こんにんは、ヴィスタリアです。
熊本で大きな地震がありました。
大きな人的被害は出ていないようですが、一日も早く日常が戻ることを祈っています。
年始の嫁仕事で見るのを諦めていた星組大劇場「ESTRELLAS」の中継録画ですが、いろいろとあってリアルタイムで見ることができました。
実家の母サラ(ライトなヅカファン)とおしゃべりしたり飼っている猫と遊びながら見ていたので、すべてを見逃さずに集中して見られたわけではないのですが、リアルアイム1回を視聴した感想を書いてみます。
例によってヴィスタリアの独断と偏見、偏愛に満ちた感想になります。
目次
七海ひろきのお兄様と退団者へのはなむけのこと
七海ひろきのお兄様の退団公演とあってはなむけの場面(第2章スターライト)があったのはよかったです。
また退団される華鳥礼良ちゃん、瀬希ゆりとくんも同場面で歌うところがあってよかったです。
お兄様はプロローグ、中詰、フィナーレ、パレード、どこでも3番手としての場所にいて、最後の階段下りでは羽根を背負っていたのも「本当によかった」と思いました。
これ以上望むべくもないのかもしれません。望むのは贅沢なことなのかもしれません。
しかし正直に言うのならテレビで1回見た印象では、ショー全体を思い出すとことちゃん(礼真琴)の出番が多いように思えて、どこか1つをお兄様にやってほしかったとも思いました。
ヴィスタリアはことちゃんのことも好きなのでことちゃんがたくさん出ているのはうれしいのですが、今回はひとりでステージに立つお兄様がもう少し見たかったです。
あるいは黒燕尾の総踊りで1フレーズ、お兄様が特別な振りをするとかべにーさん(紅ゆずる)と何かするとかしてほしかったです。
ここまでするとさよならショー的になってしまうでしょうか。
でもお兄様がこれで退団してしまうこと、ディナーショーは見られた人が限られていたことを思うと、やりすぎることはないと望みたくなってしまうんです。
宝塚のショーで聞きたい音楽とはどういうものか
昨年の雪組「SUPER VOYAGER!!」は歌詞のセンスが非常に気になったのですが、今作「ESTRELLAS」は音楽の趣味が気になりました。
劇団のサイトでは演出の中村A先生のインタビューを読むことができます。
このなかから音楽に関する箇所を抜粋いたします。
J-POPを使った第2章の星メドレーでは、若さ溢れるフレッシュな雰囲気や、切ない感じなどを織り交ぜ、綴っていきます。
第3章は、紅・綺咲のトップコンビが中心となり、星空をバックに一夜の夢を歌い踊る「星夢(スタム)」という場面です。
1曲の中で多彩にメロディが変化し、そこに掛け合いのコーラスが絡む、ドラマティックな構成です。
フィナーレでは(中略)オリジナル曲に始まり、皆さんが聴いたことのある有名な曲をアレンジしたものや、J-POPまで登場しますので、きっと幅広い方に楽しんでいただけると思います。
オリジナル曲以外については、今回のレビューでは全曲、自分であまたの音楽を聴いて探してきた曲を使用しますが、望んでいた雰囲気の曲と出会った時の喜びはひとしおです。もしかして、一番楽しい作業かもしれません(笑)。
あまたの音楽をお聞きの中村A先生が選ばれた音楽について、非常に偏ったごく一部の音楽ばかりを聞いているヴィスタリアがなにかを言うものでもないのかもしれませんが、J-POPが多すぎないでしょうか。
今夏の花組「BEAUTIFUL GARDEN」でも思ったのですが、宝塚の通常公演でJ-POPをヴィスタリアはそれほど聞きたいとは思いません。
(「Delight Holiday」では平成30年を振り返るメドレーがありましたが、こういったコンサート系の演目でのこういう登場の仕方は通常の公演では聞けないもの、見られないものが見られてよいと思います。)
1曲銀橋わたりで…くらいなら耳新しくていいかと思うのですが、ショー全般にわたってJ-POPが使われているように思いました。
そしてそのいくつかは耳なじみのない曲で、覚えられなかったりついていけなかったりしました。
どんなジャンルの音楽だって聞く人の趣味に合う、合わないは分かれると思いますが、新しい音楽はその分かれ方が極端なものになるように思います。
宝塚歌劇の客層が幅広い年代であることを考えたとき、J-POPが多用されることには疑問を感じてしまうのです。
べにーさんがこの番組のインタビューで「宝塚の歌は覚えて帰っていただける」というようなことをお話しされていたかと思いますが、せめて中詰は主題歌を中心にしてもよかったのではないかと感じました。
ヴィスタリアの耳が悪いのかもしれませんが、ときどき1回だけの観劇だと曲を覚えられないことがあるんです。
ショーの主題歌がプロローグ+中詰+パレードであればバッチリ覚えて帰ることができるかと思います。
場面ごとのファーストインプレッション
一言だけですが感想のメモを書いておきます。
第1章 プロローグ
青のキラキラの衣裳がすてきです。
最後のべにーさんの歌詞「星に祈れ、この一瞬のきらめきを」でお兄様のことを連想してしまい涙腺が…。
第2章 スターライト
ことちゃんの銀橋がまさかの曲でびっくりしました。ことちゃんの歌の技術のたしかさがよくわかります。
お兄様のきらきらの笑顔がたまらなくて、しかも相手がくらっち(有沙瞳)で最高でした。
くらっちのヘアスタイルがかわいかったです。
第3章 星夢(スタム)
使われている曲がよく知っている曲で懐かしくなりましたが、まさか1曲フルで歌うとは驚きでした。
黒の衣装がかっこよかったです。
第4章 Back!
ことちゃんのダンスがすごすぎる。
第5章 アスタリスク・メドレー
お兄様とことちゃんのことばかり見ていました。
第6章 星サギの夜
星座のライトの背景が綺麗でした。
生徒さんの頭のぽんぽんした飾りがなんだか…これ、鷺なんですよね。
黒いせおっち(瀬央ゆりあ)が印象的でした。
第7章 フィナーレ
あーちゃん(綺咲愛里)が黒系のショートヘアですっごくかわいかったです。新鮮!
黒燕尾はお兄様ばかり見ていました。すべての瞬間を目に焼き付けたいです。
NHKは場面、音楽、振付のクレジットを出してくれたり生徒さんのお名前を2回出してくれたり助かります。
来週あたり大劇場で観劇予定なので詳細な感想はそのときに書きたいと思います。
衣裳と装置が美しかったので全体を見るのが楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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