こんばんは、ヴィスタリアです。
美弥るりかちゃんのご卒業前の最後のお茶会のレポート、完結編です。
なおるりかちゃんのお言葉は正確なものではなくニュアンスです。
令和と平成とタピオカミルクティー再び
「夢現無双/クルンテープ」以外の質問です。
平成から令和になる瞬間は時空を超えた
これは非常に多く寄せられた質問だったそうです。
(時空を超えるとはなにかと言いますと、るりかちゃんは誕生日の日付が変わる瞬間に愛猫ルシェちゃんをだっこしてジャンプする=時空を超えるということを毎年されているのです。)
「○ 聞くまでもないでしょ!みなさんも美弥るりか推しならジャンプしてほしい(会場から拍手)。
私はるっちゃんをだっこしてジャンプしました。その後るっちゃんはとんで逃げていったけれど私は満足です。
(暫し、しみじみとした間)これ、1人対2,500人の世間話だね」
「平成で大劇場を卒業して令和で東京公演をして卒業するのはいい時期だなと思いました。
あと月組のみんなが次の元号の頭文字を当てるのをやっていて、私はテキトーに「Rじゃない?」(かなり投げやりな感じ)て言ったら当たってタピオカミルクティーもらいました」
まさかここで再びのタピオカミルクティーが出てくるとは。
タピオカミルクティー、本当にものすごい勢いで流行っているのを実感します。
(余談ですがインターネットが普及する前、毎月の「歌劇」誌で世間の流行や先端のものを知ることがありました。
初代たまごっちとか日本初上陸のスターバックスとか。)
メモリアルコーナー 思い出の舞台
スクリーンにるりかちゃんの思い出の舞台が映し出され、一言ずつコメントされました。
お散歩タイムでもあり、いつも司会者さんに怒られるからかるりかちゃんが答え終わると「はい、次!」と一生懸命言っていました。
1.「スカーレットピンパーネル」新人公演アントニー・デュハースト(2008年)
第一声が正直すぎました。
「もう忘れちゃったよ!」
「(立ち止まって見入り、司会者さんに進むよう強く促されて歩き出す)
えーと…スカピン団は結束が大切なので夜な夜な集まって話をしました。
パーシーがさゆみさん(紅ゆずる)だったんですけれど、銀橋をパーシーと渡る芝居で「あんた一人だけベルばらみたい」と言われたのをいま思い出しました」
べにーさんのつっこみが目に浮かぶようです。
2.「リラの壁の囚人たち」ギュンター・ハイマン(2010年)
「ギュンター・フォン・ハイマンだよ!」と厳しくつっこむるりかちゃんに司会者さんが「すみません」と謝っておいででした。
「悪役で、でも切なさもあってやりがいのある役でしたね」
3.「ノバ・ボサ・ノバ」ボールソ/マール 役替わり(2011年)
「役替わりで大変でしたね。人間は体は一つじゃないですか。頭も」
「ファン時代に轟悠さんの「ノバ・ボサ・ノバ」が大好きで見てたんですよ。映像でも何回も見ました。
ビデオテープで見ていたんですけれどこの中にビデオテープ知らない方いるんでしょうね(会場を見渡す)。
出待ちもして、そのときは会に入っていなかったのでギャラリーというところにいて見たり写真を撮ったりしていました」
スターさんの口から「ギャラリー」という言葉が出るなんて衝撃的すぎます。
かなめさんの会でガードをしていたのは有名なお話ですが、るりかちゃんはヅカファン時代がいかに濃いものだったのが伺えるようです。
4.研10で初めての全国ツアーへ
演目は「JIN-仁-/Fantastic Energy!」でした。
「研10で初めての全国ツアーだったんですよ。
るうさんたちと各地でレンタサイクルを借りて、いい上級生が走り回ってました。
バトミントンをしたり。私、球技はだめなんですけれどバトミントンはけっこうできます」
5.「New Wave-月-」(2014年)
スクリーンに写真が映し出された瞬間、るりかちゃんが吠えました。
「なんでこの写真にしたの?!」
司会者「ウィンクしているところを見ていただこうと思いまして」
るりか「ウィンクはいいけれどお口がダメでしょ!もっといい瞬間あったと思うな!!」
本気でぷんすかしているるりかちゃんがたまりません。
「主要メンバーなのに組長だったんですよ。なので千秋楽とかの挨拶もしました、この私が。
これからの予定や公演の紹介をするとき、いまはみんな副題も言っているけれど自分の判断で省略しました。
あと千秋楽のカーテンコールが長すぎて組長ということであとで怒られました。やんわりとですけれど」
司会者「カーテンコールでウェーブをしましたよね。ウェーブが客席の後ろまで行って舞台に戻るという」
「(覚えていない)しましたね。したんでしょう!」
6.「All for One」アラミス神父(2017年)
「みんな大好きだったよね、アラミスは。そういう印象。演じるというよりはキャラクターを押し出すという感じでした。
(少し考え込む)私、オブラートに包んだ言い方とかできないんですけど「All for One」って内容がないでしょ。
すぐわかる、子どもが見ても楽しめる感じだから果たしてこれでお客様に楽しんでいただけるのかと思っていたけれど、初日があけてお手紙とかいただいて「あ、これでいいんだ」って安心しました」
作品についての感想が正直すぎてびっくりしました。
7.「BADDY」スイートハート(2018年)
「みんな大好きだよね。男なのか女なのかという役で、男役の自分はかっこつけたいしこういう役をするのはどうなのかなと思っていたけれど、みなさんの反応を知ってから自分でも楽しめた。
脚を出すのは嫌だったけどそれもみんな喜んでた!(自棄気味)」
お散歩をしながら近くの方に「みんなスイートハート好きだからもう少し話そっか。なにか質問ある?」と突然マイクを向けられました。
突然だったというのにこの方が非常にすばらしい質問をされたのです。
「ポッキーの眼鏡は美弥さんの私物というのは本当ですか?」
「はい、私のです。あの眼鏡は「オーシャンズ11」でリビングストンをやったとき、いろんな奇抜な眼鏡を買って毎日日替わりでかけようと思っていたんです。
でもリビングストンってラップを歌いながら側転するんですよ。それが大変でかけ心地重視で(日替わりにできず)お蔵入りになってしまった。
そしたら彼女(れいこちゃん/月城かなと)が変な眼鏡を探しているというので、いやいや私持っとるがなと渡しました」
長い間非公式情報だったポッキーの眼鏡はるりかちゃんの私物だというのが確認された上に関西弁風味を聞くことができました。
この次の質問のお散歩中にも突然立ち止まり「ここからだとどんなふうに見えるんだろ」と話しかけられました。
「私、コンタクト入れてて0.8くらいなんだけどもっとよくした方がいいかな」
るりかちゃんの唐突なむちゃぶりに「せっかくなら」と非常に冷静に答えておいででした。
るりかちゃんのお話もおもしろいけれど美弥会の方もおもしろくて好きです。
8.さよならショー
「しくしくタイムはあるんですけれどあるからこそ、最初はドカンと始めたくて最初は「BADDY」の曲にしました。
みんな知っているし盛り上がるし、さよならショーはりょうちゃんがトップになってからの作品でやりたかったので、「1789」の「私は神だ」だけはちょっと前のなんですけれど、ここ2年くらいの作品の曲です」
それ以前の曲、星組時代の曲はディナーショーで存分に聞かせてくれました。
そういう曲の選び方も配慮があって好きです。
9.ディナーショー「Flame of Love」
「フレームオブラブのLのポーズ(親指と人差し指でLの字をつくる)がダサいとメンバーから大不評でした。
この間たまたまディナーショーのメンバーで集まる瞬間があって写真を撮ったんですよ。
フレームオブラブってくれたメンバーだから皆Lのポーズをしてくれるだろうと思って私はLを作って写ったんですけれど、あとで見直したら誰もやってないという」
このあと抽選コーナーがあり、Lを引くたびにLポーズをされていました。
深く長いお辞儀
最後の質問は17年間は長かったか、短かったかというもので、この答えから最後のご挨拶へとつながっていきました。
それについてはこちらで書いています。
最後にるりかちゃんは深々とお辞儀をされていました。いつまでもいつまでも。
そんなに頭を下げないで、るりかちゃんから貰っているものの方がずっとずっと大きいよ、と思いながら拍手をしました。
ご挨拶のなかで「初めてファンレターをもらったときのことは忘れらない」とお話されたり、
アラミス神父やスイートハート役など反応を気にされたり安心されたり、ファンの思いをちゃんと受け取ってくれていることが自然と伝わってきたこともこの上なくうれしかったです。
長いレポートになりました。
ヴィスタリアの美弥茶レポはこれで完結です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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