こんにちは、ヴィスタリアです。
星組「GOD OF STARS-食聖-/Eclair Brillant」を再び観劇してきました。
1回目は公演全体、作品全体を楽しみ、2回目は好きな生徒さんや特に惹きつけられた生徒さんに集中して観劇しました。
ヴィスタリアが星組で特に好きなのがみほちゃん(有沙瞳)。
今回1階後方下手側で観劇したのですがみほちゃんがよく見えてうれしい席でした。
しっかり者で友達思いで片思い中 タン・ヤン
「GOD OF STARS-食聖-」は孫悟空や紅孩児のいる天界から始まります。
みほちゃんは天女として華麗な中華風衣裳を着ているのですが、この後展開する本編の物語を連想させるかのようにせおっち(瀬央ゆりあ)と並んだり見つめ合ったりににこにこしたり、本当にかわいくて美しい天女様です。
淡いエメラルドグリーンの衣裳はこの冬上演されるバウ「龍の宮物語」のポスターを連想させ、ますます観劇への思いが高まります。
(なおチケットはまだない)
本編でみほちゃんが演じるのはアイリーン/綺咲愛里の友人で、ご当地アイドルグループ「パラダイス・プリンス」のマネージャータン・ヤンです。
タン・ヤンは「パラダイス・プリンス」のリーダーニコラス/瀬央ゆりあに恋心を抱いており片思い……というか両片思いのようなんです。
「GOD OF STAR-食聖-」は大勢の組子が舞台上に出てセリフでは語られない物語をあちこちで展開していますが、その一つであるタン・ヤンとニコラスの淡い、甘酸っぱい恋物語を観るのが楽しみです。
芝居の大団円となる数年後のタン・ヤンとニコラスはカップルになっていますがどういう紆余曲折があったのか、「ドラゴンボート」や食聖コンテストの場面でタン・ヤンとニコラスのを見ていると想像しています。
このときはまだ、タン・ヤンは恋心を自覚しているけれどニコラスは鈍くてまだそれほどではなさそうです。
だって「ドラゴンボート」ではお祭り騒ぎのなかで2人の視線が思わせぶりに交錯するのにニコラスはすぐ逸らしてしまって、タン・ヤンはちょっと切なそうにニコラスを見て指でハートマークを描くんです。
このときのみほちゃんのタン・ヤンが最高にかわいくて必見です。
また食聖コンテストは「パラダイス・プリンス」のメンバーとタン・ヤンが大興奮で応援しているのですが、盛り上がったニコラスとタン・ヤンが抱き合ってお互いはっとして離れるのですが、
メンバーの一人がニコラスの背中をからかい気味押すんですけれどニコラスの顔には「?」と書いてあります。
そんなメンバーも気づいているくらいなのに自分の気持ちには鈍感なニコラスとタン・ヤンの物語を想像して楽しんでいます。
ところでタン・ヤンの衣裳で意外性があってかわいかったのが友人アイリーン/綺咲愛里に彼女の母に会いに上海に行くよう背中を押すときのだぼだぼの黄色のパーカーにデニムのショートパンツのコーディネイトです。
網目の大きなタイツが紫色なのもツボですし(黄色×紫色の組合せが好きなのです)、ポケットに手を突っ込む具合もかわいくて、娘役さんらしいドレスの着こなしも素敵ですが、みほちゃんのこういう衣裳もかわいいと思いました。
「Eclair Brillant」きらめく美しさ
レヴュー「Eclair Brillant」は全体が美しくて大好きな作品です。
この日のプロローグの客席おりでみほちゃんが来てくれましたー!
近くで見るみほちゃんはやわらかな笑顔で、反対側を向くと背中の筋肉がうっすら見えて、お顔もお体も美しかったです。
このプロローグのみほちゃんのヘアアクセサリーが凝っていてすてきなんです。
アップにした髪の毛のラインを縁取るようなキラキラの飾り、ぜひ見てみてください。
(そしてプロローグの娘役さんたちの中ではひっとんのストレートヘアと後頭部のパールの飾りもお洒落で素敵だなと思います。)
中詰でみほちゃんはぴーすけくん(天華えま)、しんくん(極美慎)を引き連れて「おいしい水」を大人っぽく艶っぽく歌っています。
総踊りで再登場するときにはおろしていたロングヘアをアップにし、ネックレスもクリスマス系からドレスに合わせた水色のビジューになり雰囲気を変えています。
「ボレロ」ではみほちゃんは、ダンスか歌かで言えば歌の人だと思いますが、一糸乱れぬ群舞を踊り、手首の折り方なども綺麗だなあと思います。
またフィナーレの「極楽鳥」では魅惑の美脚のダルマにドキドキし、
黒燕尾のさゆみさん(紅ゆずる)と娘役さんとの場面ではまるで桜の花びらのような上品なドレスと美しいドレス捌きを見ることができます。
「Eclair Brillant」は作品の雰囲気もあり上品で淑やかでときに色香のあるみほちゃんを見られるのがうれしいです。
娘役の宝庫 星組で見たい作品
星組の前作「霧深きエルベのほとり/ESTRELLAS」では幕開きのビア祭りであったりショーの娘役さんだけの場面で真ん中にあーちゃんがいて、左右にダンスがうまい上級生のはるこさん(音波みのり)と華やかで美しいみほちゃん(有沙瞳)がいることが多くてなんて贅沢な美の三角形なんだろうと思っていました。
あーちゃんが今作で卒業されひっとん(舞空瞳)がトップ娘役になって、はるこさんがいてみほちゃんがいて、
下級生も「GOD OF STARS-食聖-」のアイドルグループ「エクリプス」をはじめとした美しくてかわいい娘役さんが揃っています。
そんな娘役の美の宝庫である星組で見てみたいのが娘役さんの役どころが多い作品です。
最近は別箱で再演されることが多いですが<柴田先生の作品ーーたとえば「哀しみのコルドバ」などどうでしょう。
花形闘牛士のエリオの昔の恋人で、いまは実業家ロメロの愛人となっているエヴァ
エリオの恩師の娘でエリオと婚約中のアンフェリータ
エリオの仲間ビセントと駆け落ちする人妻メリッサ
スターシステムでいえばエヴァがひっとんなのですが、役のイメージだけで妄想するならみほちゃんのエヴァとひっとんのアンフェリータが見てみたいです。
名曲「エル・アモール」を思い浮かべるとき、エヴァの愛人ロメロは誰か、アンフェリータに思いを寄せるフェリペは誰がいいか、あれこれ考えるのも楽しい妄想です。
海外ミュージカルなら、そしてできればこっとんコンビが若いうちにぜひ観たいのが「1789」です。
ロナンとオランプの物語を主軸にしてこっとんコンビが演じ、
マリー・アントワネットはぜひみほちゃんで!
ポリニャック夫人には歌に実力のあるなっちゃん(白妙なつ)、あるいはあんるちゃん(夢妃杏瑠)。
ロナンの妹ソレーヌは小桜ほのかちゃんとまめちゃん(桜庭舞)、役替わりでどうでしょう。
また娘役さんの役が多いという意味では上田久美子先生の「神々の土地」もいいのでは?とも思ったりします。
(あり得ない再演だと思いますが「神々の土地」が好きなのでつい妄想したくなってしまうのです。)
ドミトリーに思いを寄せ母を思いやり、追い詰められて思い切った行動をとる皇女オリガにひっとん。
ドミトリーが心を寄せる未亡人イリナにみほちゃん。
イリナの友人で一筋縄ではいかないジナイーダにはるこさん。
周囲とうまくいかず怪僧ラスプーチンに入れ込んでしまう皇后アレクサンドラ、そんなアレクサンドラをよく思わない影の権力者皇太后マリアと上級生の娘役さんの役もありますし、
ジプシー酒場で歌い近衛将校コンスタンチンと悲しい恋をするラッダもいます。
アレクサンドラはあんるちゃん(夢妃杏瑠)、マリアはユズ長(万里柚美)でしょうか。
ラッダは小桜ほのかちゃんか桜庭舞ちゃん。
ここに書いたのは妄想ですけれど、これからも星組とみほちゃんの舞台を楽しみんしていますし、まずは年末のバウ「龍の宮物語」と「ロックオペラ モーツァルト」が観劇ができるようチケットが取れることを祈るばかりです。
2020年2作目の星組本公演は超大作が来る?
妄想ついでに気になっているのが2020年の星組本公演2作目は大劇場も東京宝塚劇場も公演期間が長いことです。
それこそ「1789」のような海外ミュージカルの大作や話題作が来るのではないでしょうか。
105周年という節目の年ですしもしかして「ベルサイユのばら」とか…思ったりもします。
オスカルにことちゃん。ロザリーにひっとん。
マリー・アントワネットにみほちゃん。
アンドレに愛ちゃん(愛月ひかる)、フェルゼンにせおっち(瀬央ゆりあ)。
ヴィスタリアはぜひ「1789」が星組で観たいという大きな期待を込めてこれを書いていますが、果たしてどんな作品が上演されるのか楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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