こんにちは、ヴィスタリアです。
文春のアンケートを実施「推せるジェンヌ」「押せないジェンヌ
週刊文春デジタルがこんなアンケートを取るそうです。
文章の一つひとつを問いただしくなるような記事です。
(そもそも記事タイトルの「創立105周年アンケート」ってなんでしょう。
アンケートを取る内容と創立105周年にどういう関係があるのか意味がまったくわかりません。)
またヴィスタリアが記事を見た段階では「現花組トップスター」がれいちゃんになっていました。
きちんと確認してからアップしてください。
この記事を読んで思ったのは宝塚歌劇と「推す」「推し」という言葉は本当に相性が悪いということです。
今年の3月ころ、劇団の経営母体が「推し活」という言葉をつかった広告を打ったところ、ファンからの評判が悪くてすぐにその広告ページが消えるということがありました。
ヴィスタリアはかつてアイドルグループのファンをしており推しメンバーがいたこともあり、アイドルは推すもの、タカラジェンヌは贔屓にするものと実感しました。
宝塚歌劇とアイドルグループの違い
ヴィスタリアが一時ファン活動をしていたアイドルグループは宝塚歌劇の仕組みや言葉を踏襲しているものがありました。
もちろんすべてが一緒なわけではなく相違している文化もあり、たとえばアイドルグループでは当たり前のオマケ商法は宝塚歌劇はそれほど見かけません(まったく無いとは言いませんが)。
そしてその最たるものがアイドルグループのファンなかでよく見られた「アンチ」という概念ではないかとヴィスタリアは思うのです。
同じポジションを争う構図や人気投票をグループの運営側が提供している背景もあって、ある推しメンバーを応援しているファンは競争相手のメンバーのアンチであるということがよく見られましたし、
「アンチ」という曲さえあってある意味”公式的”なものでした。
宝塚歌劇にはスターシステムがありますが人気投票によるものではありませんし、「推せない」という逆人気投票ピラミッドを作るようなアンケートはそぐわないと感じます。
それをやるのが週刊誌なのかもしれませんが。
いろんな生徒さんがいて、好き嫌い、タイプやタイプじゃない、観る観ないがあるのは自由だと思います。
ヴィスタリアももっとがんばってほしいと思う生徒さんはいますが、それだって生徒さんが目指している男役像、娘役像からはずれたことかもしれず、安易に言うことは難しくて観劇の感想を書くときはいつも迷います。
しかし「推せない」理由を語り数値化して集計するなんていい気持ちはしません。
宝塚ファンとしてものすごく複雑な気持ちになりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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