おはようございます。ヴィスタリアです。
昨日月組「夢現無双/クルンテープ」代役公演を観ました。
とにかく無事に幕が下りてほしいと固唾を飲むように緊張して観ていました。
この記事は休演者が続いていることに重きをおいて書いています。
月組梅芸「ON THE TOWN」役替りと一部の配役発表
夏の月組「ON THE TOWN」の主な配役、そして役替りがあることが発表になりました。
国際フォーラムでれんこんくん(蓮つかさ)がつとめた女役クレアにはるねくん(夢奈瑠音)が入るかなとは思っていましたが、まさか役替りになるとは。
役替わりA(7/27〜8/1,8/10〜8/12)
ヒルディ・エスターハージー/白雪さち花
クレア・デ・ルーン/夢奈瑠音
ルーシー・シュミーラー/海乃美月
役替わりB(8/2〜8/9)
ヒルディ・エスターハージー/夢奈瑠音
クレア・デ・ルーン/海乃美月
ルーシー・シュミーラー/白雪さち花
また一部の配役も発表になりました。
専科のじゅんこさん(英真なおき)は国際フォーラムでまゆぽん(輝月ゆうま)好演したピットキン役で、ヴィスタリアの予想とは外れました。
じゅんこさんのピットキン役はこれは楽しみの一つになりそうです。
誰のための役替わり、なんのための役替わりなのか
ところで昨日、月組「夢現無双/クルンテープ」の開幕直前にこの役替わりのニュースを知り、公演期間が約半月のこの公演で果たしてこの役替わりが必要なのかヴィスタリアは考えてしまいました。
3人のなかでもっとも負担が大きいのはヒルディとクレアの両役をこなするねくんでしょう。
ヒルディはチップ/暁千星、クレアはオジー/鳳月杏と絡むので楽しさは2倍にはなりますが、
それぞれソロのナンバーもあり、生徒さんの負担はいったい何倍になるのでしょう。
また役替りのキャストと絡む生徒さんの負担も増えることになります。
そう思うと今回の役替わりの意義はどこにあるのかを考えずにいられないのです。
男役さんがされる男役と女役の役替わり(「ME AND MY GIRL」のジェラルドとジャッキーのように)や、
まったくタイプの違う生徒さんがダブルキャストをする(2018年月組「エリザベート」のルドルフ)のは役替わりの意義が明確だと思うのですが、今回はそのどちらでもないように思います。
あるいは大劇場、東京宝塚劇場でショー「クルンテープ」を休演しているうみちゃん(海乃美月)の負担を軽くしようとしているのでしょうか。
もしそうだとしたら国際フォーラムでヒルディ役を好演されたさち花さんをヒルディ役で固定し、
るねくんとうみちゃんでクレアとルーシーの役替わりをすることもできたのではないでしょうか。
月組は振分によっては
「雨に唄えば」→「エリザベート」→国際フォーラム「ON THE TOWN」→「夢現無双/クルンテープ」→梅芸「ON THE TOWN」→「I AM FROM AUSTRIA」
と1作を除いて海外ミュージカルが続くことになります。
ただでさえハードなスケジュールをこなしているところに演目もハードなのは相当きついように思います。
月組でスターさんの休演が続いているのはこうした事情も関係しているのではないかと思わずにいられません。
スターシステムなどいろいろな事情があるのかもしれませんが、過密なスケジュールに海外ミュージカル、その上役替わりというのはあまりにもハードすぎるのではないでしょうか。
これ以上休演者をださないためにも、生徒さんの心身の健康のためにも一考すべきときが来ていると痛感しています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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