリーゴを養子にし跡取りにすると言い出したのだ。
フェルナンドはロドリーゴに復讐の計画を打ち明け2人は手を組み、覆面の「黒い天使」として行動を起こす。
2人の秘密を耳にしたラモンは一度は誘いを断るが、ルカノール一味に妹ローラ/綾音美蘭を殺されて仲間に加わることになり、いよいよそのときは訪れる――
「バレンシアの熱い花」はキャラの立った役たちの様々な恋とドラマが交錯し復讐へと向かい、数々の名曲に彩られた作品で、
映像でしか知らないのですが柴田先生の作品の中でもかなり好きです。
曲は星組のショー「Gran Cantante!!」でも使われていましたし、様々な機会で繰り返し歌われていますから耳馴染みがあって楽しいです。
交錯するドラマは味わい深いですが、卑劣なルカノールに引き裂かれることになった恋人同士のロドリーゴとシルヴィアのドラマ、ナンバーがロマンチックでドラマチックで特に好きなんです。
ロドリーゴは出番も多く、2007年宙組全国ツアーであっきーさん(澄輝さやと)が演じているのですが、ものすごくかっこいいんです。
今回はしんくん(極美慎)と水乃ゆりちゃんの長身細身美形カップルが演じるのですね。
想像するだけで絵になるのがわかります。楽しみです。
そして諸悪の根源であるルカノールは、味の役どころが多いことからもわかりますが、絶大な力を持っており、
朝水りょうくんが演じるなんて…!うれしすぎてどうにかなりそうです(←落ち着け)
「アルジェの男」の総督役もすばらしくて存在感がありましたが、得体の知れない器の大きなお役がまた柴田先生の作品で見られるなんて、
こんなにうれしいことはありません。
そしてフェルナンドの婚約者マルガリータは106期のななごん(乙華菜乃)でした。
「ディミトリ」で幼少ルスダンを演じていたのですね。
新人公演のライブ配信も見られなかったので今回の全国ツアーでどんな娘役さんなのかを知る機会になりそうです。
なんとかチケットも確保できているのでこうして配役が発表になって観劇がますます楽しみになりました。
ちなみに2016年宙組版は永遠の贔屓ヤンさん(安寿ミラ)が振付をされていました。
最近宝塚で振付がご無沙汰のヤンさん、柴田先生の全ツ再演はお手にかけることが多いので今回はきっと…と期待しています(ショーの振付も待ってます)。
ドラマチックな柴田先生の名作と岡田先生のロマンチックレビューをこのメンバーで観劇できるのがとても楽しみです。
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