おはようございます。ヴィスタリアです。
元雪組トップスター壮一帆が語る花組と雪組の違い
ヴィスタリアは全組観劇し宝塚歌劇そのものを愛しているのですが、5組あるがゆえの組文化の違いに興味津々、と言いますか5組それぞれの違いがたまらなく好きです。
その違いを自分なりに言葉にすることができる場合もあれば、うまく言葉にすることはできなくて客席で違いを受け取りながらも「確かに違うこの組ごとの違いをどう言えばいいんだろう…宝塚歌劇であることに変わりはないのに」と考え続けることもあります。
そうしたことはその組のコアなファンの方に解説いただくこともありますし、中の人(生徒さんや先生、スタッフの先生方)が語っていて膝を打つこともあります。
だからこそ、客席側から受け取る組文化の違いだけでなく、中の人(生徒さんや先生、スタッフの先生方)が語る組文化の違いが大好きで、大きな興味を抱いています。
たびたびそうした中の人が語る組文化の違いについて書いていましたが、元雪組トップスターの壮一帆さんが、壮さんだからこそできる表現の仕方で花組と雪組の違いをインタビューでお答えになっていました。
元宝塚トップの壮一帆 花→雪→花→雪、組替えで咲かせた大輪の花 https://t.co/Jqvt5FzQ6f
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) March 23, 2022
だいたい6年周期で組替えになりました。
組のカラーは違いますよ。今はわかりませんが、当時はおおまかにいうと花組が男子校で、雪組が女子校でしょうか(笑)。「ご飯を食べに行こうよ」と言って、外でみんなでわ~っと盛り上がるのが花組。
じゃあ、だれのうちにする?っておうちご飯になるのが雪組。ないようでカラーがあるなあと思いました。
自分はヅカファンをしていた時期は壮さんがスターとして活躍していた時期とは重なっていないのですが、
それでも想像すると何となくわかる気もします。
花組、雪組、それぞれのファンの方はピンとくるエピソードがおありなのではないでしょうか。
自分は真っ先に雪組で料理上手だったカリ様(煌羽レオ)を思い出しました。
また最近(といってもタカスペが実施されていたとき)、花組の某生徒さんが「タカスペの稽古で焼き肉に行って、花組は下級生が焼くのに雪組さんはそれぞれで焼いていた」と話していたのを記憶しています。
雪組は肉部がありますし、花組にはないですから下級生が焼くのでしょう。
また男役が娘役を褒めて育てる文化があるという花組は共学というイメージを抱いていたのですが、男役の壮さんが「男子校」と表現しているのも興味深く、
花組は共学というより男女別学なのかもしれないと想像したりしました(自分の母校の中高一貫校の中学が男女別学→高校から共学だったのもあって)。
有料記事なのでここに引用はしませんが(ここまで引用したのは有料会員登録なしで読める部分です)、壮さんの花組→雪組→花組→雪組という稀有な組替え経験から得たものがどれだけ貴重で大きいものかが伝わってくるインタビューで読み応えがありました。
再演される「心中・恋の大和路」のこと、100周年にトップスターとして存在したこと、トップスターとしての在り方など読み応えのあるインタビューでしたし、
何度も組替えをしてトップスターにまで上り詰めた壮一帆さんだけが語ることのできるものがあるのだと思いました。
そして最近はこういう、何度も組替えをするスターさんはあまりいないな…とも思いました。
先日壮一帆さん、愛加あゆさんの「心中・恋の大和路」を映像で見て、今年の雪組再演をぜひ見たいと思っています。
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