おはようございます。ヴィスタリアです。
花組「はいからさんが通る」新人公演の配役発表
花組「はいからさんが通る」新人公演の全配役が発表になりました。
ほのかちゃん(聖乃あすか)は紅緒さんを巡る4人の男性のうち、藤枝蘭丸と青江冬星の2役を演じるのですね。
紅緒さんの幼馴染で年の近い蘭丸と年上の上司冬星というまっく違うキャラクターをほのかちゃんがどう作り上げるのか、冬星さんのスーツに巻き毛の長髪の冬星さんのルックスからして楽しみです。
初演の映像を見ましたがほのかちゃんの美貌が女形の蘭丸にハマっていただけに尚更です。
そのほのかちゃんの蘭丸を新人公演で演じるのは希波らいとくん。
ずいぶん背の高い女形になりそうですが、
「花より男子」西門総二郎役で爽やかかつ危険な色気を放っていたらいとくんですから、らいとくんらしい色っぽさのある蘭丸を大いに期待しています。
らいとくんは前作「A Fairy Tale」新人公演を観劇したときにハーヴィー/帆純まひろ(本役 柚香光)の助手マシュー(本役 帆純まひろ)を本役とはガラリとキャラクターを変えて自信に満ちて演じていたのが印象的で、
蘭丸の弱さやコメディ要素をどんなふうに見せてくれるのかも楽しみです。
雪組から組替えになり花組本公演デビューとなるひとこちゃん(永久輝せあ)の高屋敷要役は102期生のだいやくん(侑輝大弥)です。
初演と役どころも変わりますし、ひとこちゃんが新しい風を取り入れてくれることも含めて注目したいです。
100期の娘役さんの配役が気になる
娘役さんで気になったのが100期のおとくりちゃん(音くり寿)といとちゃん(糸月雪羽)の配役です。
おとくりちゃんは今回は伊集院伯爵夫人役(本役 美穂圭子)です。
すでに新人公演のみならず東上別箱でヒロインを経験済で、「マスカレード・ホテル」では宝塚史に残るくらいの怪演を見せてくれました。
役が憑依するような芝居巧者でありつつ、宝塚の娘役さんらしい見せ方の美しさと存在感もあって歌もすばらしくて魅力的な娘役さんです。
おとくりちゃんは「邪馬台国の風」で専科の美穂圭子さんのお役を経験をしているので、
今回は別の娘役さんが美穂さんのお役をすることで勉強になったのでは?と思わなくもないです。
またおとくりちゃんのラリサや花乃屋吉次を見てみたかったという気持ちもあります。
特に忍少尉への情念、執着を濃く表現するラリサをおとくりちゃんだったらどんなふうに表現しただろう?と純粋に見てみたかったです。
そしていとちゃんのばあや(本役 真鳳つぐみ)ですが、あまりにもったいないと思います。
いとちゃんはこれまで子役、少年役が多いのが解せないくらい美しい華やかな娘役さんです。
2階立ち見席で見た「CASANOVA」新人公演でもいとちゃんの美貌がはっきりとわかりました。
そして「マスカレード・ホテル」ではブライダル係の仁科理恵役で清楚かつ美しいホテルの制服姿を見せてくれましたし、ヒロインの山岸尚美/朝月希和との2人芝居もしっかりと表現していました。
今年で新人公演を卒業される100期だからこそ、いとちゃんがこれからの花組に必要だと思う娘役さんだからこそ、ヒロイン、あるいはヒロインに準じる役を見せてほしいのです。
「はいからさんが通る」で言うのなら本役が同期だから難しいのかもしれませんが北小路環を糸ちゃんで見たかったです。
(もちろん環役に選ばれたみくりん(三空凛花)がダメだとか嫌だという話ではありません。)
不勉強ゆえに知らないのですが新人公演の役と本役が同期というパターンはこれまで無いんでしょうか。
本役より新人公演の方が上級生というパターンは星組「眩耀の谷」のヒロイン瞳花/桜庭舞(本役 舞空瞳)が最近あったばかりですが。
100期生はあと1回、次回本公演「アウグストゥス」が最後の新人公演になります。
どうかお願いしますよ、と祈るような気持ちです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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