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真矢ミキさんが自然体で語る革命と、劇団のマインド

こんばんは、ヴィスタリアです。

先日、元花組トップスターミキさん(真矢ミキ。旧芸名:真矢みき)がゲストとして生出演されたTBSラジオ「伊集院光とらじおと」を聞きました。

TBSテレビの朝の情報番組がある間は叶わなかったゲスト出演。ミキさんのトークをとても楽しく聞きました。

なお自由自在のお話は話題ごとにまとめている部分があります。

真矢ミキ様 声に伸びやかで美しい心が表れる

声にはその人の感情や人となりが出ると思うのですが、パーソナリティの伊集院光さんが「知的で元気の出る声」と言う通り、
第一声からミキさんの声は気持ちがよくて凛としていて、とっても楽しい気持ちになりました。

またトークでミキさん独特の言語感覚といいますかおもしろい表現が自然と、たくさん出てきました。
たとえばこんな言葉が印象に残りました。

私は(「伊集院ひかるとらじおと」を )聞いていましたよ。
不可能だと思うでしょ?(「ビビットは)8~10時なんですよ。で、終わるとすぐ食堂に行くんです。
そこで流れている伊集院さんの声を聞いていました。

食べるときは一人の人が多いので、意外と耳がお友だちしているんですよ。

朝の情報番組「ビビット」についてはこんな言葉も。

あの番組には感謝しかない。
異分野の方たちとお会いできて、一つのテーマを同じ目線なんだけれど、意見が違って見ている側面は全然違うというのが非常に勉強になりました。

あと素敵な方が多いのね。コメンテーターの方、文化人の方、アナウンサーの方とか…もう惚れる!かっこいい!とか思って。
女性も男性も、急なことが起きたときの対処などかっこいい!

でも一番かっこいいのはそう仰るミキさんではないでしょうか。

真矢ミキ様 ファンじゃなかったからこそトップスター時代に起こした革命

宝塚歌劇団に関するお話もありました。
ーー宝塚に入ったきっかけは?子どものころから憧れていたんですか?

全っ然!ごめんなさいね。
それが本当に、宝塚に申し訳ないんですけれど1回見たの。でもね、引いたの。
ごめんなさいね、でもこういう人もいるんです。

でも入ったらすごくよくてすばらしいところだった。
マネージャーさんとか誰もいなくて、下級生や同級生が早変わりとかを手伝ったり。髪飾りを自分で作ったり。

バレエも声楽もやっていなくて、転勤族で。そうすると公立学校で男女共学ばかりだから女性が女性に憧れる感覚とか(なかった)。

ミキさんは転校を繰り返しているうちに関西人の感覚が芽生え、「楽しいことが大好きになった」そうです。

豊中というところに住んでいて、左に行けば梅田、右に行くと終点が宝塚なんです。
私は左に行きたいのを母親が「右に行こう」と言って、学生時代にテレビなど普及していなくて「娘が生まれたら宝塚に入れましょうね」なんて(言っていたようで)。

母親はステージママじゃなくて「地味に生きなさいよ。人間普通がいいのよ」と言われていたんですけど。

器量もほんとね、肉にまみれて顔がはっきりしていなかったんですよ。
いまはけっこうパーツがはっきりしているんですけれど。10代は素朴な感じ、ふつう。地味な子でした。

ミキさんはお母様を納得させるための”親記念”つもりで音楽学校を受験し、合格されたそうです。

ーー宝塚に憧れて目指していた同期生と話が合わないでしょう。

朝6時くらいからお掃除をするので通えないのでほぼ寮生活なんですけれど、話が合わなくて合わなくて。

皆、誰々のファンという話をしているのにわからなくて。
芸名を間違えて読んだりしていて、ニワカどころかスパイ的なのが一夜にしてバレるという。

ーー自分の中で思うブレイク、「ずいぶん人に知ったもらった」という時期は?

相当後ですね。やめる直前じゃないですか。それも宝塚市(の方)のみが知っているくらいで。

33で(宝塚を)やめたのかな…31くらいのときに「宝塚はもっとテレビとかラジオに出さしてもらった方がいいんじゃないですか」みたいな……私、ファンじゃなかったので最後まで普通の感覚があったんです。

あと男の人はああいう化粧をしていないーー「男の人を舞台に乗せてみたいと思ったらああいう化粧じゃないから、オークル系で陰影をつける方だと思いますよ」なんて偉そうに言っちゃって。

ーー宝塚の男役さんの化粧は青とか紫色を目の上にバーっと塗りますね。

お化粧も舞台なので厚くて、私が入ったときの劇場のキャパは3,000人あって素に近い化粧だと後ろの方はなにも見えない。

一番後ろの方に丁寧にしたい劇団でもありますので、後ろの方にも前方の方と同じ感覚を持っていただけるよう…一番後ろは一番前を兼ねるじゃないけれど、一番後ろに合わせた化粧をするわけです。

(瞼を青く塗ったりするのは)あれはキャパが3,000人、今だったら2,500人ある劇場で海外ものをやるとき、一番後ろから見たときにズレて眼球の色が青く見えるようにしていると、上級生から聞きました。

ただそれを今の、現代の子が分かってショーでやっているかは定かではない。
私のときでも知っている人と知らない人がいたので。

私はそれはファンじゃないからこそ正したいと思ったことでした。

メイクもどちらかというと皆さんしたがっているけれど、私はあまりしたくなくて理由を紐解いて、「関係ないときは取りません?」と言ったらみんなドン引きで(笑)。

「ご自分の時代ができたらにしたらどうですか」という感じだったので、自分がトップになってからやりました。

ミキさんが取り入れた黒っぽいメイク、長髪は斬新で度肝を抜かれましたのを覚えています。

これは記憶を頼り書きますが、そのころにミキさんがなにかのインタビューで「長髪は宝塚のためを思ってやったのに”退団したら女優になるからですか”と言われて落ち込んだ」とお話されていましたっけ。

あれから時はすぎ、いま東京宝塚劇場で上演中の月組「I AM FROM AUSTRIA」ではパブロ・ガルシア/暁千星が長髪どころかサイドを刈り上げたヘアスタイルを披露しています。

パブロの髪型をいま「宝塚らしくない」と眉をひそめる方はほとんどいないと言っていいのではないでしょうか。
ヴィスタリアはこの斬新がヘアスタイルのありちゃん(暁千星)のパブロが大好きです。

その原点はもしかしたらミキさんなのかもしれません。

ヴィスタリアが最初にヅカファンになったころ花組トップスターだったミキさんのお話を久しぶりに聞くことができて楽しい時間でした。

また2階席後方、端の席で観ることが多いので「一番後ろの方を丁寧にしたい劇団」という言葉が沁みました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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