こんばんは、ヴィスタリアです。
寒いですがみなさまお元気てしょうか。
ヴィスタリアは今年初めて湯たんぽを使いました。
布団がぬくくて幸せです。
さて、今日は星組「霧深きエルベのほとり」新人公演のキャストが発表になりました。
また少し(というより、かなり)前ですが、ウエクミ先生のインタビューが掲載されました。
今日はこのことについて書いてみます。
「霧深きエルベのほとり」はウエクミ先生により時と”場”を変えてどう生まれ変わるのか
ウエクミ先生が「霧深きエルベのほとり」についてお話されているのを読みました。
この古い作品の再演が発表されたときは驚きました。
2019年が「ベルサイユのばら」45周年ということもあり、大劇場1作目の星組公演はベルばらになるでは?と予想していたのですが、完全に外れました。
インタビューを読むとウエクミ先生はかなり「エルベ」再演に強い思い入れがあるようです。
宝塚歌劇には過去にこんなに素晴らしい誇るべき作品があったのだということを、私自身も思い返したい時期ですし、出演者にも、そしてファンの方々にも知っていただきたいという思いが、再演に至ったきっかけです。
“昔のもの=古臭い”ではなく、“新しいことだけが素晴らしい”でもないということを立証したいと思います。
このインタビューの冒頭でウエクミ先生は「『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る—』でショー作家としてのデビューも果たし、その真新しい作風が話題となった演出家」と紹介されています。
しかしウエクミ先生はもしかしたら「”新しい”と言われるオリジナルの新作を生み出すだけの演出家ではないことを証明しよう」と考えているのでは?とヴィスタリアは思いました。
あとインタビューのなかでもっとも気になったのが作品の変更すると名言している箇所です。
ヒロインをとりまく旧弊な社会の様子からは本来の作品の舞台となっている1960年代よりも前の印象を受けるので、私の頭の中ではもう少しさかのぼった1930年くらいに、時代を設定し直しています。
また、この作品はドイツを舞台にしていますが、内容的には実は完璧に日本人のメンタリティのお話だと感じます。
ですから、あまり国や時代を特定せず、“ヨーロッパのどこかの国のお伽話”という雰囲気で作るのが、今回のコンセプトでもあります。
これを読むと時代も”場所”も変えるということだと思いますが、一体どんな効果を生むのか非常に気になります。
ヴェロニカの配役の意図が気になって仕方ない
人物相関図が発表される前にも書きましたが、配役で意外だったのがヴェロニカ/英真なおきです。
順みつきさんの「エルベ」の映像のダイジェストを見たところ、ヴェロニカは見せ場のある「おいしい」女役でした。
カールがマルギットに心にもない言葉をあびせて別れを告げ、船に乗り組む前に寄った酒場でヴェロニカを相手に心の内を明かすシーンがあったのです。
ヴェロニカはかなり色気のあるいい女風で、ヴィスタリアは個人的に「これは音波みのりさんで見てみたい」と思いました。
なので80〜90周年頃に第一次ヅカファン生活を送ったヴィスタリアとしては星組に一樹千尋さんと英真なおきさんが出演されるのは胸熱意外の何物でもないのですが、英真なおきさんのキャスティングは意外に感じました。
どういった意図でのキャスティングなのかは観劇してのお楽しみ…と思っていますが、このヴェロニカ役を新人公演でくらっち(有沙瞳)が演じるのですね。
ヴィスタリアはくらっちが好きです。
そしてくらっちの娘役度の高い役が似合うところがかわいくて大好きなのですが、「ドン・ジュアン」のエルヴィラのような濃いめの役も好きです。
くらっちがこのヴェロニカという見せ場のある役をどんなふうに演じるのかとっても気になります。
新人公演のチケットを取るのはかなり大変そうで端から諦めがちですが、こんなにも新人公演が見てみたいと思ったことはなかったかもしれません。
もともと星組が好きなのと七海ひろきのお兄様の退団公演ということでチケットをたくさん申し込んでいますが、演目も楽しみですしことちゃん(礼真琴)やくらっちも気になるのでできる限りチケットと時間を確保して通えいいなあと思っています。
時間の調整はがんばるのでどうかチケットが取れますように!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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