こんにちは、ヴィスタリアです。
今日は星組新トップコンビのお披露目本公演「眩輝の谷/Ray」の集合日でした。
年末年始を挟むせいかずいぶん早く集合するのですね。
「ロックオペラモーツァルト」組は大千秋楽から中2日、タカラヅカスペシャルのお稽古もあるなかお疲れ様です。
そして集合日ということでいろいろと大きな発表がありました。
専科 華形ひかる様、星組公演で退団へ
発表を見た瞬間、言葉を失いました。
専科のみつるさん(華形ひかる)が星組「眩輝の谷/Ray」で退団されることが発表になりました。
下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。
専科
華形 ひかる
2020年5月3日(星組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
https://kageki.hankyu.co.jp/news/20191218_002.html
みつるさんは「ANOTHER WORLD/Killer Rouge」から「鎌足」「GOD OF STARS-食聖-/Eclair Brillant」と星組公演への出演が続いていました。
こんなにも続くのは、ユズ長(万里柚美)の学年を考えたときにもしかしたら星組へ異動になる可能性があるのかもしれないと思ったりしていました。
それがまさか星組でご卒業とは思ってもいませんでした…。
みつるさんはずっとずっといてくれるような気が(勝手に)していました。
初舞台が1999年で、当時ヴィスタリアは第一次ヅカファン時代の真っ只中で、みつるさんのことは覚えています。
「歌劇」の初舞台生紹介ページでちえさん(柚希礼音)とともに「きれいな男役さんだなあ」と思ったものです。
その後宝塚を離れてしまってみつるさんが男役スターとして活躍している舞台を見ることはできませんでしたが、
「ANOTHER WORLD」のコミカルでかわいい貧乏神のびんちゃん、
ものすごい色気とかっこよさでシビれた「鎌足」の蘇我入鹿をこの目で見ることができたのは幸せなことでした。
入鹿のラブシーンも狂気の場面も凄まじくて、あれはちょっと他の人にはできない、みつるさんの役だと思いました。
ご卒業されてしまう悲しさ、寂しさと同時に縁のある星組でご卒業でよかった、と救われるような思いもあります。
85期生はヒメさん(舞咲りん)につづいてみつるさんもご卒業されるとにわさん(奏乃はると)一人になってしまうのですね。寂しいです。
謝先生の新作オリジナルがどのような感じかはちょっとわかりませんが、公園解説を読むとみつるさんの周王は悪そうな役で、
「おとめ」でやりたい役に悪役を挙げていますから念願の役になるかもしれません。
またショーの中村一徳先生は退団者の餞の場面をきちんと作ってくださる先生だと思うので、これぞというみつるさんの場面を期待しています。
星組 万里柚美組長が専科へ組替え
そして組替えも発表になりました。
ユズ長がこの公演を最後に専科へと組替えになります。
このたび、下記の通り、組替え(異動)を決定しましたのでお知らせいたします。
星組
万里 柚美・・・2020年5月4日付で専科へ異動
※異動後に最初に出演する公演は未定です。
https://kageki.hankyu.co.jp/news/20191218_003.html
学年を考えればそういう時期なのですが、寂しいです。
いま星組は美しい娘役さんの宝庫ですがユズ長は正にその長でした。
昨年ヅカファンに復帰したとき第一次ヅカファン時代に星組にいたユズ長が星組組長でいてくれてほっとしたんです。
星組が初観劇だったこともあり(1996年「二人だけが悪/パッション・ブルー」)その思いが一層強かったです。
ユズ長、長い間組長としてお疲れ様でした。
専科でのご活躍も楽しみにしています。
組替えにともなって新組長・副組長も発表になりました。
このたび、下記の通り、組長・副組長の就任を決定しましたのでお知らせいたします。
星組 組長就任
美稀 千種・・・2020年5月4日付で星組組長に就任
星組 副組長就任
白妙 なつ・・・2020年5月4日付で星組副組長に就任
※尚、現・星組組長 万里柚美は、2020年5月4日付で専科へ異動いたします。
https://kageki.hankyu.co.jp/news/20191218_004.html
ちぐさん(美稀千種)、なっちゃん(白妙なつ)、おめでとうございます。
なっちゃんが副組長でうれしいです。
星組「眩輝の谷」配役発表 瀬央ゆりあくんが謎の男
集合日とのことで配役が発表になりました。
ふしぎな役名が多いですが公演解説にわかる限り書き入れてみました。
紀元前の中国大陸に西の地からやってきた流浪の民“汶(ブン)族”は、彼らの神“瑠璃瑠(ルリル)”の化身/水乃ゆりといわれる幻の鹿に導かれ、豊かな自然と土壌を持つ“亜里(アリ)”という地にたどり着いた。
そしてその地に「汶(ブン)」という小国を築きあげる。
紀元前800年頃、勢力を拡大する周の国は、汶族の首領・麻蘭(マラン)を征討し、汶を攻略。
ここに汶族は周国の統治下に置かれる。
その美しい亜里の地に、数々の戦の手柄を持ち麻蘭征伐の勇者と称えられる管武将軍/愛月ひかると共に、新しく大夫となった丹礼真(タンレイシン)/礼真琴が赴く。
志し熱く理想にもえる礼真/礼真琴は、敬愛する将軍から汶族の聖地と呼ばれる“眩耀の谷”の探索を命じられる。
汶族の残党(麻蘭の手下)が潜んでいるというのが名目上だが、周国王宣王/華形ひかるは、谷にある黄金が目的。
そんなこととは露知らず礼真/礼真琴は、ある日瑠璃色の鹿を見つけ追ううちに、一人の汶族の男(謎の男/瀬央ゆりあ?)と遭遇し、眩耀の谷を見つけることができる。
しかしそこで出会った汶族の舞姫・瞳花(トウカ)/舞空瞳とその男により、礼真/礼真琴の運命は思いもかけぬ方向に流されていく。
母国を信じる礼真/礼真琴に待ち受ける試練とは、そして希望とは…。
謝珠栄氏が礼真琴と舞空瞳を中心とする新生星組のために書き下ろす、幻想的な歴史ファンタジーにご期待下さい。
礼真と出会う「一人の汶族の男」は謎の男/瀬央ゆりあでしょうか。
興味深いと思ったのが汶族の名前の表記の違いです。
特別な土地である亜里(アリ)や神瑠璃瑠(ルリル)、舞姫瞳花(トウカ)、首領麻蘭(マラン)には漢字がありますが、男たちと女たちはカタカナ表記になっています。
パジャン[汶族の占い師] | 美稀千種 |
アルマ[汶族の女] | 夢妃杏瑠 |
タカモク[汶族の男] | ひろ香祐 |
ヌル[汶族の女] | 紫りら |
ヨナ[汶族の女] | 音咲いつき |
テシャ[汶族の男] | 朝水りょう |
カイラ[汶族の男] | 綺城ひか理 |
クリチェ[汶族の男] | 天華えま |
ブリ[汶族の男] | 夕渚りょう |
ウルマン[汶族の男] | 天希ほまれ |
ザファル[汶族の男] | 湊璃飛 |
バルタ[汶族の男] | 天路そら |
ケトマ[汶族の男] | 遥斗勇帆 |
ウラク[汶族の女] | 桜庭舞 |
イムイ[汶族の男] | 極美慎 |
プラト[汶族の男] | 碧海さりお |
テイジ[汶族の男] | 天飛華音 |
たとえば高貴な身分や神につながる者にだけ漢字が与えられていたりするのかしら…と妄想しながら配役表を眺めています。
また丹礼真が周国の大夫なのにフリガナが平仮名ではなくカタカナなのも気になります。
汶族の記載がない方たちは周の国の人々でしょうか。
母 | 万里柚美 |
巫女 | 白妙なつ |
慶梁(けいりょう) | 天寿光希 |
敏麗(びんれい) | 音波みのり |
百央(びゃくおう) | 大輝真琴 |
丞相/父 | 輝咲玲央 |
村の女 | 紫月音寧 |
興陽(こうよう) | 漣レイラ |
隊長 | 拓斗れい |
金光竜(きんこうりゅう) | 桃堂純 |
春崇(しゅんすう) | 有沙瞳 |
王后 | 華雪りら |
瑛琳(えいりん) | 小桜ほのか |
人物相関図が出るのを待ちたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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