おはようございます。
時差ボケの名残なのか季節の変わり目なのか異様に眠たいヴィスタリアです。
今日は花組当日券にチャレンジしようかと思っていたのですが、体力的に厳しそうで断念しました。
体力には自信がある方なのですがややダウン気味で、観劇には体力や集中力も必要ですし立ち見の場合もありますから諦めました。
昨日青年館で星組「サンダーボルトファンタジー/キラールージュ」で観てきたのですが、隣の席の方が盛大に寝ていたのです。
1階真ん中あたりのいいお席だったのにもったいない…と、盛大に船をこいでいるそのお方を見てヴィスタリアは思いました。
薬の副作用など事情はあるかもしれませんが。
というわけで「サンダーボルトファンタジー」の感想を書いてまいります。
とっても楽しい公演で観られて本当によかったです!
できることならリピートしたいくらいです。
「サンダーボルトファンタジー」は宝塚では異色の作品?
原作は台湾で人気の人形的とのことですが、よい題材を見つけてきたとヴィスタリアは思いました。
台湾公演で現地の方も楽しめるでしょうし、美しい人形を美しく再現する星組生の美貌、濃さに合っています。
これを他の組でやるとしたら…ちょっと想像がつきません。
原作を見てからの方が楽しめそう
これから観劇される方は原作を1話でも2話でも見てから観劇された方が楽しめると思います。
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専門用語が多いですし、完全に創作された世界なので世界観を知っておいた方が入りやすいかと思います。
それに原作の美しい人形を星組のみなさまがものすごい精度で再現しているので、より一層楽しめると思うのです。
ヴィスタリアは途中までしか見られずに観劇したのですが、全話見てから行けばよかったとちょっぴり後悔しています。
最後まで見た方が再現度を楽しめたように思って…でも時間的に見切れませんでした。
ラブストーリーでも悲劇でもないし、革命も起きない
「サンダーボルトファンタジー」はストーリーとしては冒険譚と言っていいかと思います。
死人は出ますけれど悲劇的な死は描かれません。
そしてトップコンビのラブストーリーは一切ありませんし、トップコンビ以外でもラブシーンや愛が芽生えるようなシーンはありません。
海外公演だからという事情もあると思いますが、これは宝塚としては珍しいようにヴィスタリアは思いました。
こういうのもあっていいと思いました。
美しいラブストーリー、ロマンティックなラブシーン、ドラマティックな悲劇もいいですし期待していますけれど、宝塚はそれだけではないという裾野の広がりを感じました。
それに冒険ファンタジーなので物語がどんどん展開していって飽きません。
「次はどうなるの?」と続きが気になってどんどん進んでいき、あっという間の90分でした。
歌やダンスの組み込まれ方が少し違うように感じた
これはラブストーリーでも悲劇でもないというのに通じるのですが、歌やダンスが入るところがいつものお芝居と違うように感じました。
銀橋がないのもあるのかもしれません。
もちろん歌もありますしダンス、立ち回りもあるのですが、やはりストーリーがいつもと違うので見せ方が違ってくるのかなと思います。
トップコンビがデュエットしたりとか、2人で踊るとかはありません。
2番手や3番手や登場して歌い上げるということもありません。
こうして書いてみると「宝塚の芝居はこういうものだ」「こういう流れだ」というのが自分のなかに思っていた以上にあるのかもしれません。
印象に残ったのは原作のオープニングソング「RAIMEI」を主要キャストさんたちが歌い上げるところです。
浅倉大介さん作曲のこの曲がとってもかっこいいので、劇中で歌われてテンション上がりました。
ものすごくかっこよくてわくわくしました。
これもやはり、原作を見て聞いておいた方が楽しいかと思います。
長くなりそうなのでキャストごとの感想は次で書きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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