こんばんは、ヴィスタリアです。

礼真琴・舞空瞳の「1789」ロナンとオランプが見たい
7月14日のフランス革命記念日に月組「1789」がスカイステージで放映されました。
家のことやら雑事やらを片付けずつのながら見でしたが、見ながら宝塚歌劇で再演があるなら、ことなこの星組で見たいと思いました。
月組版はトップコンビがロナン/龍真咲とマリー・アントワネット/愛希れいかという別々のカップルの配役でした。
星組で再演するならロナンとオランプの革命に翻弄される男女の物語を軸にして、ことなこにはぜひともロナン/礼真琴、オランプ/舞空瞳を演じてほしいです。
月組版のまさちゃぴ(龍真咲・愛希れいか)のロナンとアントワネットもすばらしいですが、
作品の副題は「バスティーユの恋人たち」ですしストーリーの流れからするとトップコンビがロナンとオランプを演じる方がしっくりくるのではないでしょうか。
そしてフィナーレではことなこの夢のようなデュエットダンスが見たいです。
星組「1789」配役妄想
というわけでいまの星組で「1789」を再演するならという配役を妄想してみました。
役 | 星組版 | 月組初演 |
ロナン・マズリエ | 礼真琴 | 龍真咲 |
オランプ・デュ・ピュジェ | 舞空瞳 | 早乙女わかば/海乃美月 |
デュ・ピュジェ中尉 | 美稀千種 | 飛鳥裕 |
マリー・アントワネット | 有沙瞳 | 愛希れいか |
ルイ16世 | 天寿光希 | 美城れん |
フェルゼン | 瀬央ゆりあ | 暁千星 |
ポリニャック夫人 | 夢妃杏瑠 | 憧花ゆりの |
ペイロール | 愛月ひかる | 星条海斗 |
アルトワ伯 | 綺城ひか理 | 美弥るりか |
ラマール(アルトワ伯の手先) | ひろ香祐 | 紫門ゆりや |
ロワゼル(ラマールの手下) | 天飛華音 | 朝美絢 |
トゥルヌマン(ラマールの手下) | 碧海さりお | 輝月ゆうま |
ダントン | 天華えま | 沙央くらま |
デムーラン | 天希ほまれ | 凪七瑠海 |
ロべスピエール | 極美慎 | 珠城りょう |
ソレーヌ | 小桜ほのか/桜庭舞 | 花陽みら/晴音アキ |
ネッケル | 輝咲玲央 | 光月 るう |
シャルロット | 水乃ゆり | 紫乃 小雪 |
なんとなく関わりのある役ごとに並べています。
すぐに思いついた配役もあれば悩んだ配役もありました。
配役を考えて困ったのが娘役さんの役が少なくて星組の娘役の充実ぶりとそぐわないことです。
その点「ロックオペラ モーツァルト」は別箱ですが、娘役の役が多くて星組の娘役の層の厚さと実力を存分に見せてくれました。
ポリニャック夫人はアントワネットの親友で歌の見せ場もあるのであんるちゃん(夢妃杏瑠)かなっちゃん(白妙なつ)で悩みましたが、
付け黒子や粉っぽい当時の艶めいた貴婦人をあんるちゃんでぜひ見たいと思いました。
次に悩んだのは愛ちゃん(愛月ひかる)が「私は神だ」と歌い上げるアルトワ伯かロナンを拷問するペイロールのどちらがいいかです。
いずれも妖しさや濃さのある役で愛ちゃんにハマると思うのですが、
オランプよりロナンに執着しそうなイメージが浮かんでペイロールにしました。
そこにはあかさん(綺城ひか理)のアルトワ伯で新境地が見たいという気持ちも影響しました。
あかさんの硬質さはたとえばデムーランの知性と革命への熱意が似合うかもしれませんが、組替えを経験したいま、これまでにないような役を見てみたいです。
初演で美弥るりかちゃんが他の誰にもない色気を醸し出す端緒をアルトワ伯で掴んだように。
そして「私は神だ」をあかさんの豊かな歌声でたっぷり聞かせてほしいです。
アルトワ伯のコミカルな手下たちはヒーローさん(ひろ香祐)とちゃりおくん(碧海さりお)、カノンくん(天飛華音)でどうでしょう。
革命家の3人ダントン、デムーラン、ロベスピエールは中堅〜若手スターのぴーすけ(天華えま)、(天希ほまれ)、しんくん(極美慎)を選んでみました。
革命という炎に酸素を吹き込むロベスピエールはしんくんに、「ロックオペラ モーツァルト」で歌もよかったですし、ギラギラ熱意を燃やすところを見てみたいです。
チャラさと豪快な男っぽさを併せ持つダントンはぜひともぴーすけに余裕と色気をもって演じてほしいです。
ダントンが思う相手のソレーヌはあいちゃん(小桜ほのか)とまめちゃん(桜庭舞)の役替りでお願いします!
歌のうまいお二人のどちらかなんて選べませんし、ソレーヌの憂いと怒り、日陰であろうとも懸命に咲こうとする花の趣をそれぞれどのように表現するのか見てみたいです。
有沙瞳✕天寿光希✕瀬央ゆりあの三角関係が見たい
マリー・アントワネットはぜひともみほちゃん(有沙瞳)で!と強く思っています。
登場シーンのゴージャスでガーリーなドレスのナンバー「すべてを賭けて」でみほちゃんならではの美声を響かせてほしいです。
王太子ルイ・シャルルに先立たれた際の喪服さえも豪華で、だんだんと目を覚ましフェルゼンから距離を置こうとする恋に終わりを告げる悲しみ。
この栄華と自己中心的な頂点からのグラデーションと、革命が起きて何もかもを失ったからこその美と悲哀との対比を深く表現してくれること間違いなしと確信しています。
そしてマリー・アントワネットの三角関係はルイ16世/天寿光希とフェルゼン/瀬央ゆりあでぜひとも「龍の宮物語」とはまた違う3人の関係が見たいです。
みほちゃんの大好きなみっきぃさん(天寿光希)に「オーストリアに帰るかい?」と訊かれて「陛下と共に」と毅然と答える名シーンは想像するだけで沁みます。
みっきぃさんはアルトワ伯の妖しさや媚薬を使う手練手管も似合うと思いますし、
ルイ16世は専科からヒロさん(一樹千尋)やじゅんこさん(英真なおき)もあり得ると思ったのですが、
この心を通じ合わせるアントワネットとルイ16世のシーンがみっきぃさんとみほちゃんで実現したらうれしいです。
そしてみほちゃんと並びと芝居の相性が最高にいいせおっち(瀬央ゆりあ)のフェルゼンとの許されぬ恋もいいと思うんです。
前半の恋に夢中の2人のデュエット、別れを意識しての邂逅、訣別…想像するだけでどっぷり浸れます。
アントワネットは登場シーンの派手さに度肝を抜かれますが、このゴージャスさも見せ場ですが、刻々と変化する状況の中での心情・衣装の変化をいかに表現するかが問われる役だと思います。
……ここまで書いたところで海外ミュージカルのお高い著作権料をコロナ禍に見舞われた劇団が負担できるかは疑問だなあ、と立ち止まりました。
劇団存続のためなら芝居もショーもオリジナルの再演・着回しばかりになったとしても構わないと自分は思っています。
宝塚歌劇は当て書きが最大の魅力であると同時に、当て書きゆえに再演のないオリジナル作品がもったいなく思うこともあります。
大作や海外ミュージカルの1本物も見応えがありますしチケット代も値上っていますが、基本はオリジナルの芝居とショーの2本立てではないかと思う気持ちもあります。
ショーの再演はなかなかありませんが、もっとあってもいいのでは?一回だけの上演ではもったいないのては?と思うことがあります。
スカイステージで「ダンディズム」「サザンクロスレビュー」の初演と再演を視聴しましたがどちらも楽しかったです。
初演をヅカファン時代に散々繰り返し見たので初演のイメージが強くても、です。
花組「EXCITER!!」、月組「Apasionado!!」、宙組「シトラスの風」と繰り返し再演されているショーはありますが、他にも再演に充分耐えうるショーの名作、再演が望まれる作品はあるでしょう。
たとえば雪組の「La Esmeralda」は再演をぜひ見てみたいと思いますし、星組「Eclair Brillant」は時代を超えて受け継がれてほしい名作だと思います。
かなり偏愛に満ちた配役妄想になりましたが、皆様の見てみたい「1789」野配役はありますか?
もしよかったらお聞かせくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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