観劇の感想

最後のA日程初日(花組「アウグストゥス/Cool Beast!!」柚香光のこと)

おはようございます。ヴィスタリアです。

昨日東京宝塚劇場で花組「アウグストゥス/Cool Beast!!」A日程の初日を観劇してきました。

宝塚歌劇の最後のA日程初日と再開されていくこと

感染症対策で出演者数の制限で下級生がA、Bの2チームに別れて公演してきたのはこの花組公演が最後になります。

なのでこれが最後のA日程の初日ということになりますね。

花組「アウグストゥス」から生演奏、月組「桜嵐記/Dream Chaser」から新人公演の実施と全組子出演と少しずつ「いつもの」公演ができるようになってきました。

そこには劇団のホームページにあるような感染予防の取り組み、楽屋の換気強化などの対策、
また生徒さん・スタッフのみなさまが多大な犠牲を払って非常に厳しい対策をされているからでしょう。

舞台関係者もワクチンの職域接種が始まる(朝日新聞6月15日)そうですし、
ワクチンがすべてを解決するわけではありませんが、課せられている厳しい対策が少しずつでも緩和される日が来ることを祈っています。

別箱公演だけでなく全国ツアーも再開し、本公演が通常の形になってきたことで思うのはタカラヅカスペシャルや舞踊会などの特別な公演も再開は近いか?ということです。

本来なら2021年は2年に一度の舞踊会が開催される年にあたりますが今年は難しいでしょうか。

年末に開催されるタカスペは本公演や別箱公演の稽古と並行している組もあって生徒さんの負担が大きそうなので2019年までの形がベストとは思えないのですが
2021年はどうなるかしら?と気になっています。

気になるといえば2021年の公演ラインナップのうち11-12月にありそうな宙組の別箱公演がどうなるかもです。

「シャーロック・ホームズ/Delicieux!」で上級生が大勢卒業されることが発表されて世代交代という印象をずっしりと受けましたし、
ゆりかさん(真風涼帆)の写真集発売も発表になりましたし、
公演が発表になるころは2022年以降の宙組を強く意識することになるのでは…と思っています。

花組「アウグストゥス/Cool Beast!!」A日程初日のご挨拶

ショー「Cool Beast!!」のひとこちゃん(永久輝せあ)率いるメカメカの場面でアドリブがありました。

イケメン揃いの花男たちが声を揃えて
Aチーム!」「初日!」「おめでとう!

場内大喜びで大拍手でした。

フィナーレのれいはな(柚香光・華優希)のデュエットダンスの終わりに銀橋センターでお辞儀をしてはなちゃんを見送った後、
れいちゃんが日替わりで何かをしてくれます。

前髪をうんと気障に払ったり、本舞台を振り返ったりといろいろなのですが、
今日は下手側あてものの前あたりで片手をすっと大階段の方へ伸ばしながら見上げていました。

声は聞こえませんがAチームの組子たちへの思いがれいちゃんの眼差しにこめられているのが、
気持ちが全身からあふれているのが伝わってきました。

れいちゃんがよきトップスターでありリーダーとして花組を引っ張っていっているのがわかるなあと思いました。

終演後はまずさおた組長(高翔みず希)からA日程の初日についてのご挨拶があり、鳴り止まないほどの大きな拍手が起こりました。

そしてAチームの出演者が紹介されました。

高翔)B日程の公演中に緊急事態宣言が出されたのでAチームが舞台に立つのは4月20日以来になります。

なんとAチームのみなさまは2ヶ月近くも舞台に立てない期間があったのですね。
ようこそ東京へ、東京宝塚劇場へ!お待ちしていましたよ。

つづいて組配属になった106期生が紹介されると「はい!」という元気な声が聞こえました。

Aチーム、大階段の106期生がよく見えるようにと上級生たちがかなり大規模に移動していたり体をかがめていてあたたかい空間でした。

れいちゃんのご挨拶もありました。
言葉は正確なものではなくざっくりとニュアンスのような感じです。

柚香永久輝率いる、私も大好きな場面であるメカメカの、真っ青キラキラ集団も申しておりましたように本日はA日程の初日でございます。

廊下で何気なくすれ違う彼女たちの表情から、やっと舞台に立てる喜びや意気込みを感じ、
あらためて私たちも舞台に立てる感謝と幸せをかみしめて最後まで舞台につとめてまいります。

柚香)この公演は(上手側の瀬戸さんを振り返り)……ウィンクをいただきました(笑)6名の花組生の退団公演です。
(あらためて前を向いて)華優希 の進化をあますことなくご覧いただきたいと思います。

そして(再び上手側を振り返り)…再びウィンクをいただきました。
美しい瀬戸かずやさんの羽根姿を目に焼き付けていただきたいと思います。

あきらさん(瀬戸かずや)の1回目のウィンクは見逃してしまったのですが、
2回目はちゃんと目撃しました。
ちょっと首をかしげての、バチッと音がしそうなウィンクでした。

EXITER!!のウィンクが首かしげてからのウィンクですよね。あんな感じです。

あきらさんのにこにこの素な感じの笑顔から繰り出されるウィンクの威力たるや…拝みました。

しかもその後あきらさんは羽根をゆさゆさとうれしそうに揺すっていました。

れいちゃんの音頭でこの公演で退団される6名に大きな拍手が贈られました。

また自分は見逃してしまったのですが、マイティー(水美舞斗)はなちゃんがぶつかってしまってワチャワチャしていたそうなんです。

れいちゃんが振り返って「ん?」ちょっと笑いを含んだ感じになり
こうしていつも平和に、楽しく公演しております」というような一言もありました。

大きな拍手に包まれた東京宝塚劇場でした。
7月4日の大千秋楽まで無事に、舞台のみなさまがこの拍手を受け取ることができますように。

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