こんばんは、ヴィスタリアです。
「フィレンツェに燃える」のあらすじ、役のプロフィールに触れています。
花組全国ツアー「フィレンツェに燃える」全配役と休演者の発表
昨日「巡礼の年/Fashionable Empire」が東京宝塚劇場で千秋楽を迎えた余韻も醒めないというのに、もう次の花組全国ツアー「フィレンツェに燃える/Fashionable Empire」のお知らせがありました。
東京宝塚劇場の全日程休演に続いておぶちゃん(海叶あさひ)の休演が発表になりました(涙)。
花組公演『フィレンツェに燃える』『Fashionable Empire』の休演者をお知らせいたします。
■公演期間
全国ツアー公演:2022年10月14日(金)~11月3日(木・祝)
全国ツアー公演
○(花組)海叶あさひ
全日程休演
おぶちゃん、次の本公演「うたかたの恋/ENCHANTEMENT」では元気なお姿が見られるのを待っていますよ。
この「うたかたの恋/ENCHANTEMENT」の出演者も発表になりました。
花組生のみの出演ですね。
2023年年頭の本公演、楽しみにしています。
そしてれいまど(柚香光・星風まどか)の全国ツアー「フィレンツェに燃える」の全配役が発表になりました。
千秋楽の翌日の今日が集合日なのか、発表だけあって集合はまだしていないのかわかりませんがハードスケジュールであることに変わりはありませんね。
柴田先生の「フィレンツェに燃える」は今回が初めての再演で、初演の映像も見たことがありませんが、作品を詳しく紹介している記事があります↓
橘涼香さんの「《橘涼香の名作レビュー館》その3『フィレンツェに燃える』」からあらすじを引用いたします。
1850年代、フランス革命がもたらした気運が漸く伝わり、国家統一運動が起こりかけている時代のイタリア、フィレンツェ。
バルタザール侯爵/高翔みず希の嫡男アントニオ/柚香光は、常に家のことを第一に考える品行方正な貴族の青年だった。
一方次男のレオナルド/水美舞斗は野性的な熱血漢で、イタリアが直面する国家統一運動に強い関心を示していて、性格も思想も正反対の二人は、だからこそ互いを尊敬し強い兄弟愛で結ばれていた。
ある日、侯爵家の遠縁にあたるクレメンティーナ公爵の未亡人パメラ/星風まどかが静養に訪れる。
元酒場の歌姫で、親子以上に歳の違う公爵の四度目の妻となった為に貴族の列に加わったパメラに、フィレンツェの貴族社会は冷ややかな視線を注ぐ。
けれどもパメラの瞳に宿る真実の叫びに魅せられたアントニオは、自分を受け入れない貴族社会に敢えて抗戦的な態度を取るパメラを守る為に、彼女と結婚しようと考えるに至る。
だが兄の純粋な愛情がやがて破滅を招くことを恐れたレオナルドは、パメラに偽りの恋を仕掛け二人の仲を引き裂く。
傷心のアントニオを労わる幼なじみのアンジェラ/星空美咲は、それによって自分がアントニオを愛していたことに気づき、レオナルドもまた、兄の為の狂言だと自ら信じていたパメラへの想いが、真実のものだったと悟る。
折から、パメラの元恋人で憲兵隊将校のオテロ/永久輝せあが、クレメンティ―ナ公爵の死に疑問を抱き、パメラを追ってフィレンツェにやってくる。
それぞれの愛憎が交錯する中、フィレンツェは5月のカーニバルを迎え……
いやー、ものすごくおもしろそうではないですか!
この人間関係が様々に絡にあい、人物相関図でたくさんの矢印が描かれ交錯する人間ドラマは柴田先生のドラマチックでロマンチックな作品の真骨頂ですもの。
大好きです!
柴田先生の追悼記念の本「人間が息づく舞台を」に脚本の一部が載ってるのを読みましたが、言葉の美しさが冴えわたっているのが印象的でした。
橘涼香さんの記事を参考に役を整理してみるとこんな感じになりそうです
役名(プロフィール) | 2022年花組 | 1975年雪組 |
アントニオ(バルタザール侯爵の嫡男) | 柚香光 | 汀夏子 |
パメラ・クレメンティーナ(元歌姫) | 星風まどか | 高宮沙千 |
レオナルド(アントニオの弟) | 水美舞斗 | 順みつき(宝塚)・美里景(東京) |
バルタザール侯爵 | 高翔みず希 | 大路三千緒 |
ビットリオ・ジロッティ(アントニオの従兄弟) | 愛乃一真 | 美里景(宝塚)・(鳳城ひろき) |
カルロ(バルタザール家の執事) | 航琉ひびき | 岸香織 |
ロベルト(カルロの息子。レオナルドの友人) | 侑輝大弥 | 上條あきら |
アンジェラ(アントニオの幼馴染) | 星空美咲 | 沢かをり |
マルガレート・シュザンテ侯爵夫人(アンジェラの母) | 梨花ますみ | 三鷹惠子 |
ルチア(アンジェラの姉) | 春妃うらら | 千花さち代 |
レナート・パリアーノ伯(アンジェラに求婚) | 聖乃あすか | 常花代 |
オテロ・ダミーコ(パメラの元恋人。憲兵隊将校) | 永久輝せあ | 麻実れい |
マチルド(オテロの恋人) | 咲乃深音 | 麗美花 |
マッダレーナ(酒場の歌姫) | 湖春ひめ花 | 矢代鴻 |
マンガーノ大佐 | 和海しょう | |
ジーナ | 華雅りりか | |
マリア(ビットリオの仲間?)/ミランダ | 凛乃しづか | |
ラドバーニ | 春矢祐璃 | |
フォルコ | 泉まいら | |
エンニオ | 和礼彩 | |
ジュゼッペ(ビットリオの仲間?) | 龍季澪 | |
レンツォ | 翼杏寿 | |
マルタ | 三空凜花 | |
パリ | 南音あきら | |
ディノ | 涼葉まれ | |
イザベル(ロベルトの恋人?) | 都姫ここ | |
セレーナ | 愛蘭みこ | |
ジロッティ | 青騎司 | |
パオロ | 美空真瑠 | |
ザッフィ | 湖華詩 | |
ルイジ | 遼美来 | |
バネッサ | 美遥あゆ | |
アリダ(ビットリオの仲間?)/マリエッタ(パメラの小間使い) | 七彩はづき | |
アルド | 瀬七波いろ |
専科時代しか知らないキッシャン(岸香織)、シビさん(矢代鴻)のお名前があります。
そして歌姫シビさんのお役をこはるちゃん(湖春ひめ花)が演じるんですね。
花組は「巡礼の年/Fashionable Empire」で歌姫のでぃでぃ(若草萌香)、音くり寿ちゃん、
歌唱力のある飛龍つかさくんが退団されましたから歌を任される生徒さんたちも変わっていくのでしょう。
歌えると強いだろうな…とも思います。
「フィレンツェに燃える/Fashionable Empire」は楽しみすぎてすでに何箇所かチケットを押さえています。
どうか今回こそ全日程完走できますように。
れいちゃん(柚香光)はじめ花組生、専科のみとさん(梨花ますみ)、さおたさん(高翔みず希)が笑顔で元気に舞台で輝く姿を見てたくさん拍手したいです。
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