こんにちは、ヴィスタリアです。
今日は人事についてのヴィスタリアの独断と偏見と偏愛に満ちた妄想です。
星組礼真琴「Le Rouge et le Noir」と凪七瑠海・舞空瞳の全国ツアーを考えてみる
先日発表になった星組の2023年春の別箱公演について心に立ったさざ波がいつまでも消えないでいます。
そしてまだ公演ラインナップが発表になったばかりだというのに振分と配役がが気になって居ても立ってもいられずソワソワしています。
あらためて見てみますと、トップスターことちゃん(礼真琴)主演の「Le Rouge et le Noir ~赤と黒~」は箱が小さすぎやしませんか。
星組公演
■主演・・・礼 真琴
◆梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ:2023年3月21日(火)~3月29日(水)
座席料金…全席9,500円
◆日本青年館ホール:2023年4月4日(火)~4月10日(月)
座席料金…SS席12,500円 S席9,500円 A席6,000円
『Le Rouge et le Noir ~赤と黒~』
The Musical≪Le Rouge et le Noir L’Opéra Rock≫
Produced by Sam Smadja -SB Productions
International Licensing & Booking, G.L.O, Guillaume Lagorce
潤色・演出/谷 貴矢
梅芸はメインホール(1,905席)ではなくドラマシティ(898席)で公演期間は約1週間しかありません。
青年館(1,249席)はもっと公演期間が短いです。
プレお披露目の「ロックオペラモーツァルト」は梅芸メインホールとBrillia HALL(1,300席)で公演されましたが壮絶なチケット難公演で、
劇場でのチケットはおろかライブビューイングでさえ自力で確保することはできませんでした。
今回は公演期間、キャパシティからしてそれに匹敵するような、あるいはそれ以上のチケ難になりそうな予感がします。
どうか無事にチケットが取れて観劇できますように。
チケットの神様、舞台の神様お願いしますよ…。
チケット代を見ると雪組「BONNIE & CLYDE」同様SS席が導入されていますが、
B席は6,000円と雪組「BONNIE & CLYDE」の7,000円より安くてほっとしました。
そしてもう1つの星組公演であるカチャさん(凪七瑠海)となこちゃん(舞空瞳)の全国ツアー「バレンシアの熱い花/パッション・ダムール・アゲイン!」は梅芸メインホールが日程にあります。
星組公演
■主演・・・(専科)凪七 瑠海、(星組)舞空 瞳
◆全国ツアー:2023年3月26日(日)~4月11日(火)
ミュージカル・ロマン『バレンシアの熱い花』
作/柴田 侑宏 演出/中村 暁
ロマンチック・レビュー『パッション・ダムール・アゲイン!』
作・演出/岡田 敬二
梅田芸術劇場メインホール(大阪府):3/26-29
市川市文化会館(千葉県):4/1-4/2
広島県立文化芸術ホール:4/4-4/5
周南市文化会館(山口県):4/6
福岡市民会館(福岡県):4/8-4/11
西周りのツアーですね。
広島→山口は隣とはいえ間に休みなし、公演が終わってすぐ移動であることを思うとハードです。
今回のようにトップスター主演の公演がドラマシティで全国ツアーがメインホールというのは過去にもありました。
2019年の星組前トップコンビべにあー(紅ゆずる・綺咲愛里)の「鎌足」、そしてことちゃんの全国ツアー初主演となった「アルジェの男/ESRELLAS」です。
「アルジェの男」も今回の「バレンシアの熱い花」も広島での公演があります。
星組にはせおっち(瀬央ゆりあ)とありちゃん(暁千星)という広島出身ジェンヌのお二人がいます。
「アルジェの男」全国ツアーの会場が発表になったとき、
これはせおっちがいよいよ初の全国ツアーで凱旋かしら!?とドキドキしていたのですが、振分は「鎌足」でした。
「バレンシアの熱い花」でせおっち、ありちゃんともに全国ツアー組で広島凱旋となるでしょうか。
もしも実現したらものすごい盛り上がりになること間違いなし、幼少期に広島で過ごした自分としてはぜひとも観に行きたいです。
それにしても、トップコンビであることなこ(礼真琴・舞空瞳)が別々な公演で主演をすることも、
89期の専科のカチャさんが全国ツアーを主演することも驚きを隠せません。
なんせ現トップスター以外で全国ツアー主演というカードを手にするのはカチャさんだけです。
宝塚歌劇にまつわるブログなどで主演の経験を「カード」と表現します。
新人公演、バウホール、東上公演、そして全国ツアー――トップスターになるのはすべての「カード」を手にしている方がほとんどでしょう。
ではこれがカチャさんのトップスターへの道、いわゆるカードとなるのかと言うと、それは違うような気がします。
先日宙組トップコンビゆりかの(真風涼帆・潤花)の退団発表があったばかり、そしてカチャさんは宙組出身なので気になるところではありますが。
やはり学年的なものであったり、少し前に復刻版ブルーレイ ETERNAL SCENE Collectionが発売になりましたが、
カチャさんの東上主演作「蘭陵王」はありませんでした(←大大大好きな作品なので円盤化をずっと待っています)。
今回の全ツ主演は「カード」というよりスケジュールが変更になったなどの事情があるのか。
あるいはせおっちとありちゃんは今回はまだフェルナンドではなく(全国ツアー主演という「カード」を手にするのではなく)、ロドリーゴ、ラモンどちらかを演じるということなのかな?と思いました。
2007年宙組本公演ではロドリーゴ、ラモンをみっちゃん(北翔海莉)、まゆさん(蘭寿とむ)が役替りで演じていることもあって、
それに広島凱旋ということでせおっちもありちゃんも全ツ組かなあと(←凱旋を見たいという願望も大いにこめて)。
そしてことなこが別々の公演に主演することも気になりますが、
これはきっと長期コンビになるので、インターバル的にそれぞれ違う相手役と公演をするというメッセージなのではないかと受け止めています。
雪組前トップコンビのだいきほ(望海風斗・真彩希帆)が屈指の歌うまコンビであったようにことなこは屈指のダンサーコンビで、
ダンスのうまい生徒さんは数多いれど群を抜いていて歴史に残るレベルだと思っています。
この2人が別々になってしまうことは考えにくいですし、正直考えたくありません。
カチャなこの全国ツアーが次期宙組のトップコンビのプレプレお披露目になるのではあるまいな?
あるいは宙組の次期トップスターがキキちゃん(芹香斗亜)で、相手役に花組時代が重なったなこちゃんということはあるまいな?
――という妄想が頭をよぎったのは、星風まどかちゃんは宙組トップ娘役から花組トップ娘役に組替えになった直近の例があるからです。
が、星組はトップコンビの同時就任・添い遂げ退団が続いていますし、5組ある宝塚歌劇ですから他の組と同じことはしないのではないでしょうか。
それにしてもことちゃんはジュリアン・ソレルに縁がありますね。
「アルジェの男」で演じた主人公ジュリアン・クレールは名前といいストーリー的なものといい「赤と黒」が元になっているのでしょう。
元になっているとはいえ違う話、そして新作のミュージカルで期待が高まります。
楽曲もよそさそうです↓
気になるのはレナール夫人とマチルドの配役です。
レナール夫人は98期のみほちゃん(有沙瞳)あるいは99期の小桜ほのかちゃんでしょうか。
みほちゃんは「阿弖流爲」でことちゃんの相手役でした。
ほのかちゃんは同じロックオペラだる「ロックオペラ モーツァルト」で美しい歌声を響かせていました。
マチルドは103期のちなちゃん(瑠璃花夏)、105期のうたち(詩ちづる)でしょうか。
歌うまのヒロイン経験のある娘役さんたちが思い浮かびましたが、ことちゃんを筆頭にすばらしい歌声を聞けることを楽しみにしています。
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