月城かなと・海乃美月退団発表（添い遂げの中の添い遂げ）

こんばんは、ヴィスタリアです。

月組トップコンビ月城かなと・海乃美月退団発表

前回の更新から１ヶ月近く経ってしまいました。元気です。生きてます。

少し、宝塚歌劇と距離を置いた方がいいな…と感じることがあり観劇や映像の視聴、ブログやSNSから離れていたました。

（興味のない方は読み飛ばしてください）
「鴛鴦歌合戦」を観劇して、大劇場の初日映像を観たころからひっかかっていたのですが、娘役さんに「腰の丸みの程の良い」と劇中で平気で言っていることが耐えられなかったんです。

昭和の古い作品で、江戸時代の話で、コメディで、頭空っぽにして見る作品なのはわかっています。

原田諒氏の退団で急遽作られた、原作のある作品だということもわかっています。

だとしても自分にとっては2023年に上演するにふさわしい作品と割り切ることができませんでした。

そしてれいちゃん（柚香光）の退団前がこの作品なのか…と思うとそのことも寂しいというよりは悲しい気持ちが大きくなり、
自分が楽しめるまで宝塚歌劇から少し距離を置いた方がいいと判断しました。

次の観劇も１ヶ月以上先です。

が、今日のお知らせは書かないわけにはいけません。

月組トップコンビれいこうみ（月城かなと・海乃美月）の退団が発表になりました。

コンサート「G.O.A.T」、退団公演となる「Eternal Voice 消え残る想い」の発表あたりからこれは覚悟をしておかないといけないんだろうな……と思っていました。

先日発表になったカレンダーの掲載月も覚悟を予感させた一つでした。

れいこちゃん（月城かなと）もうみちゃん（海乃美月）も掲載が前半に偏っています。

それでもまだまだれいこうみの相性のいい芝居を観ていたかったし、早すぎるという思いは否定しきれず、覚悟が杞憂であってほしいと思っていました。

トップコンビになる前から別箱（「THE LAS PARTY」「ダル・レークの恋」）で組んでいるお２人であることを思うと添い遂げ中の添い遂げなのかもしれません。

星組のことなこ（礼真琴・舞空瞳）はトップコンビ就任前はそれぞれ別の相手と組んでいましたし、
就任後にも別の相手と組んだ「赤と黒」「バレンシアの熱い花／パッション・ダムール・アゲイン」「ME AND MY GIRL」があります。

そうしたことがトップスター、トップ娘役になる前からなかったんだな…と思い出しています。
「アンナ・カレーニナ」でも夫婦役でしたね。

別の娘役さんと組むれいこちゃんを、別の男役さんと組むうみちゃん（海乃美月）を観てみたい気持ちがなかったとは言いませんが、
舞台のれいこうみの芝居、並びの相性が良くて満足感の方がずっとずっと大きかったです。

「ダル・レークの恋」
「川霧の橋」
「グレート・ギャツビー」
「ブラック・ジャック」
などの名作の久しぶりの再演は作品がふさわしいスターさんによる再演ができるのを待っていてようやく叶ったように感じていました。

退団公演は芝居「Eternal Voice 消え残る想い」が正塚先生先生の久しぶりのオリジナルですからこれぞという当て書きになることを期待しています。

ショーは中村一徳先生の「Grande TAKARAZUKA 110!」
110期生の初舞台公演でもあります。

大切に観劇して、れいこうみの月組を目と心に焼き付けたいです。

次期月組トップコンビは？

すでに退団を発表している花組トップコンビれいまど（柚香光・星風まどか）のバトンはきっとひとこちゃん（永久輝せあ）とみさきちゃん（星空美咲）が受け取るのかなと思っていますが、
月組はどうなるでしょうか。

２番手スターのちなつさん（鳳月杏）はカレンダーの掲載月が発表になっとき、2024年後半も在団されるとほっとしていました。

しかし92期のちなつさんがトップスターになるかと言われると、発表になればもちろんおめでたいことですし祝福しますが、驚かないと言えば嘘になる…というのが正直な気持ちです。

もしトップスターに就任されても学年的なことから短い期間になるのかなと思います。

そしてトップ娘役は先日発表になった100期のじゅっちゃん（天彩峰里）の宙組からの組替えがどう関係してくるのか。

月組も花組もいずれ発表になる日を静かに待ちたいと思います

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