こんばんは、ヴィスタリアです。
もうすぐ今年も終わりですね。
一年を振り返る江戸言葉「七味五悦三会」
年末になると思い出す言葉、それは「七味五悦三会(しちみごえつさんえ)」です。
twitterで知りました。
江戸時代の人々は除夜の鐘を聞きながら「七味五悦三会」に思いを馳せたそうです。
今年初めて食べた美味しい物が7つ、楽しかった事が5つ、初めて会った人が3人、それがあれば「今年はいい年だった」と喜んだそうです。
ヴィスタリアのこの一年はどうだったのか振り返ってみますと、なんといっても14~15年ぶりにヅカファンに復帰したことが大きなトピックです。
全組観劇しますし宝塚歌劇が全体的に好きですけれど、生徒さんの「三会」は美弥るりかちゃん、七海ひろきのお兄様、そしてゆきちゃん(仙名彩世)、カチャさん(凪七瑠海)でしょうか。
あ、4人になってしまいました。
るりかちゃんはたまたま観劇した「カンパニー/BADDY」で運命的に出会いました。
お兄様はだんだん気になって「サンダーボルトファンタジー」で出会いました。
ゆきちゃんは見るたび好きになって「Delight Holiday」でそのことを自覚し、これもまた”出会い”だったと思っています。
カチャさんは「蘭陵王」であらためて出会い、じわじわと好きだなという思いをかみしめています。
ヅカバナのヅカデミー賞やります!
アカデミー賞的にヴィスタリアのこの一年の観劇を振り返ってヅカバナのヅカデミー賞を書こうと思っています。
部門はこちらです。
・作品賞(芝居部門/ショー部門)
・主演男役賞
・主演娘役賞
・助演男役賞
・助演娘役賞
一本もの、ミュージカルは芝居部門に含めます。
エントリー作品はヴィスタリアが2018年に観劇したこれらの舞台です。
ライブビューイング(LV)は厳密には生の舞台ではないですが、生の舞台に近いということで候補に入れることにします。
花組「ポーの一族」※LV
月組「カンパニー/BADDY」
宙組「天は紅い河のほとり/シトラスの風」
月組「雨に唄えば」
雪組「凱旋門/Gato Bonito!!」
星組「ANOTHER WORLD/Killer Rouge」
星組「サンダーボルトファンタジー/Killer Rouge」
花組「MESSIAH/BEAUTIFUL GARDEN」
月組「エリザベート」
宙組「白鷺の城/異人たちのルネサンス」
花組「蘭陵王」
花組「Delight Holiday」※LV
雪組「ファントム」※LV
アカデミー賞にラズベリー賞があるようにヅカバナのヅカベリー賞は、そりゃあ最高の作品があればその反対もありますが発表するものでもない気がするので、いまのところ書かないつもりです。
ヅカバナの選ぶ安寿ミラ様のベストステージ
ところで宝塚歌劇以外では2018年にこの舞台を観ました。
「モーツァルト!」以外はヴィスタリアの永遠の贔屓ヤンさん(安寿ミラ)の舞台でした。
バウOG公演「トロワ・バイオレット」
帝劇「モーツァルト!」
京都劇場「君の輝く夜に」
青年館「タイタニック」
ヤンさんの舞台はどれもすばらしくてベストを選べないです。
それは ヤンさんのお仕事の選び方、スタイルのようなものが好きなんだとヴィスタリアは思っています。
ヤンさんは「これは自分にしかできない」と思ってお仕事を選ばれているのではないか、とヤンさんの舞台を見てヴィスタリアは勝手に思っています。
「トロワ・バイオレット」は神公演ってこういうことだなと思いました。
舞台の熱も客席の熱気もすごかったです。
どうして映像を残してくれなかったんでしょう。せめてパンフレットだけでも作ってほしかったです。
花組ショーのメドレーは涙が出そうになりましたし、ヤンさんが梅芸「グランドホテル」で演じたグルシンスカヤのその後を思わせる場面を作るアイデアと才能もあらためてすごいと思いました。
「君の輝く夜に」は出演者4人が最高で、再演あるいは続編を見たいです。
ショータイムにはヤンさんの黒燕尾姿が見られて最高に幸せでした。
音楽の佐山氏が先日亡くなられましたが、ヤンさんについてあたたかい、本質を見抜いたブログを書いてくださいました。
ファンとしてうれしかったです。
「タイタニック」再演もチームの熱、こめられた思いに打ち震えながら観劇しました。
オープニングから涙々で困りました。
ヤンさんのアイダ役の気高さ、ドレスの美しい着こなし、美しいグレイヘア、忘れられません。
再々演を待っています!
ヅカバナの選ぶANJU様のベストシーン
ヤンさんはANJUとして宝塚の舞台の振付もされました。
花組博多座「Sante」
雪組「Gato Bonito!!」
花組「BEAUTIFUL GARDEN」
博多座「Sante」は未見なのですが振付家ANJUのベストステージは花組「BEAUTIFUL GARDEN」マノレテの場面です。
みりゆき(明日海りお・仙名彩世)もすてきでした。
しかもこの場面でみりおちゃんが着ているマタドールの衣裳はヤンさんも着られたものだとか。
(twitterでその投稿を見かけたのですがソースは不明です。
もしご存知の方がいらっしゃいましたら教えていただけたらうれしいです。)
そしてマイティー(水美舞斗)のキレッキレのダンス、勢い、すごかったです。
マイティーが踊るとまわりの空気に圧が生まれる、重たくなる(いい意味で)と思いました。
ヤンさんはマイティーだからこの振付を考えたのではないかとヴィスタリアは思いました。
誰もが踊れる難易度、振付ではないように感じたのです。
ヅカバナのヅカデミー賞の記事はまだ一文も書けていないのですが、年内にアップしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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