おはようございます。ヴィスタリアです。
先行画素から感じる宝塚歌劇の「変化」
新しいトップコンビの2つの先行画像が発表になりました。
どんなに素晴らしいトップコンビも永遠に続いていくことはなく
変わることで続いてきた宝塚歌劇なのだと感じます。
まずは宙組「シャーロック・ホームズ-The Game Is Afoot!-」
現在プレお披露目公演「ホテル スヴィッツラ ハウス」お稽古中のゆりかの(真風涼帆・潤花)のツーショットを初めて目にしたことになります。
シャーロックと彼の心を唯一動かしたアイリーン・アドラーなのでしょう。
美しいだけでなくどこかに頽廃的な物語を感じさせる先行画像です。
そしてゆりかさんの物言いたげな目線と手の表情に見入ってしまいます。
かのちゃんが今まであまり見せたことのない表情と雰囲気を纏っているのが印象的です。
かのちゃんは華やかな明るさが目を引きますが、笑顔の咲くような役だけでなく、
もっといろいろな役柄を見てみたいと思っていたのが実現しそうです。
もう1つの先行画素は雪組次期トップコンビさききわ(彩風咲奈・朝月希和)のプレお披露目公演「ヴェネチアの紋章/ル・ポァゾン」です。
真っ赤な宝塚らしいお衣装で、これぞロマンチックレビューの世界でうっとり…
さききわが寄り添っていてとても素敵です。
さききわは現在東京宝塚劇場で公演中のショー「シルクロード」でも組んで踊っていますが、
動きがよく合っているだけでなくさきちゃんが一層かっこよく、きわちゃんがかわいく見えるのでお似合いのコンビになると感じています。
特にシルクロード幻視でさきちゃんがホープダイヤモンドのネックレスをきわちゃんにつけてあげるのは、
ハッピーエンドのフランツ・ヨーゼフとシシィだと思って見ています。
さきちゃんは「炎のボレロ」といい、どこかノスタルジックな雰囲気のお衣装がよくお似合いで、
オフステージとのギャップも含めて好きだなあとあらためて思います。
「炎のボレロ」の舞台挨拶で「敬愛する柴田先生」と仰せだったさきちゃんが
今度は「ヴェネチアの紋章」を再演するのもとてもうれしいです。
「ヴェネチアの紋章」はなつめさん(大浦みずき)とキャルさん(ひびき美都)の退団公演で、
永遠の贔屓ヤンさん(安寿ミラ)の唯一の2番手としての公演で思い入れがあるんです。
あらすじ、配役予想はこちら↓
さききわにバトンを渡すだいきほ(望海風斗・真彩希帆)もプレお披露目は柴田先生の作品でした。
やはり花組初演の「琥珀色の雨にぬれて」で、
インタビューやサヨナラショーの構成からしてもだいきほ大切に思っているのが伝わってきます。
先日スカイステージで放映されたCD「Many thanks」発売記念の番組では、
サヨナラショーで時間が許せば芝居場面も入れてやりたいくらいだとお話されていました。
「ヴェネチアの紋章」は今回が初めての再演になりますが、
さききわと雪組にとってそんな大切な作品になることを願っています。
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