雪組

誰も見たことのない千秋楽の前夜に(雪組宝塚大劇場「fff/シルクロード」)

こんばんは、ヴィスタリアです。

雪組「fff/シルクロード」前楽と月組「ダル・レークの恋」一般前売り

なんとなく、落ち着かない日曜日を過ごしています。

まず昨夜のマイティー(水美舞斗)のスペシャルライブAqua Bella!!の興奮がさめなくて寝付けず、なかなか起きられませんでした。

いつまでもだらだらと寝ていると月組「ダル・レークの恋」の一般前売に出遅れるのでどうにか起き出して、
念には念を入れて2時間前からログインしていました。

雪組「fff/シルクロード」大劇場公演のときのようなまったくログインできない状態ではなく、
瞬殺ではあったものの1枚確保することができました!

ここまで友会も会場も抽選も先着先行も惨敗で、緊急事態宣言の延長で席数も減り絶望的だと思っていたので本当にうれしいです。

気合を入れてクリックしたので予約完了したときは力が抜けました。

「ダル・レークの恋」は演目といいうみれいこ(月城かなと・海乃美月)といい
ありちゃん(暁千星)おだちん(風間柚乃)を筆頭に大好きな月組生が揃っているので本当に楽しみなんです。

特に支配人に「出世」したやすくん(佳城葵)に高貴なインディラおばあさまを演じるみとさん(梨花ますみ)もめちゃくちゃ楽しみです。

まおまお(蘭尚樹)がかつてみりおちゃん(明日海りお)が演じた役なのもうれしいです。

この待望の「ダル・レークの恋」のチケット確保の高揚が収まってくると、
ここ数日ずっと心のなかにぎゅっとあった「雪組の千秋楽がいよいいよ来てしまう」という思いに囚われて
他のことが手につかなくなってしまいました。

だいきほ(望海風斗・真彩希帆)が、凪様(彩凪翔)が、カリ様(煌羽レオ)が、
ひーこさん(笙乃茅桜)が、まちくん(真地佑果)が、
けんじ(ゆめ真音)が、まれくん(朝澄希)が宝塚大劇場を卒業される。

もう二度と男役あるいは娘役として大劇場の舞台に立たれることはない――寂しさと、無事に卒業の日を迎えられることの喜びがないまぜになっています。

2020年の緊急事態宣言による公演日程の見直しで退団日も見直しとなることが発表になったときは、
トップコンビの退団公演が前代未聞のことになってしまったショックの一方で
いずれちゃんとできるときにちゃんとご卒業ができたほうがいいのかな…とも思っていました。

その「ちゃんと」は真っ白な入りの装いでのセレモニーであったり
出のパレードの晴れやかで特別な笑顔を思い描いていました。

ファンにとってはそうした一つひとつはお別れの儀式であり、生徒さんもやりたい方もいらっしゃるでしょうし
スターさんともなれば準備をしていたこともあったのではないでしょうか。

しかし世界はそのようには戻らず、様々な制限の中で以前とは違う形で公演をするのも大変な日々が日常となりました。

この日々の中で、座席制限のほとんどない状況で公演が完走でき全員がそろってサヨナラショーができることを本当によかったと思うと、
寂しさよりもご卒業おめでとうございますという気持ちが大きくなります。

よかったね、と思いまた次の瞬間には寂しいと思う……そんなぐちゃぐちゃした気持ちでいます。

明日の大劇場千秋楽はこれまで見たことのない形になります。

入りも出もなくて、夜にはスカイステージでのぞ様(望海風斗)カチャさん(凪七瑠海)の生放送があります。

だいきほ(望海風斗・真彩希帆)の、退団者のファンのみならず
多くの宝塚を愛するファンにとって何年たっても忘れられない、語り継がれる日になるのではないでしょうか。

これまで経験したことのない千秋楽にどんなことを感じるのか、明日はライブ配信で見るつもりです。

卒業される生徒さん、雪組生、ファンの方々、宝塚を愛する方々にとってよき1日となりますように。

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