観劇の感想

有沙瞳ちゃんが気になる(星組「霧深きエルベのほとり/ESTRELLAS」感想)

こんにちは、ヴィスタリアです。

星組「霧深きエルベのほとり/ESTRELLAS」の3回目の観劇をしました。

あともう1回、楽日付近に観劇する予定です。
いつもの観劇回数は1~3回(ライブビューイング含む)/公演ほどなので自分比で多めです。

今回の観劇で思ったこと、気づいたことなどを書いてみます。

1階前方どセンター 自分史上最高の良席での観劇は幸せすぎた

ヴィスタリアは舞台全体がよく見えるセンターなら2階最後列でも立ち見でも良席だと思っていますし、A席・B席で見ることも多いです。

今回の観劇は1階10列以内のどセンターという経験したことのない超良席での観劇でした。

夢のような3時間でした。

1階前方はオペラグラスいらずで、銀橋の真ん中にスターさんが立つとまっすぐ目線が向けられて、オペラグラスを覗けば汗の一雫や表情の変化までつぶさにわかるのですから。

しかもセンターなので舞台全体をしっかり見ることができます。

先日青年館で「群盗」を2列目サイドブロックで見ました。
舞台からの距離は今回の方が遠いですが、サイドから見るのと真正面から見るのとでは受ける印象は変わりますし、全体を見られる方が好きだと思いました。

有沙瞳ちゃんがかわいくて好きだということを再認識した

今回の観劇はオペラでロックオンせず(七海ひろきのお兄様が出ているとお兄様を見がちでしたが)全体を見ることが多く、いろいろな生徒さんが目に入ってきました。

なかでも目が吸い寄せられるように追ってしまったのがくらっち(有沙瞳)です。

いい役をしていたり目立つ場所にいるということとは関係なく、美しくて華やかさをまとったくらっちが舞台にいると気がつくと見ているという状態になっているのです。

まず「霧深きエルベのほとり」幕開きのビア祭りで くらっちの輝く笑顔がかわいくてときめきました。

青年館「キラールージュ」のロケットでも思いましたが、くらっちが楽しそうに踊っているときの幸せそうな笑顔が好きなんです。

歌も安心して聞けて、シュザンヌとフロリアンのデュエットもしっとりと沁みますし、ビア祭りのお兄様とのハーモニーも好きです。

ここの哀愁のあるメロディー、大階段でデュエットするお兄様とくらっちの前でことちゃん(礼真琴)が一人ステージで踊るという絵もすてきだと毎回思います。

有沙瞳ちゃんの振れ幅 シュザンヌの一筋の涙とショーの華やかな艶

「霧深きエルベのほとり」でくらっちはシュラック家の次女シュザンヌを好演しています。

宝塚GRAPH2月号の「麗花咲く」で「令嬢の役は初めて」とくらっちはお話されていました。

美弥るりか様の語る理想と現実(宝塚GRAPH2月号)おはようございます。ヴィスタリアです。 ※宝塚以外の趣味で遠征中のため、この記事は予約投稿になっています。 メッセージ、コメント...

「ドン・ジュアン」のエルヴィラ、「阿弖流為」の佳奈など強さ、個性のある役が印象に残っていますが、くらっちは清楚でおしとやかなお嬢様シュザンヌも自分のものにしていると思うのです。

姉マルギットの婚約者でマルギットを愛しているフロリアンに恋をしていることを告げ、同時に身を引くシュザンヌが一筋の涙を流していることに初めて気づきました。

フロリアンに恋心を告げながら自らその恋を終わりにしているシュザンヌの恋の終わり方はなんて悲しいのでしょう。

このおしとやかなお嬢様を演じていたくらっちがショーになると華やかで艶っぽく、大人っぽい雰囲気になる、この振れ幅、魅力のバリエーションの広さも好きです。

「自分を見て!」というアピール力が(中略)私にはまだ足りないんじゃないかと思っています。

「麗花咲く」でくらっちはこんなふうにお話されていましたが、ショーは濃いめにアピールされていて、中詰で男役さんと組んで踊ってもフィナーレで娘役さんだけで踊っても目を引かれました。

一方で七海ひろきのお兄様と組んでいる「スターライト」の場面は愛らしく寄り添っていて、お兄様と向かい合って手を握るところなど全身からお兄様への気持ちが伝わってくるようです。

アクセサリーやカツラのセンスも光っている

アクセサリーやカツラは生徒さんのセンスがでますし、宝塚歌劇の舞台技術の一つだとヴィスタリアは思っています。

今回のショー「ESTRELLAS」でくらっちがそのセンスを発揮していると思うのが中詰の赤くきらきらと輝くヘアアクセサリーです。

ここははるこちゃん(音波みのり)の額を覆うようなクリスタルのヘアアクセサリーも非常に凝っていて素敵です。

そしてくらっちは額側に赤いきらきらの大きめのヘアアクセサリーをつけ、アップスタイルの髪の毛全体に赤い小さなビーズ(?)
をちりばめています。

くらっちが後ろを向いたときこの赤いビーズがきらきらと輝いて一際目立つのです。

右の見ればはるこちゃんのクリスタルが、左を見ればクラッチのルビーが輝いていて、ダンス、華やかさもあわせて2人の星娘が見られる幸せを感じます。

手元の「ル・サンク」を見るとくらっちのこの赤いルビーのようなヘアアクセサリーは使っていないようなので、どこかのタイミングで変更されたのでしょうか。
(「ル・サンク」は舞台稽古を撮影されているとのことです。)

有沙瞳ちゃんの今後も楽しみにしているし応援している

くらっちの次の舞台「鎌足」も見に行きたいですし、今後のくらっちを応援しています。
この応援とはどう意味かといいますと。

有沙瞳ちゃんにはぜひトップ娘役になってほしいです。

花組から星組から舞空瞳ちゃんが組替えになり、舞空瞳ちゃんもトップ娘役にふさわしい逸材だと思います。

今回の組替えがどういう意味があって星組がどうなっていくのかはわかりません。

しかし実力も華やかさも美しさもあって表現の幅も広げているくらっちにトップ娘役ほしいと心から思います。

観劇の感想のつもりがくらっちのことばかりになってしまいました。
作品のことなどは改めて書けたらいいなと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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