星組

2024年開幕は星組「RRR」と指田珠子先生の大劇場デビュー作

こんばんは、ヴィスタリアです。

星組で「RRR]上演!ショーで指田珠子先生が大劇場デビュー

昨日宝塚大劇場で「1789千秋楽を迎えた星組、ようやく次の本公演が発表になりました。

2024年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【宝塚大劇場/東京宝塚劇場公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   

星組公演
■主演・・・礼真琴舞空瞳

◆宝塚大劇場:2024年1月~2月(予定)
◆東京宝塚劇場:2024年2月~4月(予定)

RRR × TAKA”R”AZUKA ~√Bheem~(アールアールアール バイ タカラヅカ ~ルートビーム~)』
“RRR” Directed by S.S.Rajamouli and all related character and elements
©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED.
脚本・演出/谷貴矢

1920年、イギリス植民地時代のインド。
ゴーンド族の守護者、ビームは、圧政を敷くインド総督スコットによって連れ去られた幼い少女を救うため、立ち上がる。

素性を隠しデリーへと潜入するビームだったが、少女の行方を追う中で出会ってしまったスコットの姪ジェニーの美しく優しい姿に、恋をしてしまう。
そんなビームに協力したのはデリーで偶然出会った、強く内なる大義に燃える男ラーマだった。
二人はお互いの素性を知らぬまま、熱き友情を育んでいく。

だがラーマの正体は、インド人でありながらビームを捕らえスコットへ引き渡そうと目論む警察官であった・・・。
宿命に導かれた二人が進む先は、友情か?使命か?それとも愛か?

2022年に全世界で公開され、今なお大ヒット上映中の映画「RRR」(7月28日からは吹替版も上映予定)。
友情と使命の間で揺れ動き、ロマンスを織り交ぜながら展開が二転三転する、息もつかせぬダイナミックなドラマを、ビーム視点で再構築・新展開し、アクション部分を壮麗な舞闘に代えて、宝塚歌劇として新たに生まれ変わらせます。

110周年の幕開けにふさわしい、豪華絢爛なダンシング・インドロマン・ミュージカルにどうぞご期待ください。

レビュー・シンドローム 『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』
作・演出/指田珠子

ユートピア、ディストピア・・・。「TOPIA(トピア)」は「場所・郷」を表す言葉。
「Violette(スミレ)」が、110年咲き続ける劇場、Takarazuka。そこにはいつも何かに魅了された者たちが集う。
喝采、憧憬、熱狂、孤独、そして希望・・・。

時代や国を超え、劇場の光と闇を描く豪奢なレビュー作品。
異界「VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)」に棲むもの達が、宝塚歌劇110周年の幕開きを盛大に祝います。
なお、この公演は、演出家・指田珠子の宝塚大劇場デビュー作となります。

※詳細については、後日あらためてご案内いたします。

なかなか発表にならないのはことちゃん(礼真琴)の休養と関係があるのかとか、
もしかして110周年とベルばら50周年で久しぶりに「ベルサイユのばら」なんじゃないか…と妄想してました。

そして今の時代であれば、オスカルは女性なので男役ではなくなこちゃん(舞空瞳)が演じ、
ことちゃんがアンドレでアンドレとオスカル編を…という妄想までしていました。

もちろん宝塚歌劇でオスカルは男役が演じてきてはいますが……個人の妄想です。

それにしても超話題の映画「RRR」をこんなにも早く宝塚歌劇で上演するとは驚きました。

しかも発表する作品のたびにセンスのよさと演出家としての才能を遺憾なく発揮している谷貴矢先生の脚本・演出だなんて
否が応にも期待が高まります。

星組赤と黒」は演出・台詞・舞台美術・衣装どこをとっても非常に高いレベルで完成されており、
激しく心を動かされたのも記憶に新しいです。

星組は「オーム・シャンティ・オーム」でインドとも縁があるのでうれしいです。

そしてショーは指田珠子先生の大劇場デビュー作品!

指田先生、おめでとうございます!

作品解説を読んでいるだけでもワクワクします。

それにしてもことなこ(礼真琴・舞空瞳)の星組は大作、話題作が続きますね。

昨日配信で見た「1789」も完成度と熱量がすごかった!

革命に飲みこまれていくロナン/礼真琴、出会ってしまったオランプ/舞空瞳との恋。

デムーラン/暁千星
ロベスピエール/極美慎
ダントン/天華えまら、
革命家たちのキャラクターがものすごく際立っていて、思惑もそれぞれ違いつつ革命に立ち向かっているのが伝わってくることにも厚みを感じました。

長身で歌もダンスもよくて画面越しでもまぶしかったです。

アルトワ伯/瀬央ゆりあの深紅の薔薇が一輪、しっとりと咲いているような妖しさ、
打って変わってフィナーレの歌唱指導のあふれる愛。

そしてマリー・アントワネット/有沙瞳の、これぞという集大成。

一幕の空っぽな華やかさに魅力されながらその空っぽさが憐れで(もちろんいい意味で)、
二幕の真の美しさと自分の運命を見つける凛とした決意のすごみに泣かずにいられませんでした。

そしてカーテンコールのことちゃんの念願の、声出しパッション!には大いに盛り上がりました。

ことなこはコンビとしての時間は折り返しているのかな…とは思いますが、
90年を迎えた星組を、そして110周年を迎える宝塚を引っ張っていってくれるのでしょう。

2024年の星組も楽しみにしています。

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