こんばんは、ヴィスタリアです。
日付が変わってしまいましたか、昨日ゆきちゃん(仙名彩世)の退団発表会見がありました。
仙名彩世様の退団発表会見の美しさとつつましさ
いくつか記事がありましたが、一番ゆきちゃんの言葉が多いと思った産経さんの記事を紹介しますね。
もう一つ、朝日新聞も。
白いレースのワンピース姿のゆきちゃん、いつもに増して美しいです。
ヘアスタイルやイヤリングなど、ゆきちゃんのいつもの美へのこだわりが感じられるようです。
ヴィスタリアはゆきちゃんのこの言葉が印象に残りました。
「ヒロイン経験が少ないことを負い目に感じないようにしよう。すべてを糧にして、娘役として役者としてまっすぐでありたいと下級生の頃から思ってきた」
いま劇団でがんばっている娘役さん、生徒さんの励みになるのではないでしょうか。
ゆきちゃんの思いは確かに客席に届いているとヴィスタリアは思います。
もう一つ、ゆきちゃんにしか言えない言葉がありました。
同じ94期の月組トップスターたま様(珠城りょう)に触れてこんなことを話しています。
「同期で、男役と娘役のトップの時期が重なることはあまりない。
奇跡のような幸せでした。珠城がいるから、頑張れた」
男役に比べて娘役はトップになるのが早いですし、たま様のトップ就任が早かったこと、ゆきちゃんのトップ就任が遅かったこと、本当に奇跡のめぐりあわせですね。
今年のゆきちゃん最後のタカスペでもたま様とゆきちゃんのシーンがあるといいなと思いました。
学び合う花組のよい関係性がうかがえる
ゆきちゃんは会見でこんなふうに話しておいでです。
「 花組でずっと育ってきたので、最後まで学ばせていただけたら 」
なんて飾りのない、まっすぐな謙虚さでしょう。
学年も上がりトップ娘役となり、ゆきちゃんを見て学ぶ人の方が多いでしょうにゆきちゃん自身はこうして最後まで学びたいという気持ちがあるのですね。
ゆきちゃんのそういうところ、尊敬します。
そして朝日の記事ではゆきちゃんが花組生たちに退団を伝えたときの思いが紹介されています。
「下級生たちには”最後まで学べることは学ばせていただきます”と声をかけられ、すごくうれしいなあ、頼もしいなあ、と。
できる限りのことはすべて伝えたい」
上級生も下級生も学び合うよい関係が花組にはあるのが伝わってきます。
花組はいま、充実しているのですね。
別々に退団することを、みりゆきが決断した
よくトップさんのインタビューを読むと「やめる時期はトップになったときから考えていた」というフレーズがありますが、ゆきちゃんもそうだったようです。
そしてみりおちゃん(明日海りお)とはずっと相談してきて、この退団時期というのはみりゆきコンビでの結論でもあるのですね。
みりゆきは、そして花組はきっとこの言葉の通り、集大成のすばらしい舞台を見せてくれることと期待しています。
でも決断を伝えたのが「ポーの一族」の公演中というのが少しひっかかります。
ポスターがカメオだったり(ポスターにしつこく拘ってスミマセン)、トップ娘役でありながらトップの相手役とは言いきりがたい役どころだったのが影響しているのではないかと考えてしまうのですが、ヴィスタリアの考えすぎでしょうか。
メリーベルではなくシーラがヒロインになったことで「ポーの一族」の物語は広がり深みを増したので、ゆきちゃんがシーラ役でよかったとヴィスタリアは思っています。
しかし、トップコンビとしては複雑な気してしまうのです。
みりゆきが本公演でたっぷり絡むものがないからでしょうか。
ゆきちゃんの退団についてみなさまのブログやSNSなどを見ていて、どなたかの書かれたいたことに目を開かされました。
「寂しいけれどみりおちゃんも花組で全力で送り出してくれると思う。
みりおちゃんはゆきちゃんの卒業に集中できる。添い遂げだとそうもいかないのでは?」
というような趣旨で、ヴィスタリアはみりゆきが好きで同時退団のことばかり考えていましたが、こういう考え方もあるのだと思いました。
昨日の発表からずっとモヤモヤしていた気持ちが晴れました。
星風まどか様 部分休演から復帰
そして昨日はうれしいニュースがありました。
宙組 宝塚大劇場公演『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』『異人たちのルネサンス』—ダ・ヴィンチが描いた記憶—において部分休演させていただいておりました星風まどかは、10月16日(火)11時公演より復帰いたします。
まどかちゃん、復帰おめでとうございます。
代役の夢白あやちゃん、お疲れ様でした。
たいへんだったと思います。ほんとうにお疲れ様でした。
ところで先日劇団のサイトにアップされた初日の映像(ロングバージョン)を見ると、まどかちゃんの動きは怪我をしているようには見えず、一場面だけの休演でよくすんだなと思いました。
映像でそう見えただけの話で実際に劇場で見ると違うのかもしれませんが……。
大劇場千秋楽まで、そして東京の大千秋楽まで、宙組のみなさまが無事に、元気に舞台に立たれることを祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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