観劇の感想

観劇の感想「雨に唄えば」2回目

月組「雨に唄えば」の2回目を観てきました。
 
1回目の観劇の際に作品、キャストについて書きましたので、今回は新たに気づいたことを中心に書いてまいります。
例によってヴィスタリアの独断と偏見、偏愛に満ちております。
 
1.比較的前の方で観られてドキドキ!
2.舞台は観る場所で観え方が全然違うことを実感した
3.その他のキャスト(リナの凄み/さくらちゃんはかわいいけれど…/監督のコメディセンス)
4.ドンとコズモがかっこよくてかわいすぎる
 
 
前回は1階席最後方、センター付近で立ち見でしたが、今回は1階の真ん中より少し後ろの上手寄りで観劇しました。
舞台の見え方も違いましたし、前回は見切れていた部分があったこともわかりました。
 
ふだん1階後方か2階席で観ることの多いヴィスタリアにとっては、かなり前の方で観られた貴重な観劇でした。
オペラグラスがなくても生徒さんのお顔がけっこうはっきり見えましたし、オペラを覗けば細かい表情もよく見えて眼福でした。
 
最初に感激したのは、ドンのたま様(珠城りょう)とリナのまゆぽん(輝月ゆうま)が客席から登場してこちら側を向いたときです。
お2人のお顔がル・サンク並の高画質で見える!!
心拍数が急上昇してしまいました。
たま様やみちゃん(美弥るりか)のウィンクや投げキス、2階席への視線も「あ、あのあたり」という軌跡と込められた威力がよくわかりました。
その先にいらっしゃるお客様が羨ましい限りのヴィスタリアです。
 
 

2.舞台は観る場所で観え方が全然違うことを実感した

演出が1階最後方からと真ん中やや後方では全然違って観えるとヴィスタリアは思いました。
 
前回は客席後方から舞台全体を大きく捉えるように観ていたからか、初回観劇で興奮していたからか気にならなかったのですが、今回は場面転換でややモッタリした感じを受けました。
舞台機構の構造上やむをえないのかもしれませんがセットの転換のための幕前の芝居が多いと感じたのです。
 
前回見切れていたのはるうさん(光月るう)のシンプソン所長が下手袖でタップをしたところです。
拍手のわくタイミングがわからずふしぎだったのですが、今回はるうさんの足元が見えて、納得できました。
そしてあらためて、るうさんは好きな上級生のお一人だとヴィスタリアは思いました。
演技よし、ダンスよし、男役としての立ち姿よし、笑顔よし。
こらからも注目したいです。
 
 

3.その他のキャスト

《リナの凄み》
今日もリナには笑いました。くすくす笑いではなく客席がどっとわいています。
 
リナのこの声を出し続けてまゆぽんの喉や声帯は大丈夫なんだろうかとヴィスタリアは心配だったのですが、1幕でちょこちょことふつうの声になっているときがありました。
ふつうの声まじりでも充分おもしろいから千秋楽まで無事に演じられるといいね、とヴィスタリアは思いながら観ておりました。
 
ところが2幕になるとまゆぽんの声は完全にすべてリナのあの声になっていました。
すごいなあと感嘆していのですが、ハイライトはリナのソロナンバーでした。
気迫がものすごく伝わってくるんです。
そしてまゆぽんのたしかな演技力、歌のうまさも。
リナのナンバーが終わったとき、一際大きな拍手がおこりました。
 
舞台はナマモノ、この1回のステージは二度とないのだなとヴィスタリアはあらためて感動しました。
 
 
《さくらちゃん(美園さくら)はかわいいけれど…》
前回はさくらちゃんはメイクに研究の余地があるのではないかとヴィスタリアは思いました。
しかし今回のお顔がしっかり見える席からだとふつうにかわいかったです。
「beautiful girl」のナンバーでブルーのドレスの娘役さんがたくさんいるなかで「あの娘役さん、かわいい。顔小さい!」と思ったのがさくらちゃんでした。
 
ただ今回はさくらちゃんの演技が気になりました。
2回目の観劇だからかもしれませんが、さくらちゃんのキャシーは何度も観たくなるような魅力がもう一歩のように思いました。
1回しか観なかったらこんなことは思わなかったかもしれません。
 
前回は「台詞の声がかわいすぎない、作りすぎていないのもよかった」と書いたのですが、ドンと出会った場面、「グッドモーニング」のナンバーが始まる前の演技などで声が高くなりすぎているのが今回はどうも気になりました。
声が固まると演技も幅がなくなってしまうようにヴィスタリアは思います。
 
 
《監督のコメディセンス》
映画監督のデクスターを演じる れんこん(蓮つかさ)、おもしろかったです。
れんこんの演技でたくさん笑っていることに気づきました。
 
他にもおもしろい役、笑える演技をしている生徒さんはいるのですが、れんこんは一際光るものがあるとヴィスタリアは思いました。
 
 
あと印象的だったのがリナの親友ゼルダのときちゃん(叶羽 時)、「beautiful girl」の歌声がすてきでした。
 
 

4.ドンとコズモがかっこよくてかわいすぎる

これを書き始めたら偏愛が暴走して収拾つかなくなってしまいました。
続きは改めて記事にいたします。
といっても「かっこいい」「かわいい」と「最高」しか言ってないので書いても書かなくても一緒かもしれませんが、書かないことには収まらないので書くつもりでおります。
 

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