おはようございます、ヴィスタリアです。
今日はタカスペのライブビューイングに行きます。
正真正銘ヅカ納めです。
感想を今日明日中にアップできるかわからないので前から書いていた記事をアップします。
宝塚歌劇団の仕組みを取り入れたアイドルグループ
過去に書いたかもしれませんがヴィスタリアは宝塚を離れていた時期に48系アイドルグループのファンをしていました。
といってもライトなファンで現場(握手会、劇場公演、ツアーなど)にはほとんど行っていません。
テレビで曲を聞いたり雑誌や写真集を見たりして楽しんでいました。
推し(宝塚でいうところの贔屓)の卒業とともにアイドルグループから気持ちが離れ、いまのグループ事情はほとんどわかりません。
いまは当時アイドルグループにいた彼女たちが卒業し、あるいはグループに在籍したまま演劇界で活躍しているのをうれしく見ています。
48系アイドルグループの仕組みが宝塚歌劇団を参考にしていることはいまさら言うまでもないでしょう。
ぱっと思いつくだけでもこういったことが挙げられます。
・専用劇場でほぼ毎日公演を行う
・劇場公演は各チーム(組)単位で行う
・各チームにはリーダー(組長)がいる
・各公演、CD発売時にはセンターポジションが選ばれるなどスターシステムがある
・ファンと触れ合う機会がある(アイドルグループは握手会、宝塚はお茶会など)
アイドルグループで生まれた宝塚にないもの 総選挙と組閣
逆にアイドルグループでは積極的に行っていて宝塚にないものもあります。
◆総選挙
◆組閣
◆兼任
といったものです。
総選挙はご存知の方も多いと思いますが人気投票です。
宝塚ではやりませんけれど、チケットやグッズの売り上げなどはチェックしているんだろうなとは思います。
組閣は大規模な組替えといったところでしょうか。
各チーム(組)のメンバーの大半をシャッフルさせて異動させ、もとのチームが原型をとどめず”壊れる”くらいメンバーを入れ替えるのです。
これは大規模なライブの最後にサプライズで発表されて、メンバーもファンも阿鼻叫喚…ということもありました。
10代の若い女の子たちですから突然言われて動揺してしまうのも無理はありません。
兼任はその名の通り、複数のチーム、あるいはグループに所属して活動することです。
どちらのチームの公演にも出演しますし、あるいはどちらのグループのCD選抜メンバーに選ばれることがあります。
兼任メンバーに選ばれるのは運営の推され(宝塚でいうなら劇団が路線スターにしたい生徒さん)が多かったようにヴィスタリアは記憶しています。
兼任すればそれだけ露出が増えファンと触れ合う機会=ファン獲得の機会も増えるわけです。
宝塚だと複数の組に所属することはありえませんから、一番近いのは専科にいて各組公演に出演する(それも頻繁に)ことでしょうか。
新専科制度はそういった面があったのかもしれませんが、人員整理的な面があるようにヴィスタリアには見えました。
そしていま、専科のスターさんが各組に出演するというのがうまくいっているのかヴィスタリアにはよくわからない…なんとも言えません。
みっちゃん(北翔海莉)は専科に行って全組に出演され、トップスターになりました。
カチャさん(凪七瑠海)の「蘭陵王」は花組のあのチームでこそ成功したと思います。
しかしその前は9ヶ月も舞台出演がありませんでした。
イシ様(轟悠)はトップスターになって専科に異動されたので同じ土俵で語るものではないのかもしれませんが、今後も「凱旋門」のように本公演で主演されるんでしょうか。
宝塚で組閣(大規模な組替え)がないのはなぜか
アイドルグループは歴史が浅いことを逆手に取り、日々変化していくことでファンを引き付けていたように思います。
破壊と再生のサイクルを早めることで飽きられないようにしていたと言えるのではないでしょうか。
宝塚歌劇は2019年で105周年という長い歴史と伝統があって組のカラーがあり、それが魅力となっているから組が激変するような大規模な組替えはしないのだと思います。
(組閣はチームが激変します。)
ヴィスタリアは組が変わってしまうのが寂しくて組替えはあまりない方がいいと、なんとなくですが思っていました。
しかし最近いろんな方のブログを読んでいるうちに組替えは本人のためにとっていいことであり、組にとってプラスもあるのではないかと考えるようになりました。
(まだ考えはまとまりきっていないですし組替えが寂しさとショックを伴うことにも変わりはないのです。
あのブログ様のこの記事、こっちのブログ様のその記事など、考えさせていただいた記事はいろいろあります。)
一つ言えるのは組替えの対象になることで注目されたり露出が増えるという面はあると思います(たとえば○組しか見ないファンの方からすると、■組から○組に組替えになった生徒さんを初めて見ることになります)。
ところで今日現在で各組の人数を見ると人数最大の宙組と最小の月組で10名以上も違います。
花組 79名
月組 71名
雪組 73名
星組 81名
宙組 82名
専科 12名
平均すると77名/組です。
たとえば各組がこの人数になるように組替えをしたらどうなるでしょう。
かなり大規模な組替えになるので組閣に近くなるかもしれません(もちろんチームの大半が入れ替わり破壊と再生を目指すアイドルグループの組閣とは異なりますが)。
少なくとも月組はもう少し人数が増えてもいいと思いますし宙組は減ってもいいような気もします。
というのも宙組はスターさんが多すぎる気がします。
今年最大の衝撃であった愛ちゃん(愛月ひかる)の専科への組替え、あるブログ様で知った宙組の新人公演主演経験者からトップスターが一人しか出ていないこと、日参しているブログ様が「異人たちのルネサンス」について男役スターさんの宝庫でもったいないと書かれていたこと、諸々を受けて考えたのは「チャンスが活かされてほしい」ということです。
各組の魅力はもちろん、構成も異なるので人数が全てではないですけれど活躍の場、チャンスが平等になるということはあるのではないでしょうか。
そんなことを考えた年末でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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