こんばんは、ヴィスタリアです。

110周年前半の公演ラインナップ発表!
110周年を迎える2024年の宝塚歌劇のスケジュールが一気に発表になりました。
引用が長くなりますがご容赦ください。
まずは花組、久しぶりの1本物です。
花組公演
■主演・・・柚香光、星風まどか
◆宝塚大劇場:2024年2月9日(金)~3月24日(日)
◆東京宝塚劇場:2024年4月13日(土)~5月26日(日)
ミュージカル 『アルカンシェル』 ~パリに架かる虹~
作・演出/小池修一郎
「パリは燃えているか?」 撤退を決めたドイツのフランス占領軍に、ヒットラーは首都爆破命令を下す。
ナチス・ドイツの侵攻に抵抗を続けていた人々は、その時如何にしてパリの街を護ったのか。
フランスが生んだレビューの灯を消すまいと立ち上がった一人のダンサーを主人公に、パリ解放に至る過程をドラマティックに描き上げる物語。
宝塚歌劇ならではの絢爛豪華なレビューシーンを交えてお届けする、大作ミュージカル・レビューの誕生にご期待ください。
ナチス・ドイツ占領下のパリ。レビュー劇場「アルカンシェル」では、ドイツ軍の進駐目前にユダヤ系の人々が亡命、残された人気ダンサーのマルセルが劇場を託される。
看板歌手のカトリーヌと意見を対立させながらも、一座の命運をかけてドイツ軍検閲官と渡り合い、レビューの灯を護ろうとするマルセルは、密かにパリの街を取り戻すためのレジスタンス運動に加わっていく。
ある時ドイツ軍将校の執拗な求愛を退けたことで、追われる身となったカトリーヌを匿うこととなるマルセル。
やがて二人は惹かれ合い、共に愛する祖国のために戦うことを決意する。
ドイツ軍の敗色が濃厚になる中、パリを爆破する準備が進められているとの情報を得たマルセル達は、何とかして街を護ろうと立ち上がるのだが…。
れいちゃん(柚香光)のお披露目本公演「はいからさんが通る」以来の1本物、しかも小池先生の久しぶりの完全オリジナルです。
なんとなくリカさん(紫吹淳)の退団公演「薔薇の封印」が頭をよぎりました。
気になったのは宝塚大劇場も東京宝塚劇場も公演期間がかなり長めなことです。
新型コロナウィルスとれいちゃんがトップスターになった時期が重なって多くの公演中止がありましたが(これは星組もですね)、
そのことへの配慮なのか、あるいは別の事情があるのか気になります。
今日発表になったラインナップを見るとファイナルファンタジーやベルばらなど話題作と思われるものは東京宝塚劇場の公演期間が長めのものもありますが、
東西ともに長い公演期間になのは花組だけです。
まさかとは思いますがれいちゃんの退団公演なんてことはないですよね…。
10月には大運動会もありますし花組を率いて雪辱を果たすのはれいちゃんだと信じていますよ。
そして月組はなんと!正塚先生の新作です!!
月組公演
■主演・・・月城かなと、海乃美月
◆宝塚大劇場:2024年3月29日(金)~5月12日(日)
◆東京宝塚劇場:2024年6月1日(土)~7月7日(日)
ミュージカル・ロマン 『Eternal Voice 消え残る想い』
作・演出/正塚晴彦
ヴィクトリア女王統治下のイギリス。
死者と交信できる不思議な能力を持った青年ユリウスは、突然襲ってくる死者からの呼びかけに苦しみ続けていた。
病理学者の勧めで超自然現象を解明する研究所を訪れたユリウスは自らの力をコントロールする訓練を始める。
ユリウスが死者から聞き取った数多の言葉を研究員のアデーラが分析することで難事件を解決に導くようになるが、そんなアデーラ自身もまたある能力を秘めていた…。
特殊な能力を持つゆえ孤独を抱えた二人が共に事件に立ち向かう中で愛を育んで行く様を、個性溢れる登場人物たちとの触れ合いと共に描く、ダークファンタジーテイストでありながらエンターテインメント性溢れるミュージカル作品。
レビュー・アニバーサリー『Grande TAKARAZUKA 110!』
作・演出/中村一徳
宝塚歌劇が110年に渡り培ってきた歴史と伝統を受け継ぐと共に、新しい時代、歴史への始まりを祝うレビュー作品。
伝統的レビューへのオマージュから「月」をイメージした壮大な未来へのメッセージ、そして宝塚歌劇の永遠のテーマである「愛」と「夢」の楽曲で構成する場面等、永遠なる宝塚レビューへの想いを綴るレビュー・アニバーサリー。
なお、この作品の宝塚大劇場公演において、第110期生が初舞台を踏みます。
正塚先生は近年、秀作の再演が続いていましたが新作を本公演でまた観る日が来るとは思っていなかったのでとてもうれしいです。
自分は柴田先生と正塚先生が好きなんです。
ときどき「今回は……あら?」と思う作品もあることは否定しませんが、よき作品になることを心から楽しみにしています。
そしては100周年に続いて月組で初舞台生がお披露目となるのですね。
宙組はすごい2本立てが来ました!
宙組公演
■主演・・・芹香斗亜、春乃さくら
◆宝塚大劇場:2024年5月17日(金)~6月23日(日)
◆東京宝塚劇場:2024年7月13日(土)~8月25日(日)
宝塚歌劇百十周年紀念奉舞『宝塚110年の恋のうた』
作・演出/大野拓史
宝塚歌劇110年の歴史を創り上げてきた数々の「日本物」作品から恋に纏わる名曲をセレクトし、新たに紡ぎ上げる日本物レヴュー。
宝塚歌劇の日本物の伝統を受け止め、未来へと繋ぐことで110周年を言祝ぐ、華やかで美しい舞台をお届けいたします。
恋に破れ、二度と恋の歌など詠むものか…と嘆く傷心の歌人・藤原定家の前に謎めいた人物が現れる。
110年にわたって恋の歓び、美しさ、そして辛さを演じ、歌ってきたというその麗人に誘われ、定家は数多の恋の歌が綴られる不思議な世界へと旅立っていく…。
ミュージカル『FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』
原作・協力/株式会社スクウェア・エニックス
脚本・演出/小柳奈穂子
1987年の第1作発売以降、全世界累計1億8,000万本以上の出荷・ダウンロード数を誇る伝説のロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズ。
美しいグラフィックと独特の世界観、豊かなストーリー性で日本国内のみならず世界中の人々を魅了し、ゲームの枠を超えてテレビドラマや映画、そして歌舞伎等、様々なメディアミックスを展開してきました。
この度、2023年6月に発売され、世界中で大反響を巻き起こしているシリーズ最新作「FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)」の宝塚歌劇での上演が決定。
「宝塚歌劇」と「ファイナルファンタジー」のコラボレーションが生み出す革新的なミュージカル作品に、どうぞご期待ください。
久しぶりの和物ショー、待ってました!
シャベ化粧のキキちゃん(芹香斗亜)を、さーちゃん(春乃さくら)を、宙組生を観られると思うと待ち遠しいです。
そしてお芝居はまさかのファイナルファンタジー。
歌舞伎のFF10が大きな話題になりましたが宝塚歌劇でも上演されるのですね。
大野先生は和物、小柳先生はメディアミックスで腕が鳴ることでしょう。
そしてきっと、ものすごく楽しんで作られることでしょう。
期待していますし、夏休みの間にたくさん通いたいと、今年の夏休みもまだなのに思ってしまいます。
そして上演がないわけがないと思っていたベルばらは雪組でした。
雪組公演
■主演・・・彩風咲奈、夢白あや
◆宝塚大劇場:2024年7月6日(土)~8月11日(日・祝)
◆東京宝塚劇場:2024年8月31日(土)~10月13日(日)
宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら』 -フェルゼン編-
~池田理代子原作「ベルサイユのばら」より~
脚本・演出/植田紳爾
演出/谷正純
1974年の初演以来、累計観客動員数500万人を超える宝塚歌劇最大のヒット作として数々の伝説的な舞台を生み出してきた『ベルサイユのばら』。
初演から50周年を迎える2024年、10年振りに宝塚大劇場の舞台に甦ります。
少女漫画の歴史を塗り替え、時代や国境を越えて多くの人々から愛され続けるこの作品は、革命の火が燃え上がるフランスを舞台に二組の恋人達の許されざる恋を描いた物語。
宝塚歌劇ではこれまで様々なバージョンを上演して参りましたが、この度は「フェルゼン編」として、50周年の記念すべき年を飾る『ベルサイユのばら』の華麗なる世界をお届け致します。
さきちゃんのフェルゼンなんてビジュアルからして最高に決まってます。
夢白あやちゃんがマリー・アントワネットでしょうか…想像するだけで綺麗です。
オスカルとアンドレはあーさ(朝美絢)と和希そらくんの役替わりとか?
他組からの特別出演があったりとか?
キャストを想像するだけで楽しいです。
また99期のすわっち(諏訪さき)、野々花ひまりちゃんは2013年に雪組のベルばらで初舞台を踏んで今回の上演ですから、特別な思いがあるのではないでしょうか。
少なくとも観る方としてはじーんとしていまいます。
漫画は大好きで繰り返し読んで育ちましたが、実は劇場で「ベルサイユのばら」を見たことがありません。
正確には幼稚園生のときに祖母に連れられて平成ベルばらを観たようなのですが記憶に残っていません。
なので今回が初めて観劇できるベルばらになります。
あまり変なアレンジはせずに、名作は名作として、いまの時代の風は入れつつ、いい形で上演してほしいです。
公演が一気に発表になって情報を整理するのも一苦労ですが2024年もチケット確保に観劇に忙しい1年になることだけは把握しました。
楽しみです!
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