こんばんは、ヴィスタリアです。
チケットに大苦戦した宙組「オーシャンズ11」、なんとか6月中に見たいと思っていたら観劇することが叶いました。
宙組「オーシャンズ11」最高の舞台に言葉はいらない
いつものようにヴィスタリアの独断と偏見と偏愛に満ちた感想を書こうとしているのですが、正直どう書けばいいのか困っています。
というのも楽しくて、かっこよくて、美しくて、舞台のあれこれを思い出して言葉にしようとするとこのワードばかり出てきてしまうんです。
ストーリーも演出も練られて完成されているので当然のことかもしれませんが、幕が上がったら夢中になって、その夢が醒めることはありませんでした。
ただただ純粋に楽しくて、わくわくドキドキしてあっという間の3時間でした。
そしてスタイリッシュで長身の宙男たちのスーツが最高にかっこよくて、ゴージャスに着飾った宙娘たちで美しくてかわいくて、目がいくつあっても足りませんでした。
楽しくてかっこよくて美しい。
それで十分、それが全て、そんな宙組「オーシャンズ11」観劇でした。
なので果たして意味のある感想になっているのかわかりませんが、書ける範囲で書いてみたいと思います。
退団される方に胸がいっぱいになる 日比谷は大千秋楽の思い出
ヴィスタリアにとって2週間ぶりの日比谷でした。
あの日も雨で今日も雨に遊歩道が濡れており、似たような天気、空気感に6月9日のことを思い出しました。
観劇前にキャトルでプログラムと美弥さんの卒業Blu-rayを購入し、パッケージやら予約特典のステージ写真を目にすると自分が思っていた以上に動揺してしまいました。
そのプログラムの小池先生の「この公演は宙組の守護神・寿つかさ組長のもとで長年活躍した純矢ちとせ、澄輝さやと、蒼羽りくの最後の舞台」という言葉が滲んで読めなくなってしまいました。
そんな状態で客席に座ったからか、宙組を支えてきたせーこさん(純矢ちとせ)、あっきーさん(澄輝ちとせ)、りくさん(蒼羽りく)の卒業を強く意識し、感極まること度々でした。
そして劇中の登場シーン、ダイアナの新天地への旅立ちでは大きな拍手が起きていましたし、
小池先生テンプレートなフィナーレですが男役群舞では、下手先頭であっきーさんが踊り、次に上手先頭でりくさんが踊り、拍手を贈ることができたのはよかったです。
集合日に退団者の発表があったときは一本物で再演の作品で退団されることに寂しさを感じていたのですが、こうして観劇してみれば関係のないことです。
卒業されることを決め最後の舞台に立たれる生徒さんの集大成は特別な輝きがありました。
進化していくプロジェクション
ヴィスタリアは星組と花組の「オーシャンズ11」は観劇したことがなく、オンデマンドのマンスリープランで配信された星組の映像のみを視聴しました。
なので過去の上演と比較することはできないのですが、舞台の映像は大きく進化しているのではないでしょうか。
背景に映し出されるラスベガスの夜景が本舞台の正面だけでなく左右の壁面にも繋がるように映し出されたのは新鮮でした。
緞帳のサイドに映像が映し出される(たとえば「CASANOVA」)ことはありますし、映像のないときからここが装置の一部なるのはお馴染みですが、
本舞台の左右と正面がつながって一つの映像が投影されるのは初めて見たように思います。
また2幕ラストシーンのダニーとテスの2人のシーンで、スモークが焚かれるところにライトが当てられたのか映像なのか、床面がきらめく水面か星くずを散りばめたようにキラキラとするのがとても美しかったです。
なんてロマンチックで美しい舞台芸術なんでしょう。
ショーのデュエットダンスなどでも見てみたいです。
ファン歴の浅いヴィスタリアが知らない、気づいていないだけかもしれませんがスモークと光を組み合わせるとこんなにも美しいことを知りました。
以上、作品のついての正直な、感想になっていない感想でした。
キャストごとについても書きたいとは思っているのですが「かっこいい」「すてき」「美しい」ばかりになってしまいそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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