宝塚

宝塚歌劇の出口戦略は?公演再開できるのか/海乃美月ちゃんのメッセージ

こんばんは、ヴィスタリアです。

宝塚歌劇の出口戦略は?公演再開できる日は来るのか

全国に出されていた緊急事態宣言が39県で解除されました。
宣言が続く大阪府が独自の休業要請解除したり、東京都で解除の基準となる”出口戦略”が報道され始めています。

とはいえ政府は接待をともなう飲食やらライブハウスやらは名指しで自粛の継続を求めており劇場が再開できる日はまだ遠い先のような気がしています。

そんななか全国公立文化施設協会が再開に向けての感染拡大予防ガイドラインを公表したという記事がありました。

ガイドライン全文はこちらの公式サイトで読めます。

この記事によれば客席下り、入出待ちはできないということになります。

客席下りがなかろうが入出待ちができなくなろうが公演が再開されればそれだけで涙が出そうなくらいうれしいです。

観劇、宝塚劇はライフライン、日々の癒しであり活力の源ですから。

しかし記事の
出演者やスタッフにも「表現上困難な場合を除き原則としてマスク着用を求めるとともに、出演者間で十分な間隔をとるようにしてください」と協力を求めた。 同協会の担当者は「施設や公演の特性はそれぞれ違う。すべてを守らないと再開できないわけではなく、感染を極力防ぐために検討して欲しい」と話す

という部分を読むだけでも公演再開への道のりの果てしない厳しさを感じます。

再開できたときには、たとえばすべての客席のチケットを売らず両隣などを空け、値上げをすることもあるやもしれません。

まさかここまで極端にソーシャルディスタンスを取りはしないだろうとは思いますが…。

たとえ両隣を空けることになったとして舞台上の生徒さんや裏のスタッフさんが真っ赤な客席をたくさん見るのかと思うとそれも辛いです。

全国公立文化施設協会とは別に気になっているのが緊急事態舞台芸術ネットワークの発足です。

国内大手の演劇団体・劇場の多くが参加しています。

いまのところ支援策の情報(する方もされる方も)が中心ですが、公式サイトの文章を読むと、演劇の上演をするときの基準などをライブの舞台を通しての表現に重きをおいて交渉などにあたってくれるのではないかと期待を抱いています。

主たる目的は社会と共にいかにして舞台芸術の公演を再開していくかにあります。
表現方法の違いを越えて「ライブの舞台を通しての表現者」として、舞台芸術界がその緊急事態から脱却し、安全な状況で再開され再生していくために、互いに連携し協力し、情報を共有し合い、交渉事、会議などに臨んでいきます。
これは、個々舞台芸術団体の権利、経済的自由を守るためだけでなく、舞台芸術界全体、ひいては日本文化を守るためでもあります。

引用元: http://jpasn.net/

マスクをつけた演者が舞台に立つとは違う形の劇場再開の基準を模索してくれるのでは、と思っています。

ここにいまのところ宝塚歌劇の名前はありませんが近いところでは阪急阪神東宝グループや梅田芸術劇場の名前があります。

宝塚歌劇の親会社の阪急阪神ホールディングスは昨日2020年3月の決算をリリースしましたが、阪神タイガース・宝塚歌劇団を含むエンタメ事情で前年を大きく下回っています。

ヤフーニュースに取り上げられた神戸新聞さんの記事↓

同じく日刊スポーツさんの記事↓

今期はさらに厳しいスタートとなっているでしょうから、公演再開後どこかのタイミングで値上げがあっても、再演・着回し多め、版権の高い作品の上演は見送ってオリジナル作品中心の上演になっても劇団の経済的な体力回復のためならかまわないと思っています。

個人でできる支援に限りはありますが、宝塚も出口戦略を考えているでしょうから、それが出たときにはファンとしてできる限りのことをしたいです。

これまで何度も舞台に、宝塚に助けてもらい元気をいただいてきましたから。

月組 海乃美月ちゃんのメッセージ 自分よりも人のこと

あーさ(朝美絢)からバトンを受け取ったうみちゃん(海乃美月)のメッセージが公開されました。

うみちゃんのサイン、読めるしかわいいですね。

笑うことで自分だけでなく周りの人も元気にするというメッセージにうみちゃんが気づかいの人であることがわかるようです。

そして和希そらくんにバトンを渡していますが、うみちゃんご自身の公演が中止になっているのにそのことには触れず、宙組の公演ができていないことをお話される謙虚さがすばらしいと思いました。

来週にはうみちゃんがヒロインを演じた出島小宇宙戦争がスカイステージで放映されるのが楽しみです。

楽しみすぎて休暇を取ったのでリアルタイムで視聴するつもりです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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