こんばんは、ヴィスタリアです。
ヴィスタリアはスカステ難民なのでかわりにオンデマンドを契約しているのですが、今月配信のはじまった雪組全ツ「”D”ramatic S!」を見ました。
これが初視聴で本公演版は見られていないのですが、音楽がよくて楽しいショーだと思いました。
このブログをご覧いただいている方は薄々感じていらっしゃるかもしれませんが、ヴィスタアは全組観劇派と言いながら雪組と宙組はまだ観劇回数が少なくてお勉強中、顔と名前が一致する生徒さんが少しずつ増えていっているところです。
そんなヴィスタリアの独断と偏見、偏愛に満ちた感想です。
だいきほの生み出す「これぞ宝塚」という香り
だいもん(望海風斗)とまあやちゃん(真彩希帆)がそれぞれお一人ですばらしい男役さんと娘役さんであることは言うまでもありませんが、ヴィスタリアはだいきほというコンビに特別なものを感じます。
だいきほのプレお披露目ショー「”D”ramatic S!」を見て思ったのは、だいきほからはヴィスタリアがイメージする宝塚の究極、正統派の香りがするということでした。
なにが究極でなにをもって正統派とするかは人それぞれ違うでしょうけれど、宝塚を見始めた80周年よりもほんの少し前、当時のスターさんたちが憧れ大切にしていたころ…たとえばなつめさん(大浦みずき)とキャルさん(ひびき美都)、ルコさん(朝香じゅん)、ウタミミ(剣幸とこだま愛)、かなめさん(涼風真世)などのころをヴィスタリアは思い出しました。
当時の誰に似ているとかどの作品に似ているということではないんです。
だいきほのまとっている空気、生み出す雰囲気が重厚で気品があって、宝塚の馥郁たる香り、「これぞ宝塚」と感じるもの、永遠に続いてほしいものがここにあると感じたということです。
いまこうして書いていて、ヴィスタリアはだいきほの黒燕尾と白いドレスのデュエットが見てみたいと思いました。
今回視聴した「”D”ramatic S!」はなくて、「SUPER VOYAGER!」も「Gato Bonito!!」も1回しか見ていないので記憶が定かではないのですが、デュエットの衣裳はきらきらしたカラフルなものだったような気がします(記憶違いでしたらすみません)。
場面ごとの感想 プロローグ
プログラムなどがないので場面の分け方や名称は正しくないかもしれません。
幕開きはだいもん、登場からかっこいいです!
熱量も色気も高くて画面越しでも溶けてしまいそうです。
まあやちゃんは歌がすばらしいのは言うまでもありませんが、ダンスも魅力的だと気づきました。
まあやちゃんの体の使い方には小気味のよいキレがある、そして媚がないという印象を受けました。
また腕の使い方が美しいですし体幹がしっかりしているように見えました。
そして雪組は「凱旋門/Gato Bonito!!」を観劇した際にカリ様(煌羽レオ)に目を奪われまして、今回も注目して見ました。
というよりカリ様が自然と目に飛び込んでくるんです。
カリ様は黒っぽい髪、前髪を立ててサイドはきっちりとなでつけているのですが、襟足がかなり短く見えます。
これがカリ様のお顔立ちに似合っていてたいへんなかっこよさです。
あとカリ様の美貌、笑顔のなかにかすかなSっ気を感じるのですが、ヴィスタリアはそこがたまらなく好きだと気づきました。
危険な香りがするような、近づいたら火傷しそうな…もうしてるかもしれませんが。
まあやちゃんをちょっとエスコートしているところのカリ様は爽やかなかっこよさです。
だいきほデュエットのとき、後ろの数組のリフトがすごくて驚きました。
そしてだいもん一人での客席降り、色気とサービスが濃厚でたまりません。
一人ひとりをしっかり見つめながらハイタッチしたり空いていた(空けてあった?)席に座ったり…隣に座っていらした方、視線もらった方の心臓は大丈夫だったんでしょうか。
最後のウィンクがこれまたかっこよくて悩殺されそうでした。
この場面、歌詞もだいもんにぴったりだと思いました。
彩凪翔様の場面
彩凪翔さま、端正な美貌に黒髪がお似合いです。
歌よしダンスよし、掛け声よし、盛り上がります。
この場面、曲も振付もかっこよくて楽しかったです。
千風カレンちゃんの美しい、心から楽しんでいる歌が印象的でした。
そして星加李杏くんが美しくて目を引かれました。
パリの場面
この場面大好きです。
まず最初のだいもんのタンゴがかっこよすぎます。
そしてこの場面はなんといってもまあやちゃんの歌唱が最高すぎます。
高くてかわいらしい声にうっとりです。
まあやちゃんの衣裳は大人っぽいドレスですが、だいもんと組んでくるっ、くるっ、とするところがとってもかわいかったです。
あとカリ様が踊りまくっていますが、くにゃっと曲がるところのあの動きはどうなっているんでしょう。
(うまく説明できなくてすみません。)
カリ様の柔らかな体の動かし方、好きだなあと思いました。
ラテンの場面
中詰にあたる場面(ですよね?)、盛り上がります。
真那春人くんのソロの後に出てくる娘役さんの真ん中の方のお背中がすごくて目を奪われました。
鍛錬され磨きぬかれたお背中だと思います。
カリ様の掛け声もテンション上がりますが、掛け声といえばだいもん、だいもんの掛け声といえば巻き舌!です、ヴィスタリアとしては。
最近、巻き舌をする(できる?)男役さんをあまり見ない気がするので貴重ですしテンション上がります♪
そしてまあやちゃんのロングヘアが新鮮です。
彩凪翔くんの歌で踊るところの軽やかなキレもいいですし、だいもんと組むところの挑発するような、小悪魔な感じもいいです。
なにより、だいもんがまあやちゃんの好きにやらせているようなリードに度量の広さが感じられるのもポイントだと思いました。
客席降りのとき、まあやちゃんが二階席にウィンクしていくのもかわいいけどかっこよかったです。
ロケット 難易度の高さにびっくり
陽向春輝くん、かわいいくてフレッシュだと思いました。
すごいロケットで圧倒されました。
こんなに踊れる生徒さんがこんなにいて、たとえば二昔前だったら考えられない難易度なのではないでしょうか。
ロケットっていろいろな可能性があるんだと思いました。ブラボー!!
新しい雪の世界
歌詞が新生雪組ならではだと思いました。
“二人でもっとももっと高く羽ばたこう”
だいきほにぴったりです。
娘役さんたちの群舞でだいもんたちが肩組んでゆれているのがかわいかったです。
パレード
シャンシャンはいろいろありますけれど、こういうオーソドックスなのが好きだなと思いました。
全ツだからかお一人おひとりがしっかり見られた気がします。
ヴィスタリアは男役さんのイヤーカフを見て楽しんでました。
カリ様は揺れないタイプのイヤーカフでそれがお似合いで、彩凪翔くんのイヤーカフのきらきらの揺れ具合がちょうどよいバランスでお似合いだと思いました。
カーテンコールも激熱
ショーも激熱で画面から熱気が伝わってきましたが、カーテンコールも熱かったです。
だいもんはいつも全力ですね。
ところでオンデマンドだとショーが45分くらいしかなかったのですが、著作権かなにかの関係で場面がカットされているんでしょうか。
お芝居が長かったんでしょうか。
ショーがとっても楽しかったのでお芝居も早くオンデマンドで配信されるといいなあと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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