こんばんは、ヴィスタリアです。
定期購読している宝塚GRAPHの2022年5月号を読みました。
創刊900号の記念号です。おめでとうございます!
記念すべき900号の表紙は白いスーツの麗しいことちゃん(礼真琴)。
700号、800号の表紙はイシ様(轟悠)でしたからすばらしい名誉なことですね。
例によってヴィスタリアの独断と偏見と偏愛で特に気になったページについて順不同で記事にしてきます。
宝塚GRAPH創刊900号記念特集
読み応えのある特集ページで編集部さんの熱い思いが伝わってくるようでした。
5組のトップコンビが黒燕尾✕白いドレスで宝塚大劇場、東京宝塚劇場のロビーで撮影をしています。
このポートが美しくて香気があって最高すぎる!
男役、娘役の制服とでも言うべき舞台衣装、舞台化粧に劇場の赤い階段やシャンデリアというシチュエーションが宝塚大劇場も東京宝塚劇場もエントランスからときめく夢の世界なのがよくわかります。
はみだしSHOTを見るとポーズなどは各々決めているようですが、デュエットダンスの一コマを切り取ったようなさききわ(彩風咲奈・朝月希和)の、こちらを見るさきちゃんとさきちゃんを見つめるきわちゃんのショットがとても好きです。
クリアポスターのれいちゃん(柚香光)と星風まどかちゃんの指のからませ方も。
トップスターはソロのポートもあっての舞台化粧をじっくり見られるのもまたうれしく、れいちゃんの繊細な色合いのアイシャドウ(目の下が赤紫なんですね)、
れいこちゃん(月城かなと)の紫の目の囲み方、さきちゃん(彩風咲奈)のアイラインなど見入りました。
さきちゃんのカフスは雪の結晶の形でしょうか。
赤い階段にかけた脚の長さといったら相変わらずすばらしいです。
ことちゃんは目の上も下もしっかり濃くアイシャドウが入っているのがザ・星組ですし、
ゆりかさん(真風涼帆)はそんなにまっすぐ蕩けるような目で見ないで…かっこよすぎるから。
800号からの表紙の一覧は、ヅカファンに復帰する前のものを新鮮な気持ちで、そして定期購読するようになってからのものは懐かしく眺めました。
大好きな美弥るりかちゃんのソロ表紙は強く印象に残っていますし、
ソロ表紙を見たときの美と色気、妖しさの衝撃、いまでも覚えていますしポスターはずっと飾っています。
表紙をかざった歴代トップスターさんからの愛にあふれるメッセージを読んでいるとファンの時代、入団し載る側になってからのGRAPHがあるんだなと思いいたりました。
みりおちゃん(明日海りお)は「現在はすっかり会えなくなってしまった現役生の笑顔に癒されています」と今でも愛読しておられるのにうれしくなってしまいます。
各組のスターさんのアンケ―トも興味深く、トップスター5人の誌面づくりのアイデアがどれも秀逸でいつか実現してくれないかしら…と夢見たくなります。
スターさんたちには「波瀾爆笑!?我が人生」、同期紹介のコーナーが人気なようで、読み側も載る側も同じなんだなあとうれしくなりました。
EN-GRAPH 和希そら
ご自身と今まで演じた役を円グラフで分析しているのですが、「アナスタリア」のリリーが仕事50%、オフ50%で、
そらくんの自己分析もオン50%、オフ50%なのが興味深いです。
劇団にいる和希そらなのか、家にいる和希そらなのか、その二択です。
それに対して「夢千鳥」の竹久夢二は円グラフはあるものの「すべてが100%」というのに納得です。
稽古場のほのか 「冬霞の巴里」聖乃あすか
「冬霞の巴里」ヴァランタン役の思い切ったヴィジュアルであっと驚かせてくれたほのかちゃん(聖乃あすか)、稽古場から成り切っていたのが伝わってきます。
黒で決めたお稽古着、表情もきりっと強めでいつものふんわりしたほのかちゃんはどこにもいません。
ヴァランタンのヴィジュアルで左側を刈り上げたツーブロックが印象的だったのですが、演出家の指田珠子先生の指定なのかと(勝手に)思っていたのですが、有村先生の指定であることを知りました。
その他のページ
一言ずつですが触れさせてください。
◆波瀾爆笑!?我が人生 野々花ひまり
1回目の受験のときからしゅわっち(諏訪さき)を認識しており、
2回目の受験ではなぜかお互いに会釈をし、
晴れて99期生となったお2人がいま雪組のスターとして活躍していることに縁を感じました。
こういうエピソード好きです。
◆絵ぇ日記
先日ご卒業が発表になった飛龍つかさくんがこんなに絵がお上手だとは知りませんでした。
「冬霞の巴里」のお稽古での同期の98期のゆかちゃん(峰果とわ)とのエピソードに「もうお2人を双子!?」と勘違いすることもできなくなってしまうんですね(涙)
こってぃ(鷹翔千空)が「NEVER SAY GOODBYE」本役のキキちゃん(芹香斗亜)を飼い犬キャンディちゃんで再現して描いているのもお上手です。
こってぃご自身はもちろん大好きなうさぎちゃん。
役づくりについて本を介して刺激しあっているエピソードも素敵でした。
◆SPECIAL PORTRAIT 芹香斗亜
黒髪✕短髪✕パーマのキキちゃん(芹香斗亜)の透明感、イノセントな美しさに見惚れました。
男役さんのポートでお花があるものが強く心に残ることがあるのですが(たとえばあきらさん(瀬戸かずや)とお花のポートですとか)、
ミモザにラナンキュラスという好きなお花ばかりでうっとり。
ダークピンクのジャケットとメイクの色味もお洒落で好きです。
◆Lumiere 天紫珠李
じゅちりゃん(天紫珠李)が男役から娘役に転向したきっかけをお話されています。
研3のときに出演させていただいた宇月颯さんのミュージックパフォーマンス「MOON SKIP」がきっかけとなり、娘役に転向を決めました。
ANJU先生(安寿ミラ)振付のタンゴの場面で、女役として踊ったことで楽しさに気づき、直感で”私はこっちだ!”とビビビっときて。
お稽古を受け終わってそのまま「娘役に転向させてください」とお伝えしに行きました(笑)。
すごい行動力ですがそれだけ運命的な直感だったのですね。
「Dream Chaser」のやはりヤンさん(安寿ミラ)振付のタンゴの名場面「ミロンガ」でかっこよく踊っていたじゅりちゃんを思い出します。
また「ブエノスアイレスの風」でもタンゴダンサー イサベラ役が待っています。
読み応えのある900号でした。
901号からも、これからもずっと宝塚GRAPHを楽しみにしています。
読んでいただきありがとうございました。
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