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花組「哀しみのコルドバ」配役発表(予想がハズレた…)

こんばんは、ヴィスタリアです。

花組全国ツアー「哀しみのコルドバ」のあらすじ、役のプロフィールに触れています。

花組「哀しみのコルドバ」配役発表とあらすじ

れいちゃん(柚香光)星風まどかちゃんのプレお披露目公演全国ツアー「哀しみのコルドバ」の配役が発表になりました。

関係のありそうな役ごとに並べ替えています↓

役()内は再演映像を見ての補足2021年花組2015年雪組
エリオ・サルバドール(スペイン一の闘牛士)柚香光早霧せいな
エバ・シルベストル(エリオの若き日の恋人で、現在はリカルドの愛人)星風まどか咲妃みゆ
リカルド・ロメロ(マドリードの少壮実業家)永久輝せあ望海風斗
フェリーペ・マルティン(ロメロの甥)優波慧永久輝せあ
アンフェリータ・ナバロ(アントンの娘、エリオの婚約者)音くり寿星乃あんり
アントン・ナバロ(エリオの師匠)和海しょう蓮城まこと
セバスチャン伯爵(マドリードの司法長官)一之瀬航季鳳翔大
メリッサ(セバスチャン伯爵の妻)春妃うらら大湖せしる
ビセント・ロペス(闘牛士、アントンの弟子。エリオの親友)聖乃あすか彩風咲奈
アルバロ(闘牛士、アントンの弟子)高峰潤彩凪翔
ペペ(同上)泉まいら桜路薫
バシリオ(同上)愛乃一真真那春人
マノレッテ(同上)芹尚英透真かずき
パコ(同上)太凰旬天月翼
マリオ(同上)天城れいん陽向春輝
マリア(エリオの母)高翔みず希梨花ますみ
ソニア(エリオの妹)美羽愛星南のぞみ
パウラ(エバの母)鞠花ゆめ千風カレン
リサ(エバの友人)華雅りりか沙月愛奈
エルビラ(マドリードの女)凛乃しづか妃華ゆきの
マルーカ(コルドバの占い師)美穂圭子早花まこ
バロ【祭りの歌手】羽立光来
ラチェ【祭りの歌手】若草萌香
シャンタ【祭りの歌手】咲乃深音

繰り返し再演されている作品なのでご存知の方が多いかもしれませんがあらすじはこんな感じです↓

19世紀末のスペイン、マドリードのある夜会が始まりだった。

コルドバ出身のエリオ・サルバドール/柚香光は花形闘牛士として成功をおさめ、師匠アントン・ナバロ/和海しょうの娘アンフェリータ/音くり寿と婚約し人生の絶頂にいた。

そんなときエリオは招かれた夜会でかつての恋人エバ・シルベストル/星風まどかと8年ぶり再会する。
エバは裕福な貴族と死別し、今は実業家リカルド・ロメロ/永久輝せあの愛人となり、夜会を取り仕切る社交界の花であった。
婚約者、パトロンがいる身でありながら若き日に引き裂かれた2人の心に忘れえぬ恋が蘇る。

時同じくしてエリオの親友ビセント/ 聖乃あすかは司法長官セバスチャン伯爵/一之瀬航季の夫人メリッサ/ 春妃うららと密かに愛しあっていたが、エリオの忠告は届かず関係が露見し、
エリオがビセントの、ロメロがセバスチャン伯爵の立会人となって決闘が行われる。

しかしビセントを諫めたエリオ自身がアンフェリータと婚約中でありながらエバへの想いを抑えることはできず、
エバもエリオを思って故郷コルドバへとやって来る。

悲しみにくれるアンフェリータにロメロの甥フェリーペ/優波慧が誠実な愛を告げるのであった。

エリオは義父となるはずであった師匠ナバロに頭を下げ、この故郷コルドバでの試合で引退することを決意する。

試合を前にロメロはエリオに決闘を申し込み、かつて立会人であった2人が互いにピストルを向けようとした瞬間、思わぬ人物が止めに入り……

こうしてあらすじだけ読んでいても身を焦がすような愛の矢印があっちもこっちもあってドラマチックでロマンチックで
柴田先生の作品は好きだなとあらためて思います。

再演ものは配役予想というか妄想をするのが楽しくて毎回ああでもない、こうでもないと熟考の末(←大袈裟)記事にしているのですが、
今回はけっこう予想とハズれ、逆に言えば意外な配役が興味深いです。

驚いたのはセバスチャン伯爵/一之瀬航季フェリーペ/優波慧で、
完全に逆を予想していました。

ビセント/聖乃あすかがすべてを投げうって愛するメリッサ/春妃うららの夫は年上の男性というイメージがありましたし、
フェリーペは下級生の男役さんでもしっくりくる役なので上級生のゆーなみさん(優波慧)が配されたのも意外でした。

今回は100期生同士のはなこちゃん(一之瀬航季)ほのかちゃん(聖乃あすか)が愛と名誉をかけて決闘することになるんですね。

お2人ともあまり演じたことのないタイプの役だと思うのでとても楽しみです。

エリオの母マリアさおた組長(高翔みず希)なのも意外でしたが、
発表になると見ごたえがありそうでわくわくしています。

配役は2015年雪組全国ツアーと比較しましたが、演出が樫畑亜依子先生に変わったからか組子の特性か祭りの歌手という役が増えています。

びっくさん(羽立光来)でぃでぃ(若草萌香)ゆうきちゃん(咲乃深音)、耳から幸せになれること間違いなしです。

柴田作品の再演が続いていますが中村A先生が手掛けた雪組「炎のボレロ」はほぼ初演通り、
謝珠栄先生の雪組「ヴェネチアの紋章」は曲も変えてまるで違う作品のように生まれ変わりました。

花組「哀しみのコルドバ」がどちらのパターンかはわかりませんが、演出に変更があったとしても
寺田先生の「エル・アモール」を始めすばらしいメロディーは変えないでほしいな…と思っています。

プロローグといい祭りといい印象的なナンバーが彩る柴田先生の名作「哀しみのコルドバ」が樫畑亜依子先生の手で、いまの花組でどのように再演されるのか
大いに期待しています。

ショー「Cool Beast!!」も本公演とは変わってくるでしょう。

れいちゃんまどかちゃんがどんなコンビになるのか、新しくなる花組がどんな舞台を見せてくれるのか楽しみです!

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